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今なぜ『窓ぎわのトットちゃん』なのか?子どもたちはトモエ学園を待ち望んでいる

世界中の子どもたちをワクワクさせる!

メンタルプロコーチの津村柾広(つむちゃん)です👍

『窓ぎわのトットちゃん』が映画化されるそうですね!

『トットちゃん』は、黒柳徹子さんが著した自伝的物語で

1981年に出版されて以来、世界中から愛読されています。

私は、この本を40歳を過ぎてから読みました。

児童文学のカテゴリーに入るのでしょうが、

40歳過ぎのおじさんが読んでも、新鮮な感動を覚えました。

そして、このほど『続 窓ぎわのトットちゃん』が発表され、

さらに映画化(今年12月全国ロードショー)と聞いて、

もう一度、読んでみようと思ったのです。

さて、久々にページをめくった『トットちゃん』は、

初めて読んだあの頃と変わらず、いや、それ以上に心に響くお話でした。

幼少期の黒柳さん(トットちゃん)は小学校の問題児だったこと。

おそらくは、多動傾向が強めのグレーゾーンの子どもだったこと。

トモエ学園の小林校長先生の傾聴力が圧巻だったこと。

(小林校長はトットちゃんの話をなんと4時間聴き続けた)

そして、トモエ学園は先進的な教育理念を持った稀有な学校だったこと。

現代の学校が抱える問題のほとんどが、この物語の中で語られています。

特に、障害を抱えた子どもたちとトットちゃんの関わり方がステキでした。

小児麻痺を患い、身体をうまく使えない友達に木の上の世界を見せようと、

大冒険をしたエピソードは、インクルーシブ教育の本質を教えてくれました。

トモエ学園の小林校長先生は、「子どもたちの生まれつき持っている素質を、

どう周りの大人たちが損なわないで大きくしてやれるか」という教育理念を持っていました。

「君はほんとうはいい子なんだよ」と、小林校長は何度も言ったそうです。

前の学校ではダメ出しばかりされて、問題児だったトットちゃんへの勇気の言葉。

その後の黒柳さんは、いつも何かやるとき、この言葉を思い出したそうです。

そして、「トットちゃんの一生を決定した大切な言葉」だったと回想しています。

『窓ぎわのトットちゃん』は、勇気の書です。

だって、小学校を退学したグレーゾーンの子が、新しい居場所を見つけ

素敵な先生と出会い、個性的な友達と触れ合うことで、変われたのだから。

トットちゃんはのちに、日本中を笑顔にするタレントになり、

ユニセフ親善大使として、世界中の子どもたちに愛を与える人になります。

今、日本中の子どもたちが、トモエ学園を待ち望んでいるのではないでしょうか?

もし、私やあなたの町にもトモエ学園があったなら、

もっともっと、子どもたちの笑顔がはじけるんだろうな〜と。

そして、コーチとして、小林校長のような在り方を目指したいですね!

ちなみに、『続 トットちゃん』では、疎開先でのエピソードが語られます。

トットちゃんの家族を救うのは、たまたま電車で乗り合わせたりんご農家のおじさん。

おじさんは、青森県三戸郡に住んでいて・・・。

*黒柳徹子さんと私の故郷は、ご縁が深かったのですね〜


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