美容ディーラー・ミツイコーポレーション デジタルブランディングの金丸（35）です。
名古屋で生まれ育ち、新卒で2011年にミツイに入社。
5年間営業、6年間ユニットリーダーを務め、2021年に上司も部下もいない新設部署「デジタルブランディング」を静岡本社で立ち上げました。
2023年からは東京支社に身を移し、企画・戦略・社内外のDX推進を行なっております。

美容業界の経営者の為のビジネスメディア、「GAME CHANGE」第三弾は創業2年で20店舗展開する、若干25歳の経営者VANQUISH・中川俊樹氏が登場！

SNSでもポータルサイトでもない、新たな集客・求人方法"WEBマーケ”を駆使して「新時代の人が集まる経営」で急成長を遂げる中川氏。

中川氏からは
1.23歳で起業、創業2年で”4ブランドを20店舗展開'
2."WEBマーケ"を駆使した、新時代の人が集まるメソッド
3.講習費20万円！ LPで結果を出すノウハウが学べる”LP合宿”
3つのGAME CHANGEをお伺いしました。

↑インタビュー動画はコチラ

創業2年で20店舗展開

1998年1月8日生まれの25歳で、23歳の時に起業しました。
コロナ禍で緊急事態宣言が4〜5回目に発令された頃、2021年にオープン。
現在創業2年半でフランチャイズも含めて20店舗展開しています。

今、現時点でいうと何店舗かパッと、出てこないぐらいな感じではあります（笑）。

4ブランド展開

ブランドに関してはアイも含めると、4ブランド展開しています。
一番店舗数で展開しているのが「EXCIA」というブランドです。
WEBマーケを活用して、ホームページ・LPなどのWEBを使った集客・マーケティングをやっており、フランチャイズを展開しています。

もう一つは「DAO」というブランドで、ハイブランドサロンという位置づけです。
大阪・東京・名古屋など首都エリアに出していて、高単価でありながら、ハイパフォーマンスなプレイヤーをどんどん育成していくというブランドです。

あえて強みを持たない、それぞれの人間性を活かしていくレギュラーサロンとして「esu」というブランドで最近リリースしました。

もう一つは「PARIS CHILL」というまつ毛サロンです。

その4ブランドを「仕組みのサロン、ハイブランドサロン、レギュラーサロン」という形態で展開しています。
サロンの形態をちゃんと言語化して、ちゃんと形にしたものを、今どんどん広げていってるというような形です。

スピード出店の秘訣はWEBマーケ

美容室と"WEBマーケ”を掛け合わせたからこそ、今の形があると思っています。
他の美容師さんって、instagramとかSNSって使えるけれどWEBを使える方が少ない。
そこが、ブルーオーシャンで今の結果につながったターニングポイントかなとは思います。

WEBマーケとは、例えばGoogleやYahoo!などのプラットフォームに対して、ホームページ・LP・SEO・リスティング広告という様々な流入経路で導線を創ること。
どういう導線で、何を見せて、来店や商品購入という結果につなげていくことを全部ひっくるめてWEBマーケと定義しています。

その中の「LP」というものを僕は普段からたくさん作成しています。
それにより、お客様に来ていただく、お客様の求めているものを届けることができるようになります。

新たな集客方法

僕自身も昔はめちゃくちゃハントしたんです。
デビュー基準が「2ヶ月連続で30万円を自己集客」だったんですね
その頃、SNSで集客につながっている人があまりいなかったので、何で集客しようかなって考えていました。
紹介かハントが選択肢としてあったんですけど、自分の足で稼がないといけないのですごく効率が悪い。
もっと自分自身のレバレッジがかかるやり方はないかとすごく模索しました。
その時に、色んな業種や考え方に触れてWEBマーケという選択肢に辿り着きました。

顕在的なニーズにアプローチ

WEBマーケとSNSやポータルサイトは全く別物です。
WEBマーケは”こんなサロンがあったらいいな”と思って調べている、悩んでいる人の顕在的なニーズに対してアプローチすることができます。

SNSは興味があるかないか分からない人に対しても、乱立的にアプローチしてしまう。
狙ったところにアプローチできることがWEBマーケの特徴です。
広域的にやるのか、ピンポイントで狙ったところでやるのかで、広告費や精度も変わってきます。
SNSがダメという訳ではなく、やってる人も多いる中で、すぐに真似されてしまう。
WEBマーケは水面下でしっかり狙って届けることができる。
集客にちゃんと繋がっていくという違いはあるかなと思います。

LPとは？

LPとは、ランディングページ。
例えばGoogleで"髪質改善"って調べると、ウチの広告が出てきて、ページを開くと縦型で、下にスクロールしていくと文章や写真が出てくるようなページです。

構成としてはまず、"ファーストビュー"。
こういうサロンですよって分かる写真や文言があり、どういうサロンなのか
どういうことができるのかをしっかり記載していく。
この、LPの構成・順番がすごく大事で「何を見せるのか」「どこで着地させるのか」「どういう風に予約すればいいのか」「そのお店にしかできないことは何なのか」をしっかり表現することで、LPの効果を最大限発揮できます。
単に、LPを作ればいい訳ではなく、勝ちパターンっていうのがあるんです。
勝ちパターンに乗せてアピールしていくことが、すごく大事かなと思います。

LPでコスト削減

LPで得られる成果は「集客」と「求人」です。

求人に関しては、大手ポータルサイトを利用した際に発生する手数料などを削減できる。
尚且つ、広告費も自分で調整して求人をかけていくということができます。
自社内でやることによって、無駄な経費を削減できることも良いですね。
1人、求人を採れただけで回収できるんじゃないかなって思います。

集客に関しては自分自身で届けたい内容・項目を構築していくことができます。
ウチは平均単価1万円以上なんですけど、一人当たりの集客コストが5,000円以下。
もちろん、集客数に関してはエリアにもよるので、一概にどこのエリアでもできるという訳ではありません。

EXCIAでのLPによる成果

月間で言うと、1店舗でLPで150〜200名の新規集客ができています。
求人で言うと、中途採用で年間20名以上の採用につながっています。

集客がまずブレイクスルーして多くの方が来店されるようになり、スタッフが必要だと思いました。　
お客様を担当してくださる美容師さんを見つけていくためには、求人でもっとアクセルを踏んでいかないといけない。
そこで求人がまた増えてきた後に、じゃあ次は店舗を増やさないといけないとなりました。
自然摂理で、順番に「集客→求人→店舗展開」ができたことで、EXCIAって言う最高の形になったかなとは思います。

LP成功ノウハウを伝える「LP合宿」

LPの勝ちパターンや、作り方に関しては「LP制作合宿」で詳しくお伝えさせてもらいます。

https://forms.gle/EwEkRYxRj2Zekjiz6

「どうやってLPを作ったらいいのか」「WEBマーケって何なのか」みたいなことを一日に詰め込んで、僕が2年半やってきたことを惜しみなく情報提供します。
尚且つフィードバックもしていくようなセミナーになっています。

LP制作合宿で行うこと

2023年に東京・大阪で開催した時は両日満員御礼でした。
パソコンの触り方すら分からない方から、パソコンは軽く触ってるけどホットペッパーを更新するぐらいという方まで、幅広く参加されました。

そういった方々が、まずはLPを1から順に作れるようになる。

そして、広告運用の仕方、どうやって結果につなげるのかまで徹底的に教えていきます。

更に、各サロンの強みのブラッシュアップの仕方、表現の仕方みたいなところもしっかりお伝えさせてもらっています。
例えば、パーマ、メンズ、髪質改善、縮毛矯正、各サロンに強みとしているメニューがあると思うので「強みを活かすLPの作り方」をお話しさせていただきます。

その後、つまずいてることに対してのアフターフォローも行なっています。
今回の講習に参加していただいた方には、そこも特典として用意しています。
しっかり結果出してもらってこそ、価値があるセミナーになると思っています。

プロセスよりも、結果につながることを大切にしています。
作り方を学び、やり方と結果を得られるノウハウが分かったら後は、集客だろうが、求人だろうが、汎用性を持って広げていけるようになります。
LPも1つだけじゃなくて、2つ3つ4つ作れるようになる。
結果にコミットしていきたいですね。

LP制作合宿の受講費は20万円

僕自身、WEB集客にこれまで何1000万という広告費をかけてきました。
そこにかかった時間と、お金で得たノウハウを美容室のオーナーさんに提供していきたいです。
僕自身が得たスキルやノウハウを独り占めするのではなく、美容業界のスキルを上げていきたい。
WEB集客を身近にして、LPも自社で作れるようになり、マーケティングに取り組んでいる美容室オーナーさんがどんどん伸びていく。
そうすることで美容師さんの価値がどんどん上がっていき、美容業界全体の底上げに貢献していきたいと思っています。
僕としてはロープライスだと思っていて、その価値は計り知れないんじゃないでしょうか。

LP制作の相場

僕も一回だけ、自分で作れる状態でLPを頼んでみたことがあるんですよ。
そうしたら、50万円という見積もりが出てきて高いなと思いました（笑）。

一回覚えると、何枚でも作れますし、集客・求人・会社のページなど汎用性もある。
ページの追加や更新も、外注するとその都度料金が発生するが、自分で作れるようになれば追加費用は発生しないので、結果として20万円の講習費はお値打ちになると思います。

再来年までに100店舗展開

直近で言うと、来年、再来年で100店舗ぐらいはいきたいなと思っています。

人の成長とセットでやっていきたいんで、そこも考えながらやっていこうかなとは思っています。
僕が美容師を始めた理由は、美容室経営者になりたかったから。
美容室は、美容師とお客様の関係性があってこそだと思うんで、その場所をどんどん広げて作っていきたい。
美容師の価値をどんどん上げていきたい。
そういった想いで店舗展開をしています。

なのでこれからもEXCIAというブランド、それ以外のブランドを”美容師さんのステージを作っていく”という想いでもっと広げいていきたいです。
上限なくできるところまで挑戦してやっていきたいなと思っています。
しっかりお客様に喜んでもらう場所を提供していく、お客様に喜んで頂ける人財を作っていきたいって言う風に思っています。

あなたにとって、GAME CHANGEとは？

「今までの美容室の考え方や概念に捉われず、新しい風を吹かせていきたい」
美容師さんの価値ってなると、給与水準もそうですし、売上だったり、数字面のところも関わってくると思っています。
そう言ったところをどんどん上げていくっていうのもそうですし、新しいソリューションを加えていって、他の美容室ではできないチームを作っていく。
僕自身のエッセンス・考え方だったりとか、面白いクリエイティブなことを織り交ぜていく。
ソフト面とハード面でシナジーを作っていくことができると、今までにない美容室経営ができるんじゃないかなと思ってます。