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日本人糸くず論!

近々、久々のゴルフが決まったので
練習すべくゴルフ練習場へ行った。


途中、路地があり
最近私は自転車を押して歩くのに
ハマっている。
(できるだけ座らずに立って生活をする健康法)


カゴに何本かのゴルフクラブを
刺して(もちろんバッグに入れ)
ゴルフクラブが倒れないように
肩に棒の部分を乗せて
自転車を押していた。


すると向こうから同じく
自転車の(向こうは乗っていたが)
おじいさんが通ってきた。


私は止まり、
彼が先に通ってもらうために
待っていた。
私が譲った形だ。

そこで何かまた思い付きが
閃いてしまった…


【日本人糸くず論】である。


日本人というのは、
どこかで自分は"糸くず"くらいの
小さくて吹けば飛ぶような存在だと
思っているところがあるのではないか。

全面的にではなくて部分的にではあるが。

そう思っているからこそ、
相手に道を譲る事もできるし
謙虚でいられまた、
他人を立てる事ができる。


自分はまだまだ未熟な存在。

これこそが日本の精神だとハッと
思ってしまった。


というのも、
昔あるシンガーソングライターの話があり

駆け出しの頃に
芸能事務所に呼ばれた
そのシンガーソングライターは
社長室か応接室かに通されて
その事務所の歌手に曲を提供してほしいと
社長さんに頼みこまれて
ソファのところでその
シンガーソングライターは

「私は糸くずみたいに小さくなっていた…」

というのを思い出したからだ。


この"糸くず精神"というのは
日本人には備わった

今の言葉で言うところの
デフォルトではないだろうか。


別の有名人の話でも
自分がチリとかホコリ(埃)に
でもなったかのような
謙虚な気持ちが大事だというような事を
言っていたし。


マイナス思考が行き過ぎると
良くないのだろうけど、

ある程度のしとやかさ
つつましさ
へりくだり
謙遜
などは日本の美徳。



日本独自の感覚であろう。


だから外国へ行ったらそれは理解されないだろうし、


それらの美徳を今の若い日本の人が
わからないとは思わない。

ヒトの習慣や文化は
長い時間をかけて育まれたものだ。

ちょっとやそっとじゃ揺るがないものだと
私は考えている。
遺伝子に組み込まれているはずである。


ちょっとこのnoteでも
私は問いたい。


【日本人糸くず論】


いかがだろうか…。

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