ツナえもん

ただの戯言

独女茶会 tearoom.1 「不倫サレた女と不倫した女の話 (1)」

彼はあの時、確かに言ったのだ。
「子はかすがいって言うしね」
 ワインの入ったグラスを持ったまま薄ら笑いを浮かべ、私に向かって確かにそう言ったのである。
 感情の宿っていない瞳を細めて笑い、白い歯を見せて笑う爽やかな笑顔。
それが私の目には黒く、そして怖くも感じた。

*   *  *

「なるほど。で、子はかすがいってどういう意味? そこでそれを言ってどうなるの?」
 私は口に含んだアイスコーヒ

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コンプレックスを抱える女性達の話

コンプレックス――自分が他よりも劣っているという感情。劣等感。

 コンプレックスはありますか? と問われれば、私にもコンプレックスはあるし、ない部分もある。
 女性に限らず、何かしら「コンプレックス」を抱えながら生きている人は多いだろうと思う。

 身長、体型、顔、性格、学歴、職歴、家柄……いろんな面において、人は「コンプレックス」を抱くことがある。

 そしてそのコンプレックスは他人から見たら

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そんな彼なら捨てちゃえば?に学ぶ「そんな彼」の意味

「休日なんだし、彼女とデートでもしたらいいのに」
「そういう相手がいないんです!」
 世間話する程度の間柄の彼は、私に冗談めいた口調で言い返す。
「そうなの? モテそうなのに。身長も高いし、スタイルいいし、今時の女性が好きそうだよね。表参道にいる感じっていうか、スキニー似合うっていうか」
「確かに学生時代はよく表参道いましたし、そういう格好してましたけど……」
「否定はしないんだねw」
 私から見

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結婚出来た女性と結婚出来なかった女性の話

「それで今は何人いるの?」
 私は目の前のケーキを頬張りながら、苦い顔をしている彼に聞いた。口内に広がる甘さをカフェオレで打ち消しながら、彼の答えを待つ。
「何人って言い方やめてよ……俺が悪い男みたいじゃん」
「まあ、女からしたらそうだろうね」
 私は口元を緩めながら、ストローに口をつけて再びカフェオレで喉を潤した。
 それでもなかなか言いたがらない彼に助け船を出すかのように、私は更に言葉を足す。

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彼の言葉に振り回されてしまう女性達の話

恐らくこのnoteを読んで下さっている方は興味本位で開いた方もいれば、暇潰しになんとなく開いた方、または今まさに悩んでいて苦しんでいるという方もいるだろうと思います。
 今回はその「今まさに悩んでいて藁にもすがりたい気持ちでいる人」が少しでも楽に……という手助けが出来る記事になれば。

 質問箱の方に毎日同じような質問を頂くので、今回はnoteで綴ってみようと思います。

 色んな質問がくる中で多

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男性のデートの誘いを受ける女性達の話

先日、好きな男性をデートに誘う方法をいう記事を拝見して、とても面白かったので、今度は逆に考えてみようと思います。

 つまりは女性視点でのお話。
 「女性が男性のデートの誘いを受けるのは何故なのか」ということを。

* * *

 食事や呑みに誘った女性が快くオッケーしてくれて「楽しみにしてますね♡」なんて♡付きで返事くれちゃったりなんかして、スマホ画面を眺めながらにやにやしてしまう、そうそこの非

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