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38歳の失敗 ~試験不合格~

2021年2月10日、コーチングの資格試験の、不合格通知を受け取りました。コーチングを学び始めて2年間懸命に取り組んできたので、言葉に言い表せないくらいショックだったんですが、この経験を鮮度高く残しておこうと思います。きっといつか、この不合格が誇りになるように。

試験日は1/27でした。試験では、2名の試験官に対して15分のコーチングを1回ずつ、計2回実施するというもの。これまでやってきたことしか出ない方式の試験です。

この試験を受けるためには、正式な学習を始めてから最低100時間の有料コーチングの実績がないといけません。僕はというと、その時点で230時間以上は経験を積んでいました。基準の2倍以上。そのほかにも様々な練習を積んで、コーチング仲間からのフィードバックも上々。万全を期して試験に臨みました。

試験の場でも、やれることはやり切ったな、という感じで終えることができ、「これはまぁ受かっただろうな」とタカを括って合格発表を待っていたら、まさかの不合格。それはそれはショックでした。ショックすぎて21時に寝ました。

この不合格の理由は、ありがたいことに後日レビューの機会をいただけるので、そこでしっかり受け止めてこようと思いますので割愛して。「この不合格(=失敗)は自分にとってどんな意味があるんだろう」ということに目を向けてみます。

いろいろ考えてみて集約すると、この4つが体に染みて理解できた気がします。

1. 落ち込んでも事実は変わらない。自分で結果を左右することはできない。
2. 挑戦しているから失敗する。失敗してないってことは挑戦してない。
3. 挫折を知ることで自分の幅が広がる。
4. 失敗を経験したコーチだから、コーチングを受けてみたい人もいるかも。

1. 落ち込んでも事実は変わらない。自分で結果を左右することはできない。

今回の試験で、僕はやれることをやって臨んだ自負があります。正式に学習が始まって試験を受けるまで8か月、時間も精神もこれ以上ないくらい投下してきました。基準の2.3倍もコーチングをやった。しかも、そのほとんどは「はじめまして」のクライアントさんからお金をもらって実施した経験。知り合いにお願いして時間を稼いだわけじゃありません。

そのクライアントさんたちからも、意味があったとの声をもらって、実際に契約も継続してもらってきましたので、自分のやってきたことには自信があります。

それでも結果は不合格。そりゃ落ち込みます。なんだかこれまでコーチングを受けてくれたクライアントさんにも申し訳ない気持ちにもなる。

でも、そこで落ち込んだって合格になるわけじゃないんですよね。落ち込むこと自体は感情のケアにはつながりますが、ずーっと落ち込んでれば感情がケアされるかというとそうでもないです。だから、前を向くしかない。

と同時に、自分で結果を左右することもできないな、ということも改めて思い知りました。自分ができることはやるべきことをやることだけ。ショックはありましたが、僕は一生懸命準備してきた自負はあったので、「こうしておけばよかった」という後悔は不思議と、ほとんどありません(そりゃちょっとはある)。

結果に一喜一憂することなく、望まない結果が出ても落ち込むことなく、やるべきことをちゃんとやるしかないね、という思いに、改めてたどり着くことができました。

2. 挑戦しているから失敗する。失敗してないってことは挑戦してない。

今回、残念ながら不合格だったんですが、この結果が出るのは、当然ですが資格試験を受けたからなんですよね。失敗は挑戦の結果です。

もし、受験をしていなければ、こうやって落ち込むこともありませんでした。それは楽なことではあるんですが、どこにも向かってない、ってことでもあります。

失敗は挑戦の証。結果はコントロールできないので、挑戦の結果が成功か失敗かは、誰にも分りません。挑戦を押し付ける気は一切ありませんが、こうやって失敗を味わえたってことは、挑戦した自分をほめてもいいな、と思います。

3. 挫折を知ることで自分の幅が広がる。

この試験の合格率は正確にはわかりません。稀な失敗かもしれないし、多くの人が経験するものかもしれない。

ただ、この経験は不合格になった人にしかできないことです。一回で成功した人には経験できない領域にいる。それは実はとても貴重なことかもしれません。

しかも、合格の体験は、合格すれば必ずできます。僕は次は合格する気しかないので、その体験ができることは決まってる。数か月の差です。人生単位で考えたら大したことない。

おいしいものだって、食べたことがある人じゃないと、そのおいしさがわかりません。経験は必ず人の幅を広げてくれます。

僕は、人と違う経験をしたいと思って人生を歩んできました。そういう面では、今、自分らしい人生を生きられているのかもしれません。

4. 失敗を経験したコーチだから、コーチングを受けてみたい人もいるかも。

正直、コーチングの商売においては、一度試験を受けて落ちたことは、目の前ではプラスには働かないと思います。こうやってnoteに書いて宣伝するようなことでもないかもしれない。

コーチングなんだから、できるだけ立派な人からコーチングを受けたい、という人もいるでしょう。僕も正直、そういう人からコーチングを受けたほうが効果があるかも、と思う面もあります。

でも、立派な人から受けるコーチングは、クライアントさん側に、教えを乞う意識が残ってしまうかもしれません。そうなってしまうと、コーチングが機能しなくなる。本質的な変化に届かなくなってしまうかもしれません。

それが、失敗を大っぴらに宣伝してるコーチならどうでしょうか。クライアントさんが、ご自身の弱いところもさらけ出しやすいかも、と思って、なかなか言えない本心を伝えてくれるかもしれません。強い自分を取り繕ってる人も、失敗を公表してるコーチになら本心を伝えてくれるかもしれない。

僕は、そんな人にこそ、コーチングを受けて欲しいと思っています。だとすると、今回の不合格は、それを示すとてもいい機会になりそうです。

5. 最後に

正直、今回の不合格はとてもショックでした。でも、この事実をどう受け止めて、どう前に進むかは、自分で決めることができます。

こういうことはいろんなところで言われ続けていますが、今回の不合格を通じて、それを体験から伝えられたんじゃないかな、と思っています。

4か月以内に再試験があるので、次は、素敵な報告ができるように頑張ります。

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