安否確認と7年後
「逃げ恥」のみくりさんもいいが、「空飛ぶ広報室」の稲葉リカが好きだ。
このドラマの最終回では、主人公の自衛隊員が大地震発生時に、自分の無事をメールで真っ先に恋人のリカに伝える。
その後、離れ離れになってしまった二人だが、2年後に彼女が当時使用していた携帯電話を仕舞っていた箱から取り出して、彼からのメールを読み返す場面がある。
ドラマの設定では2年だが、現実は既に7年経ってしまった。
四十代半ばだった私も五十代半ばになり、当時それなりには抱いていた夢も徐々に削ぎ落としてきた。
あの日、私がメールで真っ先に無事を伝えた相手の人は、今どこかで元気に暮らしているのだろうか…。
ガッキーには全然似ていなかったけれど。