青空と雲

約70年前の空の色

(約 800文字の記事です。)

これは記事によれば1950年のカラー写真らしい。いまから69年前、ざっくり言って約70年前のカラー写真と言うことになる。技術的にも貴重な資料だと思う。

70年前であっても、木々の色、空の色は、現代のそれと変わりない。当たり前だと思う理性に反して、この写真を見たとき、色々と衝撃を感じた。

出典を調べてみたがWeb上では見つからない。だがツイート者のアカウントや記載内容から見て信憑性はあると思うので、やはり70年前の写真なんだろう。

70年前の生活と今とでは、何が違うのだろう。もちろん70年前を生きたことは無いため想像するしかない。色々不便だったろうし、ネットがあるわけでも無く、スマホもないから、情報が少なかったのだろう。だがその時代を人は生きてきた。

対して今は情報が溢れている。それでももし現代人が当時にタイムスリップしたとしても、1ヶ月もすればなじんで生活しているのだろうな、と思った。

空の青さと自然の風景は、変わらないのだな。きっと原始人も夏の晴天の空を、同じ気持ちで眺めていたのだろうな。あるいは狩りの真っ最中で腹を空かせていたのかも知れない。それでも、だ。


空の青さは変わらない。


当たり前のようだが、不思議であり、衝撃的であった。過去の風景はセピア色じゃない。モノクロームでもない。今も昔も変わらず、同じなんだってことに、衝撃を受けた。目の当たりにすると、なんとも言えない不思議な気分になった。

私は過去の記憶や体験を、いつの間にかセピア色やモノクロームにしていたのではないか、そんな気がした。

掘り起こしてカラー化すべきなのかも知れない。美化や風化させてないで、今に結びつけるべきだ。そう思った一枚の写真。

たまにはTwitterでもいい情報の出会いがある。活用しようとすればいい物が必ず見つかる、そう思ったのでした。

今回の創作活動は約15分(累積 約953時間)
(339回目のnote更新)

読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊