『雨はどんな色だった…？雨はどんな匂いだった…？』

問いかけるようにコンサートは始まる。

初めて曲を聞いた時、なんて素敵な問いかけだろうと思った。
どの軸にいる"自分”から見た雨の世界なのか、分からなかったからである。

『コロナ＝雨が止まない世界』が終焉を迎えた世界なのか。
それとも『雨が止まない世界』だからいつの間にか雨の色や匂いが分からなくなったのか。
特別なことではなく、ただ淡々と忘れていく想い出と同じ様に記憶の重なりの中で忘れただけなのか。

色々考えられるし、様々な感情が受け取れるなぁと思いながら、コンサート会場は雨の音で一切の日常が消えていった。

素晴らしいバンドの曲の洪水の中で、少しだけ悲しい、少しだけ寂しい、そしてどこまでも優しく丁寧にキャストさん達の声が響いていく。

それにしても、西川さん桑原さんってガチで天才なのでは？と思ったこのコンサート。
嬉しいことにマチソワ両方参加出来た。


最後の方で西川さんが、聞いた方に取っての「"ソングサイクル"とは何か、どういう意味なのか」を客席に投げかけていらっしゃった。
受け取った側が各々意味を考えたり、感じたままにしていいらしい。

なるほど。
「このアルバムや曲を忘れずに人に勧めたり、ずっと心に置いておいてね」というメッセージだと受け取った。

今後考えもしないような展開を考えていくと話はされていたから想定してみるとしたら

①2回目雨コン開催予定
②凄いぜ、全国ツアー
③セカンドアルバムの展開
④曲に合わせて舞台（お芝居）化
⑤参加人数、キャスト増加
⑥まさかの世界進出

などかなぁと思っている。
（私の考えていることなんてとっくに考えられているであろうから、もっと突飛なことなのかも知れない）


マチネソワレ共にとても良かったし、一部僅かな音やハモリのズレは確かにあったけれど、それも生の舞台やコンサートの味や醍醐味の一部だった。
※マチソワどちらに優劣をつけるかは各自好みの問題なので、特には言及しない。

ではでは、箇条書き（マチソワ混在）にて、感想を備忘録的に羅列してみます。
※ゆうみちゃんのファンなので、彼女中心の感想です
※ネタバレがありますのでご注意下さい
※順不同です


・最初のライトは絶妙な柔らかい青、ずっと雨の音が会場を包んでいて、もの凄くおしゃれ
・各トークが長いと鳴る雷（二段階で最終的に大きな音になるらしい）、思いついた人すごいと思った
・そもそも大手町三井ホールがおしゃれすぎでは？良い建物ですねぇ
※ちなみに会場内は撮影禁止なのでホールのロビーから撮った夜景がこちら。ホールではこれをバックに歌っていた。素晴らしいの一言である。

・ギターの方が体調不良により欠席（お大事に…っ(´；ω；｀)）となっていたけれど、そうとは感じさせないバンドの方達の音と張りのある響き渡る音楽が素晴らしい、拍手喝采。
・全てのキャストさんがご自身の持ち味と個性を生かした歌を歌われている
西川さんが話を各キャストさんに聞く度に、「この曲難しい」とお答えになる方がいたけれど、
歌ってる方の姿を拝見すると難なく歌われている（ように見える）のでそうにはとても聞こえない………けど、難しいらしい…？（いや、私は素人なので当然難しくて歌えはしないけど）
・神々しいライトを浴びて歌う染谷さんが歌う狐雨を浴びる観客
・畑中さんと麻里さんという歌が上手いカエル達の気持ちを初めて学んだ気がするの＼(^^)／
・昆さんの会場を一気に持っていく力の強さ、ノリノリで楽しすぎた。
「頭空っぽにして」の振りが可愛すぎ、多分子供達と同じくらい可愛さがカンストしていた。
・突き刺さる演技派歌うまキッズのキャストさん達によるBlue Blue Earthの「愚か」「学ばない」人間（大人）への問いかけに心が刺されまくって流血して俯く大人（つきね）
もう、刺さりすぎてナイフが抜けませんでした……うううorz
・NEWS!NEWS!NEWS!をバンドで押し出したの大正解！大興奮の最高潮でした…！！
・マッドサイエンティスト味が深すぎる壮麻さん、インテリ眼鏡のイケオジサディスティック（褒めてる）で、最高に好み過ぎたんですヨ…
軽率に惚れましたよね…やばば（メロメロ）
お調べさせて頂いたら62歳で完全にストライクゾーンでした…、一晩だけ、も、弄ばれたい_(´ཀ`」 ∠)_（つきねはおじ専です）
・直さんの会場を持っていくヤバめのかっこよさと強さが本当に凄かった。
声とテクニックがもう凄すぎる…‼️
・ゆうみちゃんの表現力の奥深さはこの日も天井を知らなかった。
というか、歌う度に進化されている気もする…？
同じ表現は二度と出来ないと本人がおっしゃってたのは、このことなのだろうか…？？
静かな目の奥の困惑や決意や諦め、現実への放棄、それでも何処か強く在る意思…色々な感情が混ざってる、まさに雨の日の世界の反射みたいだった。
泣いてるゆうみちゃんの中に確かに"雨"が降っていたなぁ_(:3」z)_
そして、当たり前だけど相変わらず顔小さいし手足長い（子供のキャストさんと同じ大きさだったんですよ…？え？現実？？）し、お人形さんの様なのに、溢れる声も表現も空間をゆうみちゃん色の雨音にしていくという……天使とか女神かしら？（知ってた）
マチネは震えて、ソワレはとても泣いていた…なによりも、

大手町に"戻る"ことで『東京漂流』は完成された

そしてそれは、ソワレが完成形と思えるぐらいの美しい曲に仕上がっていたのだ。
この先にも聞く機会がもっとあると良いなぁ…(^^)
ちなみに他でゆうみちゃんが可愛かったのは

①マチネでトークを止める雷の音を拍手の音と間違えるゆうみちゃん（存在が可愛いの極地）
②ソワレで雷でトーク巻くよう指示があった後の早送りの口調になるゆうみ氏と西川氏
→話がww面白過ぎて何もww入ってこないよwww
③「ゆうみ」「たいき」ってお互い呼んでるんですね…仲良しですね、もっとやってくれさい（ニヤニヤ）
④お正月にあまり話していなかったせいか、ついついお話ししてしまうゆうみ氏、暖かく見守る西川氏が好きすぎる…
⑤「へぇ！へぇ！」って強めに江戸っ子みたいに言い始めるゆうみちゃんに顔を覆った。
唐突におもしろすぎませんか…天才か…？？

である。
・ちーちゃん可愛い！ちーちゃんずっと可愛い！！みいしゃさんは天才…！！！歌うまままま！！
私マチネ後に、某コーヒーショップで遭遇致しまして…パンケーキ楽しんでたら、みいしゃさんがラテ買って戻られてた…はああ芸能人って美しいなぁ！
・雨が止まないことにより、海面上昇で需要が増える仕事も確かに有るよなぁって思った。
新たな視点だったよ…西川さんって本当に頭がいいですね(^^)
・山野さんの優しい包み込む様な歌い方でほんわり染まる会場
・彩花さんの一人の女性としての感情への演技力と表現力、涙出て来た
・梨絵さんと山野さんの素晴らしいデュエットはソワレで完成していらっしゃった気がする、これまた表現が昼夜違ってるんだよねぇ…
・マチネ最後の演出も神だった…雨上がりの空みたいな景色だったよ
例えて言うなら会場は雨なのに、遠くの見える空は晴れてて雲の流れ的にもう直ぐ晴れそうみたいな感じ（ねぇ、これ伝わる…？）
いや、会場を見た時に演出はこれを使うんだろうとは正直思ってたけど、号泣につぐ号泣ですよ😭

多分逆光の関係上、舞台上から客席見られたと思います…が、客席で盛大にえぐえぐ泣いてた女は私です………まじでごめんなさいの世界…

雰囲気壊してたら、本当にすみませんorz

・ソワレも雨の夜の中の終焉があまりにも美しかった。
外は雨は降っていないのに浮かんでいる夜景を移す大きなガラス窓に雨の雫が落ちているようだった。
・全体を通して、様々な音程で歌う『雨』という言葉が、ポタポタ落ちる雨そのもので雨は外は降ってなかったのに、まるで窓を雨が伝っていくようだったなぁと思っている。
・皆で歌う時ニコニコのゆうみちゃん、特にお子さんとニコニコしてた😇
子供さんにも好かれる天使さんですね…（スタンディングオベーション）
・カテコの時に、壮麻さんがゆうみちゃんをエスコート（？）してたんですけど…っ？（ジタバタ）
イケメンのおじさまとゆうみちゃんの組み合わせ萌え過ぎるんで、いつかまじでイケオジ執事×お嬢様とかやって欲しい（雨コンにまるで関係ない欲望）
・皆でお手手繋いでお辞儀する時ゆうみちゃんと荘麻さん、恋人繋ぎしてた…！！（もう荘麻さんとゆうみちゃんの組み合わせにときめきしか感じなくなった女）
私得すぎるよねえええ！カテコでの接点をありがとおおお！！
・捌ける時子供達の間に入るゆうみちゃんの先生味がすごく尊かった🥹🙏
子供達の頭なでなでしてたんよ…素敵なお姉さん…！！
・マチネは『ビニール傘越しに見る雨の水滴が七色に光る世界』、ソワレは『夜のビル街の水溜りにネオンが七色に反射する世界』だと感じた

あまりにも良すぎて、マチネのみ即アーカイブを買ったのだが、
我慢できずにソワレもアーカイブ買ってしまった…orz

エンドレスで通勤も含め繰り返しまくってるので、完全に中毒である

だってどちらの表現も大好きなんだもん…(´；ω；｀)選べないよぉ…

あとグッズ可愛い。
傘につけるチャームってなんやねん。可愛すぎるやろ、サイズも好き。
複数買って一つはパスケースにつけた。


ちゃんと傘にも使いますよおおお、でもなくすの怖ーーーい😭

年始から素敵で感動的で、"良き音""良き世界観"に包まれた素敵なコンサートにマチソワ参加できたこととても嬉しかったです。

そして、ゆうみちゃん（推し）充出来て、本当に幸せでした♡

つきね🌙