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日本のヒップホップ精神はお笑い界にあり

どうも。
この文章を書いてる時点で時刻は午後11時39分。今月私の担当は22日なんですが多分間に合わないので23日投稿になってしまいます。すいません。
今日改めてTMPのnoteのブログ書かせていただくテルです。
好きなことを適当にベラベラ書かせてくれる環境があるのはなんとも嬉しい限りです。面倒くさがり屋な性格なので絶対自分からブログ開設するなんてことはしないですからね。

では、今月のお題は「日本のヒップホップ精神はお笑い界にあり」です。
は?と思われる方がいても不思議ではないですが、実際に類似点が結構あるんですね。日本という特殊な国において、お笑い界はある意味アメリカとかのヒップホップドリームにとても似ている気がします。
いやいや、日本にもジャパニーズヒップホップがあるじゃねえか。と言いたくなりますし、日本語ラップを築いてきた先人方は本当に尊敬の対象でしかないです。しかし、それが一般音楽シーンの中心、流行りになるのもあまり想像しがたい。日本は文化なり性格なり日本語の性質上、ヒップホップが日本の生活文化に根づくとは個人的にも思えないのです。

では、アメリカなどのHIPHOPの世界観を多くの一般市民に価値を提供してる中、日本にはそんな価値の提供がないのかというと、そんなことはなく根底には絶対あると思うんです。

その価値の代替が「お笑い」だと私は説で唱えてます。
お笑いは日本人にとってはかなり身近にあるものでYoutubeやテレビで多くの芸人の喋りや企画やネタを見ることができます。
実際に同じ意見を述べてる方が何人かブログやYOUTUBEで載せてますのでぜひせひ見てみてください。

昔も今もヒップホップでは社会に対してありのままの自己、生き様をアピールしてラップにのせそれがCDで何百万枚も売れています。
また、他のジャンルのアーティストと比べると詩によるメッセージ性が大きい。というか情報量が多いです。等身大(実際の)キャラクターを聴衆にみせて音楽のリズムとともにそのキャラクターに面白みを感じたりします。
それに、ラップの利点は道具がいらない、言葉遊びとリズムのセンスのみで完結するところです。生まれの環境は関係なし。
要はラップをしてそれが「ウケる」と成功できるのです。

こうした生まれも育ちも関係なく主に「言葉」のみで完結できて成功できる土壌はお笑いにもあります。
一番分かりやすいのはダウンタウンで、彼らは元々かなり貧乏な地域に生まれ育ちました。それでも卓越した面白さとトーク力を兼ね備えそれで芸能界をのし上がって大御所になりました。ダウンタウンが現れて以降顕著になった「お笑いのセンス」やら「面白いやつはカッコいい」のような価値観と芸人の地位向上で、様々な人が生まれ育ち関係なくお笑い界に流れて行くことになりました。
お笑いの基本であるフリートークには技術はもちろんのこと声質、発想の転換だったり即興性やテンポだったりましてや言葉の面白さの決定権がその人のキャラクターに左右されるということを考えると、芸人で試されるスキルはHIPHOPのフリースタイルとなんら変わらない。
よって、自分というキャラクターの面白さを世間様に売りつけてやるという精神が日本の場合だとHIPHOPじゃなくて馴染みのあるお笑いの方に多く流れ着いたんだと思うのです。

という偏見のある説の考察でした。




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