Twitterっぽいアイコン

Twitterから距離を置くことのススメ(いいところだけを使う)

(約 2,000文字の記事です。)

ここ最近、意図的にTwitterの利用を減らしてみて気付いたことのメモ。

*Twitterは短絡的思考が加速する

140文字以内で伝えなければならないので、伝えたいことがシンプルになる。とここだけなら「要約力が高まる?」と思うかも知れない。その側面はある。だが、次に悪い傾向が始まる。それは、

*140文字で伝えられることだけを考え始める

ということ。短絡思考だ。本来なら、上記のコンボでいいたいことが伝わるはずなのに、連投を気にしてしまうため、結局は手段と目的が逆転して、言えることだけ発信するようになり、結局伝えたいことのためのメディアが、伝えられることだけのメディアになってしまう。事実、Twitterを眺めるとそういう情報量の極めて少ない投稿で溢れている。だから何時間眺めても何の情報も自分の手元に残らない。どうでもいい情報だらけだからだ。

*情報の質が低い

もちろんいい情報もある。だが例えば95%くらいはどうでもいい情報だ。他のいい情報の5%を探し出すための広大な投網だと思っていい。情報の質が低いのは最初に書いた通りの理由で、徐々に質が低下していき収束するレベルの情報は、その時々の瞬時的なものなので、質は低くなる。リアルタイム性に重きが置かれるためだ。だから後から参照する分には役に立たない。そしてそういうメディアでもない。

*Twitterに入り浸ってもあまりいいことがない

これだと感じた。Twitterに染まると短絡的、瞬時的、な情報発信が多くなり、後から役に立たない情報を一生懸命量産していることになる。これは一週間程度離れてから戻ってくると良く感じる。無意味な時間だな、と。

*情報収集手段としてはそこそこいいけど注意点もある

それは「有益な5%のための95%の投網・索敵網」だということを意識することだ。そうしないと95%のどうでもいい情報(娯楽)に飲み込まれてあっという間に時間を吸い取られる。フォローするユーザーを絞ってもそうなのだから、これには気を付けたい。

*お手軽なつぶやきも、一生懸命執筆した記事の更新通知も満足感が一緒だから危険なのだ

どっちの場合もツイートボタンを押すとある種の達成感が手に入る。だが、お手軽なつぶやきに大した価値などない。フォロワー数が膨大ならば、内容にかかわらずいいねが押され、通知が手元に来る。すると何だか自分が凄いことをしたような満足感を得られる(錯覚)。そしてTwitterにハマる。

だが一週間後、一ヶ月後、一年後、価値ある情報がいつでも参照できる形で手元に残っているのどっちか。言うまでもない。検索可能で後からでも参照できる手段の方が自分の資産になることは間違いない。それ自体がポートフォリオとなり得る。

(Twitterでも絵・画像に関してはポートフォリオになり得るけれども、文字情報だけではそうは思ってもらえないことが多い、と感じる。)

*いいねの通知は麻薬的

気楽につぶやいて気楽にいいねがもらえるから、大したことをしていないのに何だか他人に認められたような気がして嬉しくなる。この麻薬的効果が危険だ。noteのスキよりも遥かにハードルが低い。ちょっとつぶやくだけなのだから。

でも、Twitterのいいねやリツイートは、もらった本人が思っているほど重い意味がなく、ボタンをポチった人は軽い気持ちや気分で押しただけの可能性が常にある。そこを受け取った本人は自分に一番都合良く解釈するから、そこに自己肯定感が生まれて気持ちよくなる。これが麻薬的な理由だ。そして感覚が麻痺する。

*自己肯定感はTwitter以外から得るように意識する

Twitterでの自己肯定感を得ることはお手軽だから危険なのだ。そしてそれを沢山得るための行動は、後々無意味だと分かるまで続けていて、時間が無駄になる。

SNSじゃなくてもいいし、とにかくTwitter以外の何かで、自己肯定感を得られる手段を持っていた方がいい。そうすると自然とTwitterにかける時間が減る。読む量も書く頻度も減る。不思議なことに。なんかどうでもいいと感じる。逆にその手段がなくなると、ポッとTwitterが顔を出す。まさに麻薬的だ(笑)

*結論

Twitterにはいい側面も悪い側面もある。いい側面だけを利用するためには悪い側面にハマらないように常に意識してTwitterを利用することだ。この意識を忘れると一気に無駄な時間を過ごすことになる。上手く活用することが一番いい。

今回はTwitterをテーマにしたが、もしかしたらInstagramなどの特定のSNSについても同じことが言えるのかも知れない、と思った。


今回の創作活動は約30分(累積 約1,031時間)
(343回目のnote更新)

読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊