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【#4 女性&車のおはなし】運転が楽しくなるためのレッスン 初級編

こんにちは。車好きWebライター松永つむじ(女性)です。
免許取得から30年以上、たくさんののMT車を乗り継いできました。

自分過失の事故はゼロ件、公道では極めて安全運転を貫いております。
私、元学生カーレースドライバーが主に女性と車についてお話しましょう。

今日のテーマは「運転が楽しくなるためのレッスン 初級編」です。
専門用語をできるだけ使わず、誰にでもわかる言葉で解説します。
初級編は車を運転する際の手始めのアドバイスです。
これから、お話することは、順番に取り組む必要はありません。「興味があるもの」「できそうだな」と思ったことからチャレンジしてください。
きっとあなたの運転スキルは格段に変わるはずです。そして「運転が楽しい!」と思えるようになるでしょう。

長めの車間距離

女性に多いのが車間距離を詰めて運転する人。
意地悪で「あおっている」わけではなく、ただ先行車にくっついて走ってしまうようです。

車間距離を詰めて走ると、先行車が急ブレーキのとき、また、自分が追突されたときに先行車を追突してしまうなど事故リスクが非常に高くなります。

車間距離は長めに取ることが安全運転の基本です。基準は先行車全体の姿と道路が見えることです。この距離だけ離れていると、危険回避に対しても余裕があり、先行車に「あおられている」と、勘違いされ、不安にさせることもないでしょう。

交差点&右左折はゆっくり運転

交差点は事故が一番多いスポットです。それだけ危険が潜んでいるところ。

怖いところなので、できればさっさと走り去っていきたいですが、そんな気持ちを抑えて、敢えてゆっくり右左折しましょう。

まわりの車に自分の車を見せびらかして走るイメージです。
自分の車の存在を相手に認識してもらうことで相手も危険に気づけます。さらに、ゆっくり進んでいることで自分も危険リスクを最小限にできるでしょう。

道路の中央を走行

車を車線の中央に置いて走ることはとても大切です。1車線ずつの道路であれば、センターラインに寄ると対向車との接触の危険が、歩道側に寄ると自転車やバイクとの接触の危険があります。

また、先行車の真後ろではなく、道路のどちらかに寄ってずれて走ると、「あおり運転」と勘違いされることもあります。

サイドミラーに見える道路の部分が左右同じ状態になるように車の位置を調整しましょう。運転席側から見える状況で車の左前部分などがイメージできるとさらに良いです。

駐車状態で、誰かに車の左前端に立ってもらい、車が道路の中央にいる状態は、運転席からどのように見えるのかを把握しておきましょう。ちなみに、私の車の場合は車の左端はボンネット中央に、右端はアクセルペダルの延長より少し右をイメージするとピッタリです。自分の車でチェックしてみましょう。

予想運転

車の方向を変える時(右左折、バック)に周りで起こる出来事を予想できると危険回避ができます。左折のときは巻き込みがないか、右折のときは対向の直進バイクや自転車が走り出てこないか、駐車バックのときは近くの車の隙間から人がでてくることはないか、などの予想をすることは危険回避に重要です。

狭い路地も同様に「この先の路地から車が出てくるかもしれない」とイメージしながら運転すると、心の準備ができているので大慌てすることがなく、瞬時にブレーキが踏めます。

早めのライト

秋冬は特に暗くなる時間が早いので、少し薄暗くなった時点でフロントライトを付けるようにしましょう。ライトを付けることで自分の視界が確保できることに加え、自転車や歩行者からも「車が来ている」ことを知らせることができます。

事故を未然に防ぐ方法の1つに「相手に自分の車の存在を知らせる」が挙げられます。知らせるだけで危険が防げるので、ぜひ早めのライトを心がけましょう。
オートライト搭載の車はぜひ、オートライトを使いましょう。「まだ、明るいし、周りがまだ点けていないから恥ずかしい」などの遠慮は無用です。
春夏は17時、秋冬は16時のライトの点灯が望ましいでしょう。


「運転が楽しくなるためのレッスン 初級編」を紹介しました。
まずは「車を極めて安全に運転する」ためのポイントです。

運転するときに意識せずとも以下の5点ができるようになるまで、少しずつ取り組んでみましょう。

1. 長めの車間距離
2. 交差点&右左折はゆっくり運転
3. 道路の中央を走行
4. 予想運転
5. 早めのライト

できたら次のステップ「運転が楽しくなるためのステップ 中級編」です。
また、次回お会いしましょう!
(コメント、質問大歓迎です。泣いて喜びます❤)


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