見出し画像

Dag2 / Bezoek aan Nederland / 20230828

8月28日(月)、2日目の朝です。

ホテルの朝食。すごくおいしい。チーズ、牛乳、ミルクなどの乳製品が格別。
ホテルのフロント階にはダンキンドーナツが!ドーナツ屋としては心くすぐられる。


というわけで、今日からイエナプラン教育の研修がスタートです。

初日は、ドクタースハエプマンスクールという、オランダに200近くあるイエナプランスクールの中でも「模範校」とも呼ばれるらしい学校の見学へ。

こちらで30年近く校長をされていたリーンさん(大日向小学校の開校を祝う会にも来てくださった方です)が説明をしてくださいました。

「これがイエナプラン」とリーンさん
開いて見せるリーンさん

「皆さんからは、もしかしたら一見すると(最初のボールのように)カオスに見えるかもれしれない。でもそれは単なるカオスではなくて、すべてが(有機的に)繋がっていて、すべてがイエナプランを構成する要素です」「だからまずは最初の30分は教室をじっくり見てみてね」といったようなことを伝えてくれました。

というわけで、校内をたっぷり2時間近く、かなり自由に見学させてもらう。

可動式の家具が多い。とても多い
それぞれのグループの部屋の名前にもなっている動物のアイテム
スタッフの皆さんが働く部屋
図書室
トイレ
これも可動式のテーブル。カバグループ。
正面入口からの外観
計画表を熱心に見るみんな
茂来学園前半チーム
ドクタースハエプマンスクールの周辺はこんな感じ。
この街、バーレンドレヒトは人口4万人ほどらしい。


とても有意義な学校見学を終え、お昼過ぎからエヒテンにあるJASの研修施設へ移動。高速道路を乗り継ぎ、バスで2時間半ほど。

なんだろう、全体的にデザイン性が高いというか、うまく言語化できないが車のラッピングデザイン1つとっても「捨象」レベルが高い。全体的にずっとこんな感じ。
森へ(山は無い)
着きました。Het Bovenveen。
ウェルカムドリンク。施設の中にバースペースがある。

この施設をつくり、オランダのイエナプランのエキスパートのお一人であるヒュバートさんが歓迎してくださいました。

トイレのスイッチがシンプル
焚き火ができるようになってる
プール
2日目夕食。
自然と焚き火がはじまった

2日目は午後から時差ボケも解消されはじめだいぶ元気に!
3日目へつづく!

後日追記:
前半のイエナプランスクール見学もさることながら、後半の研修施設のつくりや設えにとても感動したのをよく覚えている。イエナプランのコンセプトがまさしく体現されているというか、いろいろな考えをもとにつくったらこうなるよね、が形になっていました。その多くは「説明はされない」のだが、見て、ちょっと考えたり察したりすれば、使い手によって自由に使える部屋や家具や器具があふれている。あちこちに椅子があってふっと息をつける。あるいは仕事ができる。あるいは仲間とおしゃべりしたり遊んだりできる。きわめて「人間らしい」造りに、いたく感動したのであった。またヒュバートさんの関わり方にもイエナプランのグループリーダーらしいふるまいが随所に見えた。過剰に説明しない。自分が率先して遊んで見せる。見守・・・等々。「イエナプランを体現する」ってたぶんこういうことなんだろうな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?