音声コンテンツの魅力は〇〇 受信者よりも発信者にメリットがある。
株式会社ONER取締役の綱島将人(@tsuna_oner)です。今回は、注目をあつめている音声コンテンツの魅力やデメリットについて考察していきます。とくに、現在主流であるテキストコンテンツや動画コンテンツとくらべての優位性や劣っている点についてお話できればっと。
大前提としてですが、現在弊社では音声SNSのアプリを開発しています。今月リリース予定で、現在ユーザーテストを実施しています。そのため、あくまで音声コンテツの未来については肯定的な立場であることをご了承を!!
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【目次】
①発信者側の音声コンテンツのメリット
②発信者側の音声コンテンツのデメリット
③受信者側の音声コンテンツのメリット
④受信者側の音声コンテンツのデメリット
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まずざっくりと全体像。わたしは、音声コンテンツのメリットは受信者よりも発信者のほうが大きいという仮説を持っています。いま大きく話題になっているVoicyさんを毎日聞いたり、自分の会社で開発しているアプリで毎日配信していて抱いた現状の仮説です。
では、もう少し詳細に考察していきます。メリット・デメリット挙げ始めればたくさんありますが、とくに注目すべきだな点をまとめます。
①発信者側の音声コンテンツのメリット
テキストコンテンツよりも、圧倒的にアウトプットが楽。短い時間でより多くのノウハウや経験を発信できる。
「音声の一番の強みはなんですか?」と質問されて、わたしが一番最初にあげるのがアウトプットのしやすさです。このnoteはテキストを入力して書いていますが、もしもこのノートと同じ内容を音声で収録したら、おそらくテキストの半分以下の時間で発信し終えられます。
圧倒的に発信がラクなんです。また、毎日のように音声収録していて感じたのですが、テキストに比べて事前準備が必要ないなっと。
テキストだと、まずは章立てを決めて、内容を考えて、、、といった感じなのですが、音声だと「とりあえず話してみよう!」と話し始めると、どんどんアイデアが浮かんでくるんですよね。ここらへんは音声ならでは!だなっと。
・発信の手軽さ 音声>テキスト>動画
・発信への障壁の低さ テキスト>音声>動画
②発信者側の音声コンテンツのデメリット
収録する場所が限られる。いつでもどこでも発信できるわけではない
開発したアプリを使っていて思うのが、「どこで収録しようかな?」という悩みです。家でブツブツ言いたいけど、、、変に思われるしな!っと、結局オフィスで収録しています。テキストだと、たとえば電車の中でとかスキマ時間にサクッとかけるのですが、音声だと発信できる場所が限られるというデメリットは大きいなっと。
・発信準備のしやすさ テキスト>音声>動画
③受信者側の音声コンテンツのメリット
「ながら聞き」ができる。ほかのことをしながら音声を聞くことができる
音声サービスのおまな利用シーンとしてわたしは、入浴中に使っています。お風呂に入っている時は、ほかに何も出来ないのでいい時間の活用の仕方になっています。
音声なので、一語一句聞き逃さないようにするというよりかは「なんとなく聞いて、あっ!ここは、というところだけしっかりと聞く」といったスタイルで音声を聞いています。
手や目がほかに奪われていても、音声は聞くことができるというのは大きなメリットであると考えています。
あとは、それほど集中力を使わなくてもいい。というのも魅力かと。私なんかは、行きの電車では読書をしていますが、帰宅の電車では疲れ切っているので音声を聞くというスタイルに自然となっています。「なんとなく」で聞けるというのは、いい意味でも悪い意味でも音声の特徴かなっと。
・並行性 音声>動画>テキスト
・受動性 動画>音声>テキスト
④受信者側の音声コンテンツのデメリット
単位時間あたりの情報取得が圧倒的に小さい
音声って、本当に時間あたりの情報量が少ないんですよね。テキストとかだと、自分のペースでどんどん読み進められますが、音声は相手のペースに合わせないといけない。しかもとばそうにも、音声は非常に検索性が弱い。テキストだと流し読みをしても、「あっここ、気になる」と分かります。動画も面白くないところはとばして気になるところだけをみれます。が、音声だとできません。
なので、時間あたりの情報取得が音声は圧倒的に少なくなってしまうと。
・時間あたりの情報量 マンガ>動画>テキスト>音声
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【まとめ】
音声のメリットはおもに発信者側にあるのでは?とくに同じ時間内で、動画やテキストよりもより多くのアウトプットをだすことができる。まぁ、月並みですが音声コンテンツにも、テキストコンテンツ・動画コンテンツにもほかにはない強みはある。あとは、その特徴を十分に理解してどう攻めるか?
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これだけまとめておいてなのですが、音声のアプリを開発している以上は音声コンテンツの強み・弱みを把握したうえで、どの領域で伸ばしていくのか?というのが重要です。この件については、またnoteにて配信できればと思います。
音声コンテンツに関する考察やアプリ開発の中での反省点について今後も発信していきます。よければツイッターフォローよろしくお願いします。
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