治らない肩こりとぽっこりお腹。その共通点とセルフケアとしての手あて
こんにちは。斎藤彰裕です。
周囲にも当てはまる方がいらっしゃるかもしれません。
『肩こりなんだけどずっと治らないの』
『よくマッサージとかにいくけど、すぐ戻るの』
『実はお腹だけぽっこりしてて・・・』
一見共通点がなさそうな、治らない肩こりとぽっこりお腹ですが、視点を変えると繋がりが見えてきます。
今日はその共通点とセルフケアを書いてみます。
1、治らない肩こりの正体
2、ぽっこりお腹に何故なるの
3、セルフケアとしての手あて
1、治らない肩こりの正体
肩がこるのは使い過ぎとはよく聞いたことがあるとおもいます。最近だとパソコンや事務作業での手の使いすぎなどよくあることです。
治らない肩こりも確かに使いすぎが原因ではあります。しかし、使いすぎる原因が全く違います。
その原因が腸です。
腸が原因ってどういうことですか?と疑問がわくとおもいます。元々腸はお腹の中で、腹膜というものにぶら下がっています。腹膜はお腹のカーテンみたいなものです。
腸がなんらかの理由により下がる(下垂する)とカーテンは引っ張られ、そのカーテンを支えるためにその上にある胃や横隔膜なども引っ張っていきます。
そしてそれでも重みに耐えられないと、腕の重みで耐えようとします。そのときに身体は支えるために肩周りの筋肉を硬くます。
それが治らない肩こりの主な原因です。
だから無理にマッサージなどで緩めようとしても、すぐ硬くなるのは支えが必要だからです。
2、ぽっこりお腹に何故なるの
ぽっこりお腹とはまさしくお腹だけぽっこり前にでる状態です。
では何がぽっこりしているのでしょう。
それは主に胃や腸です。
腸や胃が下垂すると下腹部のところだけぽっこりしてきます。その下垂する理由としては主に2つです。
腸や胃がなんらかの原因で重くなり下垂して捻れてしまう。もう一つは骨盤底など腸や胃を支える部分が緩み下がってしまうことです。
このように治らない肩こりとぽっこりお腹には、腸が下垂して捻れてしまってるという共通点があります。
3、セルフケアとしての手あて
ではどいったセルフケアをしたらよいのか。肩こりだからと肩をグイグイしても治らないのは原因を見てわかるとおもいます。
では腸にアプローチするにはどうしたらいいでしょう。
腸は直接触れるのは難しくできたとしても多くの場合、筋性防御という反射がでます。簡単にいうと触ろうとしても逆に筋肉が緊張してしまうということです。無理に触ろうとすると余計に緊張させてしまうことになります。
そこで手あてです。
簡単なので是非覚えてみてください。
①まず利き手をお腹の前にだします。
②手首を軽く振り、緊張を解きます
③手のひらの中央を意識します
④その手のひらの中央をおへそに軽くあてます。
⑤押さえつけることなく軽くあてたまま30秒から1分そぼままにします。
そうすると手の中央とお腹の中央であるおへそが合おうとしてゆっくりですが、着実に動いていきます。
腸が動いたあと肩をあげてみると少しあげやすくなっていたりします。そうなると腸の引っ張る重みが軽減しているということです。
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