紙と鉛筆

自分だけのコンテンツがあると強い

(約 2,300文字の記事です。)

なぜならば「風化しない」から。固定ファンができたときに、ファンにとってはとりあえずここにくれば(情報に)出会える、という場所になるから。

期せずして「強い」シリーズ2弾。完結編です(笑)

SNSコンテンツの寿命は短い。すぐに風化する。忘れ去られてしまい発掘されることがほとんどない。要は検索エンジンにヒットしない。あるいはヒットしにくい。

noteやブログなどのコンテンツは検索エンジンにヒットしやすい。なので長期的に運用し続けると存在感が出てくる。風化しない。これが自分だけのコンテンツを作って育て続けるメリットだ。

Twitterアカウントで何万のフォロワーとか何万のツイート数は、残念ながら検索エンジンにほぼ影響を与えないように感じる。キーワード検索で上位にTwitterのつぶやきが来ることはほとんどないし、来ても役に立たない細切れ情報だったりする。だからツイートはすぐに風化する。ツイートが検索エンジン経由で存在感が出ることはない。出るとすればTwitter内のみだが、Twitterの検索機能は強力とは言えない。実際、探し出せないことの方が多い。

Twitterに限らず、各種SNSにも似た傾向がある。そのメディア専用の検索エンジンならばヒットするかも知れないが、一般の人がそのメディアに辿り着いて、かつそれを検索するまでの可能性は、限りなく低い。それよりもGoogleやYahooにヒットする方が出会いの可能性は高まる。

*そもそもポートフォリオを大量生産できるなら苦労しない

ここでコンテンツって何なのよ?という話に。ここでいうコンテンツは、自分自身で生み出した成果物のこと、ということにしよう。なので、完成型を大量に作れるか、既にあるなら、ポートフォリオ置き場となるSNSを利用すればおしまい。以上です。それを見れば創作能力が分かるわけだからもう十分です。プロならそれでいい。

だが、そんなクオリティの成果物を趣味の活動で量産できるわけがない。ポートフォリオが少な目。ショボい。少ない。頻度も遅い。となるとポートフォリオ系SNSサービスは使いにくいということになる。

そんな不利な趣味の創作活動を、そんな腐った気持ちで続けて楽しいわけがない。投稿すべきSNSサービスには優れた作品がごろごろあって気が引ける。分かる。

ならば、ポートフォリオ置き場でもなく、SNSでもないサービスで自分のコンテンツを溜めていけばいいことになる。ブログとかnoteとか。Webページでもいいだろう。

やっと本題。

*自分のコンテンツは看板

フィギュアの凄い造形師や3DCGの有名な人でも、その人を検索してみると残念だったりする。HPやブログなど、その人を知るためのコンテンツをきちんと整備している人は意外と少ない。数年前から放置された残骸コンテンツだったりする。あるいは単に面倒臭いだけかも知れないけれど。でも、クリエーターが目に見えるクリエイト物を適当にするってのは、残念に思える。更新するか閉じるかどちらかにした方がいいだろう。

一方で、自分のコンテンツを作れない問題もある。
二次創作主体の創作活動の場合だ。

*自分のコンテンツを育てることの難しさ

はっきり言って一次創作以外NGだ。二次創作は権利に引っかかる。お目こぼしはあってもOKかNGかで言ったらNGだ。そうなると二次創作活動では自分のコンテンツを作れない。そもそも二次創作自体が「自分のコンテンツではない」からね。これが最も高いハードルだ。趣味の創作活動の人でも9割方はここで退散となる。

だから実際に自分のコンテンツを持ってい人は例外なくオリジナル創作だ。ねんど細工だったり小物アクセサリーであったり、絵であったりコンセプトアートであったり、いずれにせよ一次創作の過程を公開している人が多い。

そういうわけで、自分のコンテンツを持てない人もいるわけだが、できないことの理由に価値が生まれることはない

*続けられない人が多いからこそ続いてきた看板に価値が出る

noteを付けてきて分かったことがある。ほとんどの人は「続けられない」。それがクリエイト活動ならかなりの人が続けられない。3,4本投稿して沈黙する(笑)こちらからフォローしてもタイムラインにその後は出てこないことも多い。

続けるだけでも価値があると思うからこそ、せっかくだからきちんと自分の看板になるような物を蓄積型のメディアで続けていった方が自信にもなるし、検索にヒットしやすくなるし、自尊心や(小さいながらも)承認欲求が満たせる。結果的に幸せに生きられるなら、その方がいいじゃない?と思うのです。

創作活動をしたならば15~20分ほどnoteやブログに投資して自分の活動を蓄積していった方がいいと思う。振り返ったときにきちんと蓄積を確認できるメディアの方が楽しい。流しては消えていく情報よりも、自分自身にとって、後からでもしっかり残ってくれる情報の方が満足度が高い。

私が投稿数や創作活動時間のメモを付けるのも、そういった理由からです。思えば遠くに来たもんだ、をやりたいからです。

それをやるためにも堂々と公開できる一次創作にこだわっているのです。下手とか上手いとか関係ないし、似ているとか似ていないとかも無関係。可愛いかどうか、カッコいいかどうか、は私が決めます(笑)


さて、ここ2,3日、noteでの投稿が続きましたが、そろそろ時間を別のことに使いたいのでnoteでの執筆はしばらくお休みするかも知れません。
では~。

今回の創作活動は約1時間(累積 約1,081時間)
(348回目のnote更新)

読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊