見出し画像

冒険者とダンジョンロード達

ここではバラザールに集う冒険者とダンジョンロード達の事を記す。冒険者名鑑とダンジョンロード名鑑は編纂中であり、新たに書き加えられていくだろう。

冒険者達の出自は様々だ。一攫千金の盗掘師まがいもいれば、聖遺物を求める聖騎士まで多岐にわたる。しかしバラザールのダンジョンと周辺地域は非常に危険な土地であり、単独では目的を達するのは難しいだろう。彼らは新バラザールで仲間を集い、協力して探索をおこなう。そんなバラバラな目的を持つ彼らを率いるのは並大抵の事ではない。強力なカリスマ性や、意見の違いを黙らせる腕っぷしの強さや、賢明なる判断力をもつ者がリーダーとなる。

ダンジョンロードはバラザールの迷宮や廃墟、西の沼地などに巣くう悪の魔術師や戦士達だ(稀に善のダンジョンロードとも遭遇するだろう。その時は君を助けてくれるかもしれない)。彼らは古代バラザールの魔術や、財宝など目的は様々でダンジョンの支配階層を広げる為に互いに争っており、同盟や裏切り行為が常に行われている。バラザールのモンスター達もダンジョンロードの動きには常に注意しており、強力な人物の配下に付く事が多い。


ダンジョンロード「ダナケリオン」

(プレイヤー:ナグ)

貴族の母の私生児として隠者に育てられた過去を持つハーフエルフのコンジュラー。生い立ちからエルフ族を深く憎み、悪の道へと落ちて行った。師である呪術士の隠者より亜人達とのコミュニケーション方法を伝授される。性格の悪さが滲み出た凶悪な面構えだが、案外と声には魅力がありマインドトリックに役立っているようだ。


ダンジョンロード「イーズリー」

(プレイヤー:エイジ)

蛇神の僧侶。ダンジョンのかなりの階層を支配下においているが、沼地にも支配力を持ち、リザードマンの部下を引き連れている事が多い。目的は謎に包まれているが、少なくとも善なる種族の敵である事は間違いないだろう。強力な魔法の杖を常に持ち歩いており、そのイーズリーの力の源だとも言われている。



ダンジョンロード「チャンドラ・シャー」

(プレイヤー:ツキカゼ)

チャンドラ・シャーはテシュの宮廷魔術師であったが、スルタンから魔法のランプと莫大な金を盗み出してバラザールにやってきた。この地でダンジョンロードとしてさらなる力を得るために。


冒険者「ホロウェイ」

(プレイヤー:エイジ)

ハーフオオークの冒険者。根っからのならず者で金次第で邪悪なダンジョンロードに雇われたり、悪の冒険者を率いて略奪を行う。彼を雇いたければ新バラザールの酒場「ブラックアロー」に行くと良いだろう。冒険中の裏切りには用心せよ!


冒険者「”黒騎士”コンラッド」

(プレイヤー:ツキカゼ)

素性の知れぬ謎の騎士。邪悪なダンジョンロードの護衛として雇われる事が多いが、魔術師を雇い自らがモンスターを率いてバラザールの廃墟やダンジョンの深層を探検している事もある。その緑色に鈍く光る剣は聖騎士でないと真価を発揮しない聖剣だという噂が囁かれている。


冒険者「”鋭き”ギルドラム」

(プレイヤー:ツキカゼ)

エルフの魔法戦士。仲間と共にバラザールにやってきた。攻撃魔法、防御魔法、剣技をそつなくこなすので、メンバーから重宝がられる。かなりの食通で日誌に土地の名物の感想を書き込んでいる。”鋭き”というあだ名は剣の腕前よりも辛辣な口の利き方によるもの。


冒険者「サー・ウィルハム」

(プレイヤー:エイジ)

太陽神ソラーナの聖堂騎士。戒律に従い5年間の探索の旅に出ている。旅の途中で発見した魔剣ヴォーパルブレードを愛用しており、片時も離そうとしない。教団の異端児であり、素行がたびたび問題となる。口癖は「サーを付けろよ〇〇野郎!」。


冒険者 「デュラハン・ドッド」(ローグ/アサシン)

(プレイヤー:ナグ)

パラディン"ファーレンハイト卿"とは旧知の仲でまだ騎士として認められる前からの相棒。ドッドはファーレンハイト卿の出来ない汚れ仕事の全てをこなし裏から支えている。
剣の腕前は二流だが、ナイフ捌きと毒の扱いには定評がある。彼が(予備動作である)右目を細めたら要注意だ。


ダンジョンロード「サビナラ・ヤガシェンカ」(リッチ)

彼女は自らその命を切り離して不老不死となった高僧で、あまりにも長い人生の「生前の部分」を知る生者はいない。

沼地の地下に広がる廃墟にアンデットの都市を構築し、失われた文明の発掘に邁進している支配者の一人で、地下都市の覇権を奪い合っているライバルの貴族(ヴァンパイヤ)達や、地上部分の沼地を手中におさめるリザードマン達とは敵対関係にある。

地下ではその魔力によりいくつかの姿を持つようだが、魔力の及ばない地上ではおぞましい老婆のミイラの風貌となる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?