彼の言葉に振り回されてしまう女性達の話

 恐らくこのnoteを読んで下さっている方は興味本位で開いた方もいれば、暇潰しになんとなく開いた方、または今まさに悩んでいて苦しんでいるという方もいるだろうと思います。
 今回はその「今まさに悩んでいて藁にもすがりたい気持ちでいる人」が少しでも楽に……という手助けが出来る記事になれば。

 質問箱の方に毎日同じような質問を頂くので、今回はnoteで綴ってみようと思います。

 色んな質問がくる中で多いのが「曖昧な関係」や「好きな人」に「こう言われたんですけど~」「こうされたけど、でもこう言ってくれていて~」その上で「彼はどう思っていると思いますか?」というもの。
 きっとこういう女性は彼に言われた言葉に一喜一憂して、天国と地獄を行き来しているのだろうと思います。

 もちろん私にも経験があるので、それはいつか別記事に出来たらなと思っていますが……。
 こういう状態の時って、本当に言葉通り天国と地獄を行き来するんですよね。

 彼と一緒にいる時間はとても楽しくて有意義で幸せだと思います。
 まるで付き合っているかのような錯覚に陥り、隣で笑顔を浮かべる彼が愛しくて、そして今この瞬間はその瞳に映っているのが自分だというだけでたまらなく嬉しくて。
 握ってくれる少し大きな手にときめき、きっと周囲から見たらカップルにしか見えない二人。
 もしかしたらそのまま体を重ねることもあるかもしれません。
 肌を肌で感じ、彼が言う「可愛い」や「好きだよ」という心地の良い甘い言葉と快楽に身を委ね、彼そのものに包まれる。

 好きな人と一緒にいれること、好きな人と触れ合えること、好きな人と同じ景色を見れること……すべてが嬉しくて、幸せだなぁと感じるでしょう。


 たった一つ「付き合っていない」という現実にさえ、目を向けなければ。


 もちろん付き合うことがすべてだとは思っていません。
 二人の在り方は二人で決めるものであって、他者が決めることでも、私が決めることでもないと思っています。

 しかしもし悩んでこの記事を読んでいるのであれば、もしかしたらあなたは「その関係に悩んでいる」からかもしれません。
 そしてあなたは「彼に何か不信感を抱いている」からこそ、悩んでいるのかもしれませんよね。

 彼は好きだと言ってくれている。付き合ってはいないけど、きっとこの言葉に偽りはない。でも……。

 そう、この「でも」という気持ちがあるから、ここを開いたのだと思うのです。
 そしてこの「でも」という迷いが出た時こそ、冷静になるチャンスだと私は考えます。何故なら、もう一人の自分自身があなたに出しているシグナルだからです。

 女性は好きな人が出来れば、どうしても冷静さを失ってしまう。客観視が出来なくなってしまいます。
 私だってそうです。好きだからこそ、見えなくなってしまうものがある。

 そのまま夢に浸るのも、現実に目を向けるのも、夢と現実を行き来するのも選ぶのは自分自身です。
 何が正しくて、何が正解かでははなく、自分が「どういう道を選ぶか」次第でしかないと思うのです。

 もうこんなつらいのは嫌だ、苦しさから逃れたい……そう思うのであれば、少し立ち止まって冷静になってみるといいと思うのです。
 きっと他のことも手につかず、なかなか気を逸らすことが出来ずにいるでしょう。

 自分が「でも」と感じている「何か」を掘り下げてみる。

 あくまで私が使っている方法ですが、割と使える方法だと思うので、例を交えて紹介しようと思います。

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