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アフリカ大陸を踏み締めてNo.11【炎天下の運動会】

「10年以内にアフリカへ碁盤を持っていく!」
貯金なし、人脈なし、実績なしのフリーターだった男が
そう宣言したのが2018年だった。

それから5年、たくさんの人の力を借りて
調査としてついに2023年3月、アフリカの地へ!
3週間、布のおろしをされている現場を見学しつつ
どうやったらコミュニケーションが取れるのか
どうやったら仲良くなれるのかを考え続けた。
そんな奮闘記をご覧ください。

悪路とぼったくり


トーゴ渡航11日目
アニエ村の村長に会いに行く。
アニエ村は川を挟んで1と2があり
その間が車で1〜1.5時間くらいかかる
それぞれの村の間の道は95%未舗装
内陸部なので毎日35度越えの真夏日で乾燥しており
赤土の大地から舞い上がる土煙で車内はもちろん
僕たちの顔も真っ黒…
しかも、車に5人全員突っ込まれたから
後部座席は4人がぎゅうぎゅう詰め。
全く快適ではないドライブで常に上下にヘッドバンクしている。
もはやディズニーのインディージョーンズをずっと乗り続けてる感覚笑

村の役場に着いたら、タクシーの運転手がごねている。
1人2000CAFと言う話だったので、5人乗りで1万渡したら
何度行っても2万だ!と言い張る。
おいおい笑
ちゃんと1人ずつ指差して2000だよね?と聞いて5人数えても
2万と言い張る始末…
1万渡してさっさと役場に入って行ったけど
ボッタくるにしても、もう少し工夫すればいいのに

村長まさかの大遅刻


アニエ村に着いたら村長が10時待ち合わせだったはずが
なぜかお隣のベナンに行っており不在!
まさかの遅刻笑
中須さんが頻繁に連絡を取って何度も
10時だからね?と確認をしつこくしていたのにも関わらず
その時間にいないのは、アフリカンタイムってことで笑
仕方ないので、現地の畑を見せてもらう
にしても鬼の炎天下…
車も蒸し風呂だから本気でしんどい

この日はあまりの暑さに初めてお昼が食べれなかった😱
毎日、毎食2.5食分くらい食べてたので反動もあるかも…
水がぶ飲みしたら復活したから恐らく軽い脱水症状

炎天下の大運動会


カフェでお茶して市役所で待つことに
15時には来ると言いつつもまだ13時30分…
役場の入り口を見ると子どもがタイヤを転がして遊んでる
これは、遊ぶチャーンス!

ということでけん玉を持って役場の外へ
アニエ村の2にはほとんど白人が来ないから
いるだけですっごく目立つ。
日本で言うなら山奥の村に突然めっちゃデカい黒人がいるようなもの

そこで日本一周を披露したらすぐに食いつく子どもたち


1人始めると2,3人よってきて
最後は5人単位で増える。


暑すぎるせいかパンイチの少年も多数笑

雲ひとつない炎天下の中まずはけん玉
そして何人かがサッカーを始めると僕も混ざる。
誰にパスしても全員僕に返す
ひたすら走り続けることに笑
雲ひとつない快晴で気温は39度くらいまで上昇
汗だくだくになりながら、走り回って水も飲んでいるけど
面白いのは、子どもたちはほとんど汗をかいてないし
飲み物も飲んでない。
身体の作りが違いすぎて面白い
子どもたちも滝のような汗をかく僕を物珍しそうにみてました笑



1時間30分くらいけん玉とサッカーで汗だくになって死にかける…
小さい子は集まってもけん玉もやりにくいしサッカーもできない
なのでバックに仕込んでおいた折り鶴をプレゼントしたら
みんなくれくれと手を出す。
最後は全員に折り紙を渡して折り鶴チャレンジ
さすがにほとんどの子ができない
僕も子どもの時できなかったなーと
懐かしい気分になりました。

言語は日本語で押し通したので
子どもたちが覚えたのは
「そうそう」
僕がけん玉でも折り紙でも連呼してたから笑

村長到着と約束の鯉のぼり


結局、村長が来たのは15時45分くらい
5時間遅刻を悪びれないのはアフリカンタイムなのか笑



村長には持参した浴衣と茨城の子からいただいた鯉のぼりをお渡ししました。
この鯉のぼりは、東京から京都へヒッチハイクした時に
乗せてくれた男の子の友達で、僕の話を聞いたらぜひ鯉のぼりを
持って行って欲しいとのことだったので村に寄贈させていただきました。
時間的に鯉のぼりをかける時間はありませんでしたが
どこかのかのタイミングでアフリカの空を鯉が泳ぐことでしょう🎏


ついでに、浴衣も寄贈。

村長さんとのお話は1時間強で終わりアニエ村1へ戻る
またもや1時間ほどのアトラクション
沈みゆく夕陽はすっごくエモかった笑

12日目はゆっくり市内散策になりそうです。

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