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異性に依存してしまう人達の話(2)

 今も多くの人が検索で訪れて読んでいる『異性に依存してしまう人達の話』という記事。  それだけ異性に依存してしまったり、好きな人や彼と上手くいかなかったり……で流れ着いて辿り着いている方々が多いのだろうと思う。  私がこの記事を書いてから、何年の月日が流れただろうか。  もちろんその間、これを綴っている私自身も「女」として「異性」として、色んなことを考え、悩み、学んだ。  変わらないものもあれば、変わったものも沢山ある。  そこで「自分はなぜ上手くいかないのか?」という

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    • 花束みたいな恋をしたに学ぶ「花束みたいな恋」の意味

       テレビでは絶賛公開中とされているけど、SNSでは賛否が分かれているこの作品。気になって見てみたのだけど、見た私が抱いた感想は、 「恋愛指南書に書いてあることが、そのまま一つの再現VRになっているような作品だなぁ」  というものだった。  もちろんこう表現してしまうと、穿った見方をする自分に酔っている痛くて香ばしい奴のようだけども。  でも言い換えれば『よくある男女の恋愛心理やすれ違いが表現されている』ということになる。だって既存の恋愛本によく書かれてあることばかり盛り込

      • 「好きになった人とはいつも上手くいかない」と嘆く女性達の話

         顔がタイプだった彼も、最初は興味なかったけど気づいたら好きになっていた彼も、いい感じだと思っていた彼も……みんな付き合うまでに至らなかった。  「付き合う」という口約束はセックスという印を押したと共になかったことになってしまうことだってある。  どうして「好きになった人とはいつも上手くいかないんだろう」  嫌だったらそもそもデートなんてしないよね? 生理的に無理だったらセックスなんてしないよね? 最初にグイグイきたのは彼の方だよ? だって今日楽しそうに笑ってたじゃない?

        • コンプレックスを抱える女性達の話

           コンプレックス――自分が他よりも劣っているという感情。劣等感。  コンプレックスはありますか? と問われれば、私にもコンプレックスはあるし、ない部分もある。  女性に限らず、何かしら「コンプレックス」を抱えながら生きている人は多いだろうと思う。  身長、体型、顔、性格、学歴、職歴、家柄……いろんな面において、人は「コンプレックス」を抱くことがある。  そしてそのコンプレックスは他人から見たら羨ましいと思う部分でも本人にとっては凄く嫌だったり、逆に(とても失礼な言い方だ

        異性に依存してしまう人達の話(2)

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        • コラムっぽいもの
          7本
        • 読み物
          3本
        • お悩み処方箋っぽいもの
          1本
        • ツナえもん飯シリーズ
          7本

        記事

          そんな彼なら捨てちゃえば?に学ぶ「そんな彼」の意味

          「休日なんだし、彼女とデートでもしたらいいのに」 「そういう相手がいないんです!」  世間話する程度の間柄の彼は、私に冗談めいた口調で言い返す。 「そうなの? モテそうなのに。身長も高いし、スタイルいいし、今時の女性が好きそうだよね。表参道にいる感じっていうか、スキニー似合うっていうか」 「確かに学生時代はよく表参道いましたし、そういう格好してましたけど……」 「否定はしないんだねw」  私から見ても今時の女性が好きそうな容姿をしている彼は、モテそうという言葉を否定はしなかっ

          そんな彼なら捨てちゃえば?に学ぶ「そんな彼」の意味

          結婚出来た女性と結婚出来なかった女性の話

          「それで今は何人いるの?」  私は目の前のケーキを頬張りながら、苦い顔をしている彼に聞いた。口内に広がる甘さをカフェオレで打ち消しながら、彼の答えを待つ。 「何人って言い方やめてよ……俺が悪い男みたいじゃん」 「まあ、女からしたらそうだろうね」  私は口元を緩めながら、ストローに口をつけて再びカフェオレで喉を潤した。  それでもなかなか言いたがらない彼に助け船を出すかのように、私は更に言葉を足す。 「大丈夫だって。私は何を聞いても別にひかないから」  もちろんこれが自分の彼氏

          結婚出来た女性と結婚出来なかった女性の話

          彼の言葉に振り回されてしまう女性達の話

           恐らくこのnoteを読んで下さっている方は興味本位で開いた方もいれば、暇潰しになんとなく開いた方、または今まさに悩んでいて苦しんでいるという方もいるだろうと思います。  今回はその「今まさに悩んでいて藁にもすがりたい気持ちでいる人」が少しでも楽に……という手助けが出来る記事になれば。  質問箱の方に毎日同じような質問を頂くので、今回はnoteで綴ってみようと思います。  色んな質問がくる中で多いのが「曖昧な関係」や「好きな人」に「こう言われたんですけど~」「こうされたけ

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          彼の言葉に振り回されてしまう女性達の話

          男性のデートの誘いを受ける女性達の話

           先日、好きな男性をデートに誘う方法をいう記事を拝見して、とても面白かったので、今度は逆に考えてみようと思います。  つまりは女性視点でのお話。  「女性が男性のデートの誘いを受けるのは何故なのか」ということを。 * * *  食事や呑みに誘った女性が快くオッケーしてくれて「楽しみにしてますね♡」なんて♡付きで返事くれちゃったりなんかして、スマホ画面を眺めながらにやにやしてしまう、そうそこの非モテ。おまえだよ、おまえ。  食事の誘いに乗っかってくれたからといって、アポ

          男性のデートの誘いを受ける女性達の話

          メンヘラと呼ばれる男性達の話

           先日、男性に「男のメンヘラなんているの?w」と問われたのだが、これは何度か問われたことがある。そしてこういう質問してくる男性はメンヘラではない場合が多い。  もちろんメンヘラは女性だけではない。  ここではきちんと診察を受けて病名がついている人達ではなく、メンヘラ気質という意味合いで特徴を綴っていこうと思う。  誰しもメンがヘラる時というのはあると思うが、そういう一時的なものではなく、全体を通してメンタル的に独特な方々のお話。 * * *  私はある日を堺にメンヘラ

          メンヘラと呼ばれる男性達の話

          独身女性が「幸せの定義」について考えてみた

           個人的に何度かやりとりをさせて頂いているフォロイーさんに「貴方にとっての幸せの定義を書いてみたら? そして定義した幸せを追ってみたらどうだろう」と言われ、面白そうなので考えてみることにしました。  だって「自分の幸せ」について、そもそも私は考えたことすらないのだから。  女性は「幸せになりたい」とまるで夢物語のように口遊む。  その女性の「幸せ」というのは「好きな人と一緒にいること」かもしれないし、更には「その人と結婚すること」かもしれないし、そして「その人の子供を授か

          独身女性が「幸せの定義」について考えてみた

          愛されるより愛したい女性達の話

           異性と付き合おうと決める時、男性も女性も3つのパターンがある。  それは「好かれて付き合う」か「好きになって付き合う」か「お互い好きあって付き合うか」だ。  女性向けコラムや恋愛本で「女性は愛された方が幸せになれる」というフレーズをよく見かけるのではないだろうか。  「自分を好きになってくれる人の中から選んでいる」という女性。また「自分を好きになってくれる子が好き」という受け身な男性。  これらは「好かれて付き合う」に該当する。  「好かれて付き合う」タイプはいい。  

          愛されるより愛したい女性達の話

          ツナえもん飯 ~非モテコミットに悩む現役大学生の場合~

           出会いがあれば、もちろん別れもある。  人は、男女は、幾度となく出会いと別れを繰り返し、それぞれの道を歩んでいく。  どうしてせっかく出会うことが出来たのに、別れを経験しなければいけないんだろう――と、私は何度も考えたことがある。  あれからどれぐらいの月日が流れただろうか。  過去の足跡を覗いてみると「久しぶりに異性を好きになれて、付き合うまでも付き合ってからも凄く幸せでした」と綴ってあり、もちろん薄れていく記憶の中で、それは今でも鮮明に残っている。  幸せの対価に

          ツナえもん飯 ~非モテコミットに悩む現役大学生の場合~

          彼女を愛しながらも他の女性を抱く男性達の話

          「おまえならわかってくれるだろ?」  そう言って、彼は私に好きな人の相談をよくしていた。  彼女はいる、セフレもいる、なんなら貢ぎもいるし、女性に全く困らないそんな彼には「結ばれない好きな人」がいた。  私が「報われない男性」を好んでしまうのは、この彼の影響だろうと今でも思う。  モテたい、認められたい、本当はかっこよくなりたい……そうやって人一倍心に秘めている男性を私は放っておけないタイプである。  例え恵まれた容姿をしていても本当に好かれたい人に好かれなければ、その

          彼女を愛しながらも他の女性を抱く男性達の話

          異性に依存してしまう人達の話(1)

           過去記事を振り返ろうシリーズ第二弾。  もっとも検索でのアクセスが多かった記事を「今の私」が改めて綴っていこうと思う。 * * *  彼氏や彼女と「すぐ別れたがる人」というのは一定数存在するのではないだろうか。  好きで付き合ったはずなのに何か違う……そう感じることは、何もおかしなことではないはずだ。そこで「何か違ったな」と思い、別れを選択することもあるだろう。  しかし相手の好意を感じていくほど「別れたくなる」というのは少し違う。つまりは「逃げ出したくなる」人のことの

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          異性に依存してしまう人達の話(1)

          尽くしてしまう自信のない人達の話

           先日、過去に自分が綴った記事を読み返していて、色々思うことがあったので、それをつらつらと書き連ねてみようと思う。  * * *  当時の私は色々と上手くいかず、スランプに陥って悩んでいる時期で、同じような女性達からメッセージを頂くこともしばしば。  それはどれも自分のことのように胸を傷めるエピソードばかりで、人様の心配をしている場合ではない、ただの独身に過ぎない私だか、どうか前向きになって欲しいという想いを返信に込めることも少なくはなかった。  そこで思ったのが「真面

          尽くしてしまう自信のない人達の話

          ツナえもん飯 ~細マッチョクラバー男子の場合~

           「診断メーカー」というのをご存じだろうか。  Twitterをやっている人であれば、一度は暇潰しやネタにやったことがあるのではないかと思う。  今回はその「診断メーカー」が発端でツナえもん飯に結びついた一件である。  現在のTwitterには投票機能というものがついており、その診断メーカーはそれを使って表示されたお題を投票で行うというものだった。   「私と何をしてみたいか」という投票のお題だったのだが、その項目に「とりあえず会ってみたい」というのがあった。  それを見た

          ツナえもん飯 ~細マッチョクラバー男子の場合~