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【ライブレポ】小沢健二 So kakkoii 宇宙 Shows

みなさんこんばんは、KNRです
雨続きの季節いかがお過ごしでしょうか

さて、先日とあるライブに行ってきました

以下、このライブに関するネタバレを含みます。

小沢健二の6thアルバム「So kakkoii 宇宙」のレコ発ツアーの福岡公演です
当初2020年6月に予定されていたこのライブは延期に延期が重なり、2年越しの2022年6月にやっと開催
私は当時福岡の大学に通っており、電車で3,40分で観に行く予定だったはずが、つくばから電車と飛行機を乗り継ぎ5時間かけて観に行くことになりました

新旧織り交ぜたセットリストにオーケストラ編成、グッズや衣装を活かした圧巻の演出など盛り上がるポイントが山ほどあるのですが、ここからは個人的に印象に残った部分を書いていこうと思います

1.最新曲 飛行する君と僕のために
2021年冬にリリースされたばかりのシングルなのですが、これがまためちゃくちゃ良い曲。ギター、ドラム、オルガンだけの音源とは異なりオーケストラのビオラやトランペットなどが飛行機を題材にしたこの曲の雰囲気をより一層強固にしてました、最高

2.大人になれば
1996年リリースの3rd「球体の奏でる音楽」の曲。
超有名大名盤の2nd 「LIFE」と比較して大人しめのJazzっぽい雰囲気のアルバムなので、これまでライブで演奏される事が少なかったのですがなんと2022年に生で聴くことが出来るとは。これもオーケストラ編成が音をよりお洒落にしていて良かった。

3.今夜はブギーバック/あの大きな心
言わずと知れた超人気曲「今夜はブギーバック」を2002年の4thアルバム「Eclectic」でセルフカバーした曲。個人的にはこっちの方が大人っぽい上にリアルで好きなのですが、あまり演奏される機会が無く今回も無理かな…と諦めかけてた所で聴けたので成仏しかけました。

4.いちょう並木のセレナーデ
2nd「LIFE」の曲。この曲は小沢健二のボーカルとギター、サポートのドラムという最小編成での演奏。そこに観客の手拍子が加わり、元々ライブ音源っぽく作られている原曲とほぼ同じ雰囲気に包まれてました。

5.天使たちのシーン
昨年公開の映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」でもフィーチャーされていた1stアルバム「犬は吠えるがキャラバンは進む」のこの曲。
非の打ち所のない超名曲なのですが13分30秒という長さ故にこれまた演奏機会が少なかった曲を、間奏をカットしつつもフルで演奏してくれました。本当に嬉しい。会場全体も全体的に穏やかな曲を噛み締めるように聴いていました。

ライブTの裾の部分のプリント、「天使たちのシーン」の歌詞の一部

6.ローラースケートパーク(1st)〜東京恋愛専科〜運命、というかUFOに〜ローラースケートパーク(2nd)〜強い気持ち・強い愛(1995 DAT Mix)
ライブ恒例のメドレーパート、正直次から次へと往年の名曲が出て来るのであまり記憶がありません。
ただ、強い気持ち強い愛で会場全体がこの日一番の熱気に包まれていたのは事実。

7.ある光
個人的に一番好きな曲、自分と同い年のこの曲を事あるごとに繰り返し繰り返し聴いていたのでイントロの時点でテンションが極限まで上がってしまいました。最高。Let’s Get on Board.

8.アンコール : ラブリー〜僕らが旅に出る理由
一旦オーケストラ含む全員が退場しひと段落した後のアンコール。休むのも束の間再び名曲の連続。
特に「僕らが旅に出る理由」はトランペットとオーケストラの絶妙なバランスが良かった。

9.彗星
ツアータイトルにもなっている6thアルバムのリードナンバー。 “そして時は2020”という歌い出しなのですがあっという間に2022。暗い出来事の多い中待ち続けた2年間を清算するような、明るく照らすような時間でした。

10.終演後
最後の曲が終わり、鳴り止まない拍手の中、普段あまり感情を見せないオザケンが泣いていたのが物凄く印象的でした。演奏する側にも観に行く側にもそれぞれに苦労があり、それらを乗り越えてやっとこのようなライブが開催されたこと、改めて多方面に感謝すると同時に大変な2年間だったなと思い知らされました。

はい、心のベスト10を書いていたらかなり長くなりました。取り敢えず言いたい事は本当に楽しい、最高のライブでした!次のツアーも絶対行くぞ!

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