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当たり前に通っていた「場所」 当時は異質?な「環境」

私は小学・中学の約9年間
福島県いわき市にある「サンフレックス・ユナイテッド」というサッカークラブで育ちました

クラブ自前のグランド

そんなクラブは本日はもって解散
そして毎日通ったこのグランドも工事が始まっていきます


今日は 2022年3月31日
本当は訪れてほしくなかった日でもありますが、そんなことは無理も承知で、ただただこの日を迎えたので自分で忘れないためにも書いて残します

田舎いわきにて、当時は異色のクラブチームで
部活の先生から「選手を奪うな」なんてこともあったそう
(今となってはクラブ中心 ※部活関係なく今でも選手争奪戦はある模様)
(誰のためのサッカー? 活動なのか)

ましてや自前のグランドを持つなんてことも異例

というのも
名前の通り、当時のサンフレックス永谷園が母体となってクラブを運営されていました

協賛企業一覧


自分が来ているユニフォームに「なんかロゴがついている」
なんてこと当時はなんとも思わなかったし
今となってはクラブの在り方に感銘を受けるのです

卒業記念でいただいユニフォーム

育成年代のクラブチームにスポンサードして
ウェアにその会社ロゴが入っていて
なんて今となってはよく耳にすることかもしれませんし
ふーんと思うかもしれませんが
田舎いわきとしてはおそらく異質な活動
あまり前例がない活動に外野からはバッシング?
もあったとかなんとか

自分もスポーツ・サッカーに携わっている仕事をしているからこそ
ゼロからクラブを立ち上げ
グランドをつくり
約20年間クラブ運営されてきたことに頭が上がりません

さらに今となってはものすごいことだと思うのは
月謝や遠征費の部分
中学生になっても月謝の負担はそんなに高くなく
そして遠征が多くなってもクラブ側の負担もあり
ということで・・・

現在子どもの育成に携わっていて
習い事や月謝ビジネスに関心があるからこそ
自分が育ったクラブの運営指針がいかに素晴らしいことであったか
思い知らされています

ちなみにクリスマスとか 年末年始もあったかな〜
永谷園の商品がプレゼントされて
当時流行った もこもこ? は盛り上がりました😆

懐かしすぎる もこもこ

そんなわけで自分が育ってきた大好きなクラブにお別れを
ということで今日も最期にグランドをふらっと行ってきたわけです

大学を卒業してからいわきに戻り
クラブのコーチをしていた時もあったので
今となってはクラブで起きていた大変なこととか
コーチ研修の難しさ
ましては、選手を育てていく 育成クラブの在り方
なんてことは議論してもしきれないですが
このクラブで育ったから今の自分があるのかな
なんてことも思います

24歳の時にこのクラブで専業コーチとして生活していく
なんて話もありましたが
その頃ちょうどいわきFCが盛り上がっており
自分もドームにいたことから
師匠は自分の未来の方向を示唆してくれました

師匠との飲み会で毎回盛り上がる話ですが
中学生の時に師匠から学校体育と社会体育の話をされて
なんですか?その話?
ってな感じで耳通り抜け的な感じで片耳で聞いていましたが
今となっては中学校部活の外部委託化なんて話も加熱しており

ほら言っただろ?

なんて会話になるのです

こんな話はさておき 話は尽きないので

改めてこのクラブを立ち上げてくださり 本当にありがとうございました

このクラブで育った以上
今の社会構造と未来への予測から 次なる育成の在り方を考えて
日々業務に全うします

師匠とねーさん 
そしてこのクラブに携わっていただいた方々

本当にお疲れ様でした

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