短所を再認識した休日

休日前夜の妻との外食はお店選びが重要。
休日に向けて気分を盛り上げることも大切ですが、休日に支障が出ない程度の金額に抑えることも必要です。

今回選んだのは人気のイタリアン。
シンプルなマルゲリータが売りのお店で、モッツァレラチーズの量ではなくトマトと生地の美味さで勝負している本格派。
僕はハウスワイン、妻は瓶に入ったオーガニックのブラッドオレンジジュースで乾杯。
サラダも色鮮やかで、キャベツのソテーはニンニクの香りとアンチョビの塩気がピザともワインとも相性抜群。
しかも、全てヘルシーな食材を使っているので罪悪感なく楽しめる。
これだけ満足度高いのにお会計が二人で3900円とコスパも素晴らしい。
夫婦で素敵な時間を過ごせました。

、、災難はここからです。
食後のコーヒーを飲もうと、フラッと立ち寄った喫茶店のぼったくり具合には驚かされた。
お互いに2杯ずつドリンク頼んだだけで5220円取るってどういうことや?
「最近お酒も置くようになったんすよー」レベルで一丁前に30分毎にチャージ取るってどういうことや?

二度と行くかボケ。

ってなわけで、今回の休日は過度な出費を抑える羽目になった。
休日二日目の今日のランチは近所のファミレス。
「たまにはこういうところも良いよね」的なことを言いつつもあのぼったくり喫茶店が憎い。
でも、二人とも読書をしたかったのでドリンクバー付きの飲食店は好ましかった。

食事を済ませ、二人は読書の時間へ。
最近はノイズミュージック関係の資料を大量に集め、知識量を増やしたいと考えているためこの時間は今の僕にとって有意義なのです。
しかし、人間の集中力は30分以上は持ちません。
疲れた脳と目を休めるために僕は周りのテーブルに座っているお客さんに目を向けた。

幼稚園児とお母さん。
子供が比較的大人しく座って食事をしているのに、お母さんは過保護で心配性のようで、
「そんなに急いで食べたら火傷するよ」
「ちゃんと口を蓋して食べなさい」
「お水こぼさないようにね」
と一通り忠告してから自分の食事を始めようとした途端にメニューを手で引っ掛けて床にばら撒いていた。

年配の女性二人組。
食事を済ませ、片方の女性がささっと伝票を持ち出しお会計に走ろうとした。
「ここは私が払うから」というような意思表示だったのだろうが、あまりに急だったためお連れの方が驚いて咄嗟に立ち上がりそれを阻止しようと試みた。
勢い余ったせいか、その阻止の手は相手の胸ぐらを掴んでしまい一触即発なムードになりかけていた。

かなりご高齢の男性。
ドリンクバーで注いできたメロンソーダを持って席に戻ろうと思ったが途中で力尽き、別の席で一休み。
自分の席に戻ってから店員を呼び出し、
「こんな距離は往復できない」と席の移動を申し出されてました。

活字読むのは集中しないとできないのにこういう人の揚げ足取るようなことは無意識のうちに出来てしまう。
細かいことを気にしない大きな人間になりたいね、まったく。

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