見出し画像

季節外れの暑さに負けない!つくば100人カイギvol.6

こんにちは!100人カイギ運営事務局の山川です。5月の気温調節に失敗した令和ちゃん、が大層バズっておりますね。つくばもこの週末は、大変暑かったです…
そんな季節外れの暑さに匹敵する、アツい登壇者が5名集まったつくば100人カイギvol.6 の模様をお届けします!


株式会社Salus 代表 大久保 剛史 さん



市役所に勤めていた頃から、テックによるまちづくりに関わってきた大久保さん。現在は、公道にセグウェイを走らせる取り組みを通じて、つくばの活性化に尽力されています。
アメリカの大学キャンパス内をさっそうと走るセグウェイ、テレビやネットで見かけたことをある方もたくさんいらっしゃるでしょう。
実はつくば市は、日本で初めてセグウェイでの公道走行を許された地域なのです!
世界有数のロボット研究開発拠点であるつくば。最新技術が集まりやすい研究学園都市という立地をまちづくりに活かすべく、市内のあちこちで、モビリティロボットによる検証実験が行われています。一般の方々が体験型イベントの形で参加できる『セグウェイシティーツアーinつくば』もその一環なのです。2時間30分のツアーで、つくばの名所や町並みをめぐることができます。

欧米各国ではすでに、セグウェイが公道を走ることは当たり前になりつつあるそうです。
海外では、警察官に使われることが多いというこのロボット。アメリカの警察官は地位が決して高くなく、9.11を経て退職者が相次いでいることが、国の課題としても認識されていました。
しかしながら、警察官がセグウェイに乗ってパトロールを始めたところ、道行く子どもたちから人気を集めるように。こうして警察官たちがセグウェイを通じて地域住民と交流の機会を得られたことで、自分たちの仕事に誇りをもてるようになったそうです。
こうした動きを日本でも作りたい。セグウェイを熱くやっていきたい!と、力強くお話しいただきました。

大久保さんの取り組みはnoteでも発信されています。是非ご一読を!

写真家 藤田 瑞樹 さん

つくばに生まれ、関西に引っ越し、大学でつくばに戻ってきた藤田さんlデザイン専攻の傍ら独学で写真を学び、卒業した現在も国内外を飛び回りながら、撮影に勤しんでいます。
写真は「光景を採集するような行為」とお話される藤田さん。
人間味がだだ漏れな人を撮ることや、陰影の質感を切り取ることを大切にされているとのこと。
100人カイギでは、藤田さんがバンコクで撮られた写真をみんなで鑑賞しました!

写真家としてやっていけるように、いまは修行中だという藤田さん。本当に本当に本当に素敵な写真ばかりでした。(人物写真をこんな距離感で撮れる人なかなかいないのでは‥!)
カメラマンを探されているそこのあなたはぜひ、藤田さんにご連絡くださいませ!


弁護士 堀越 智也さん

100人カイギの開催地でもある「up Tsukuba」が入っているつくばセンタービル。このビル内で法律事務所を開かれている弁護士の堀越さんにも、お話いただきました。
法学部に進学しつつも、将来に対してもやもやっとした気持ちを堀越さんが抱えていた頃に、地下鉄サリン事件という衝撃的な出来事が日本を襲います。
その騒ぎの中、弁護士さんらがテレビに出演し、解説をされる姿を見て「学問を追求しながらも、目の前の事件に関われる」弁護士という職業を改めて志すようになります。

司法試験に見事合格し、その後センタービルで弁護士事務所を開業した堀越さん。段々とさびれた雰囲気になっているこの広場を見て「つながりの希薄化」にも危機感を抱くようになりました。さらに畳み掛けるように東日本大震災が起き「まちづくり」や「地域コミュニテイ」の重要性が各所で叫ばれるようになります。
つながりを作っていこう、という思いから「ラジオつくば」というコミュニティラジオを運営する会社も、立ち上げられています。
昨今はSNSが台頭し、いままでよりも「誰かとつながること」がたやすくなってきたと話す堀越さん、今まで以上に「自分の能力を高める」ことに時間を使うことで、コミュニティに貢献できる時代になっていくのではないかと、感じていらっしゃるそうです。

つくハッピープロジェクト 落合じゅんさん

島根県出雲市に生まれ、本を読み漁るなかで人生の夢を育んだ落合さん。
高校3年生にクリスチャンに入信し、高校卒業後にアメリカに飛び立ちます。アメリカの大学を卒業した後、インテルに就職し、つくばの地に降り立ちました。
緑豊かでのんびりしたつくばの街が気に入り、インテル在職中に職場交換でつくば市役所に2年間出向。その経験を経て、これからもつくばに貢献したいという気持ちが高まり、現在はお仕事の傍ら、ウェルビーイング心理教育という、ポジティブ心理学をつくばに広めていく活動を行われています。
おだやかな毎日を過ごされたいというつくば市民は、ぜひ落合さんのもとへ…!


株式会社フージャースコーポレーション 井上 晃嘉 さん

全国各地で新築分譲マンションの展開をされているフージャースコーポレーションさんですが、近年マンションを通じたまちづくりへのかかわり合いをテーマに、新規事業の取り組みを進められています。この部門を担当されている井上さんには、この地つくばでやってみたいことが!
それは「つくばの公園をGoogleで上位表示させたい!」ということ。

海外では、映画上映が行われたり、結婚式が開かれたり、手作り感を大切にした個性あふれる公園が多く見受けられますが、日本は画一的な構成の物が多く禁止されていることもたくさんあり、ちょっと味気ない印象を受けがち…
現在フージャースコーポレーションさんでは、つくば市吾妻にある公務員宿舎の跡地にマンションを開発中ですが、そこと隣接する竹園西広場公園も合わせて開発していくつくば市との共同事業を行われています。
つくばの街の皆さんの声を聞きながら、楽しく使ってもらえる公園づくりを行いたいと、
任意団体「つくばの公園を上位表示させる会」を立ち上げ、つくばの公園をネットでバズらせる取り組みを進めていかれるそうです。参加者は随時募集中とのことですので、ご興味持たれた方はぜひご連絡くださいませ。


ありがとうございました〜!

セグウェイ、写真、ポジティブ心理学、まちづくり…登壇者のバックグラウンドが多種多様なのがつくば100人カイギの魅力です。
次回は6月28日金19:00〜予定です。月末の華金は、ぜひつくばでビール片手に楽しくやりませんか。ご参加お待ちしております。


この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?