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月影太陽光発電所 定期メンテ第2回

 素浪人エンジニア月影です。今日は、朝から小雨。。ウォーキングもできず朝から、ワーキング・デスクの清掃。。。ようやく片付いたのが今。
疲れちまったので、今日はエン爺也月影のゴールデンウィーク無駄ばなし。

・無駄ばなし①
 月影は、電機・電子系の4流エンジニアだったので、SPICE使用歴はネット・リストで書く時代に触っているのですが、太陽光発電関係は予備役になってからです。もう、FIT時代のピークは過ぎていて、昔日の各社システムのおもり役も、月影爺の役割でした。
 お城の屋上には、各陣営の新旧太陽光発電システムが設置されていました。当初は、どこの陣営の性能が良いかの比較目的だったのですが、時代は性能からコスパ競争しかない世紀末状態モードたったので兵糧もとぼしく、中古電力計などを他戦線から廻していただいて、旧型電機系エンジニアらしいOUTPUTに励んでおりました。
 パワコンの中身さえ触らなければ、太陽光発電は電気的には中電力・中電流レベルの領域ですし、ハイブリッド自動車で用いる部材で計測部は作れ、流行りの安価なマイコンボードを用いれば、アラ簡単。。便利な時代。
 住宅用~メガソーラーまで基本的には、太陽電池モジュールの直並列アレイが大規模なだけで、パワコンだって容量UPするだけです。また、日射変動するといっても、精密電力計さえあれば、数10msec単位で高精度計測しても、EXCELで十分処理できる範囲のシステムなので、エン爺也で十分!
 屋外観測もフラッシュメモリもあれば、金さえあれば無線通信網も使えます。ただ、一番の問題は、どこまでいっても日射計確度。よく、衛星観測とか、近傍の発電システムとの比較とかで診断しますとか言いますが、ソーラシミュレータで放射強度むらが、±2%ですよ。。エン爺也は???AI?
太陽電池モジュール出力温特:-0.25%/℃~ー0.45%/℃への、パネル温度補正技術を知ってる? 故障診断だけで劣化診断じゃないッテですかね?
 ・無駄ばなし②
 そんなこんなしてエン爺也は暮らしていたのですが、ある日のこと、太陽電池パネルの黄砂に気が付いたとさ。。早速、大昔のパネルと、近頃のパネルを見ると、あら不思議。最近のパネルは下部で雨水が流れる構造になってるじゃないですか。
 こりゃ、観測結果に誤差がでるわいと思って、清掃前と清掃後の発電性能を、自前計測システムで計測して見たとさ。
 なーんと結果は、出力電力UP:0.2%! プロに聞いて見ると、よく計測できましたね~、『そんなもんすね!』と太鼓判。
もう、2度と清掃はしないと、天にむかって誓った月影でした。
(0.2%がわかる月影爺がスゴイ! と想うところですよ、ココ)

では、みなさまも良いゴールデンウィークをお過ごしください。
お時間のある時に、またお立ち寄りください。
良い天気! う~ん、発電抑制かな。。きっとだね九州....

素浪人シルバーエンジニア 月影四郎と申します。幕府学問所を卒業後、仕官したお城づとめも終了し、素浪人として歩き始めました。  皆さまに楽しんでいただけたらとふと思いたち、徒然なるままにnoteデビューした次第でございます。