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実際に転職した僕だから言える、あなたにフルリモート勤務の会社をお勧めする理由

登場人物 

のび太:高学歴で大企業(フルリモート勤務)に勤めるダメリーマン

のび太の妻。「死ね!!!と罵倒された日本」の「保育所建設反対運動が起きるオワコン都市東京」で働くパート保育士


初めまして。東京都内に住む、FIRE(=経済的独立)を夢見るサラリーマン、のび太と申します。

僕は元々、某ブラック企業に勤務しておりましたが、転職活動の末に、現在のフルリモート勤務の会社の社員になることが出来ました。

本日の記事では、実際に転職してフルリモートの環境を手に入れた僕自身の経験から言える、あなたにフルリモートの会社をお勧めする理由について書いていきたいと思います。


理由①:通勤がない

これは、最もわかりやすい変化だと思います。以前に勤めていた某ブラック企業勤務の時代には、何年もの間、毎日品川のオフィスまで遠距離通勤(およそ1時間半)をしていました。(それが嫌で、最後は東京の郊外から23区内に引っ越しました。それもフルリモートの会社への転職で関係なくなりましたが…。)

なんと言っても、通勤の最大のデメリットはストレスが半端ないということです。特に平日の新宿〜品川間の山手線は地獄以外の何ものでもありません。

当時は電車の中でもみくちゃにされて、オフィスのある品川に着く頃には体力のかなりの部分を奪われている状況でした。

当時は、日曜日の夕方のサザエさんの歌がTVから流れてくる頃には、翌日の通勤のことが頭によぎって胃がキリキリと痛んできて、吐き気を催す中トイレに駆け込んでは吐いていました。(口から唾液以外は何も出なかったですが)

そのくらい当時は通勤がストレスだったということです。

ところが、今ではフルリモートワークになったお陰で通勤という行為自体が無くなりました。

その身体面及び精神面での楽さは通勤があった頃と比べて雲泥の差です。

今は、朝の8:50ごろに起きて、10分後の9:00ちょうどにPCの電源を付ければ勤務開始です。

通勤が無いことが、これほどまでにストレスが無いということを実感しています。


ちなみに、僕が現在勤めている会社は、原則フルリモート勤務で、社員自身が希望すれば出社することも可能ではあります。

ただ、出張や通勤の制度が、フルリモート勤務を前提とした仕組みに変わってしまいました。具体的には、通勤定期代が支給されず、出社自体が出張扱いになっていることから、出社した日には、出張旅費が支給されるのです。つまり、みんながリモートで勤務している中、わざわざ出社することで、(会社にとっては)余計な旅費・交通費という経費がかかることになり、(悪い言い方をすると)出社する社員は会社に損害を与えることになってしまったのです。

この制度変更後、会社に出社する人はほとんどいなくなりました。


理由②:仕事の成果以外の評価要素が相対的に低くなる

この2つ目の理由については、僕自身、転職して現在の(フルリモートの)会社で働いてみて初めて気づいた事項になります。

実は、前の会社(出社を前提としたブラック企業)では、以下の類の人たちに日々悩まされていました。

✔︎自分の無能さを隠すために意図的にマウントを取ってくる同僚社員(男性に多い)
✔︎仕事の結果や成果ではなく、それ以外の要素で圧をかけてくる「クソ上司」(ほとんどが男性)
✔︎在籍年数にモノを言わせて職場内で影響力を発揮する厄介な「お局社員」(女性限定)

ところが、転職先でリモートワーク環境で仕事をする中で、一つの事実に気付きました。

それは、上記のような人たちの存在感が驚くほど希薄だということです。

上記の事象の理由として、僕は、(今の)会社が人材に恵まれているのだとはじめは思っていました。

しかし、ある日同僚と話をしていて、ふとした機会に上記のような困った人達についての話題になった時、同僚が言い放ったのです。

同僚「ああ、うちにもその類の奴らは確かにいるよ。俺も以前は悩まされてた。でも、リモートワークが導入されてから、そういう人たちの存在感がなくなったな…。今では全く気にならないよ。」

そうなのです。同僚と話したことで、上記のような厄介な人種は、対面だからこそ、その影響力を最大限に発揮してくるということに僕は気付いたのです。

逆に、オンラインになると、仕事のアウトプットの差が、出社していた頃と比べて顕著に現れます。自らの無能さを、能力や仕事の成果以外の要素(例えば言動や行動による無言の圧力や、存在感)でオブラートに包むことに成功していた輩の影響力が削がれるのが、在宅勤務のメリットでもあるのです。


③プライベートの用事がやり易い

在宅勤務は、基本的に、フレックスタイム制が採用されているケースが多いです。僕の会社でも例外ではなく、フレックスタイムの範囲内であれば、働く時間は自分で自由に決めることが出来ます。

フレックスタイム制度の中で、意外に便利なのが分断で勤務することができる制度です。

僕の現在勤めている会社では、上記のように勤務時間を分断できる制度をdivision work(ディヴィジョン・ワーク)と呼んで制度化しています。

この制度の何が良いかと言うと、隙間時間を利用して、日常生活(特に平日の昼間)にちょっとした用事を済ませることが可能になる点です。

具体的には、勤務の途中に外出して、近所の銀行や郵便局の窓口で各種料金の支払いをしたり、郵便(現金書留等)を出したりするのに時間を使えるケースが該当します。

今どき各種支払いはネットバンキングを利用すれば良いではないか?と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば支払いのうち、交通反則金などは、銀行や郵便局でしか支払うことが出来ません。

そのような支払いをする際にも、以前に勤めていた会社では、わざわざ休みをとって銀行や郵便局に行かなければならず、仕方なく妻にお願いしていたりしたのですが、今では(自宅から)好きな時間に僕自身が外出して(小一時間ほどで)戻ってくることが容易になりました。

このように、リモートワークでは、プライベートのちょっとした用事が済ませやすくなり、時間の使い方が格段に楽になったことも、メリットの一つとして挙げることが出来ます。

④副業がやり易い

これは、①の通勤がない、ということが大きく影響してくるのですが、在宅勤務だと、副業がやり易い、というメリットがあります。

誤解の無いように予め言っておきますが、ここで言う副業は、自宅で行うオンライン副業のことではありません。(ブログなどのオンライン副業は、収益化までのハードルが高く、個人的にはおすすめしません)

僕が実際にやっている副業は、フードデリバリー、具体的にはUber Eatsの配達員です。

このUber Eatsでの副業と、リモートワーク環境は、抜群に相性が良いのです。

前述の通り、リモートワークは通勤が無く、かつフレックスタイムであることから、例えば、17時30分に勤務を終えたら、すぐにその足でバイクに飛び乗ってUber Eatsの仕事を始めることが可能です。

これが、仮に通勤を伴う出社前提の勤務体系の会社だとどうなるでしょうか?

まず、仮に18:00にオフィスを退社できたとして、自宅に到着するのはどんなに早くても19:00になってしまいます。

これでは、Uber Eatsの稼働時間自体が短くなって(僕自身の経験から、Uber Eatsの夜の時間帯は17:30〜20:00がピーク)しまいますし、何より通勤でヘトヘトに疲れた身体に鞭打ってUber Eatsの副業をやるのはかなり体力的にキツイと思われます。(私自身やったことがないので断言はできませんが)


⑤ワーケーションが可能

これは、ひょっとしたら、これまで挙げてきたメリットの中で、リモートワークをお勧めする最大の理由になるのかもしれません。

僕の勤務する現在の会社では、自宅以外の様々な場所で働くこと、すなわちワーケーションを積極的に推奨しています。

一般的に、会社がワーケーションを推奨する方法には大別すると二つのパターンが見受けられます。

一つ目は、自宅以外のコワーキングスペースを作り、そこで働くことを推奨するやり方。

そして、二つ目は、働く場所や時間の制限を設けないことで、社員が自身の判断で好きな場所・好きな時間で自由に働くことができるようにすることにより、結果として、ワーケーションのような働き方ができているという事象です。

僕の勤務する会社では、このどちらの施策も実施していますが、圧倒的に自由度が高く、生活の質が上がるのは後者になります。


ここからは、実際に僕が実践しているワーケーションをご紹介します。

僕が実際に行っているのは、大好きな舞台やアーティストのコンサート、プロ野球、Jリーグなどが催される地方都市に旅行に出掛けて、昼は会場近くのホテルで仕事をしながら、夜は劇場・コンサートホール・球場やスタジアムに移動し、舞台・コンサート、スポーツ観戦を楽しむ、というものです。


今回は、2023年9月25日(月)にバンテリンドームで行われたプロ野球「中日対阪神」の試合を観戦したケースで説明します。(自宅が東京にある前提です)

まず、試合の前日(日曜日)の夕方に東京駅に向かい、18時前後の東海道新幹線に乗って、名古屋に向かいます。

その夜は、名古屋グルメ(味噌煮込みうどんの「山本屋総本家」)を楽しんで、Wi-Fiが完備されているホテル「ホテルマイステイズ名古屋栄」にチェックイン。翌日の仕事に備え、早めに就寝しました。

翌日は、7:30ごろに起床、歯磨きと洗顔をしたら、PCを8:00に立ち上げ、ホテルのWi-Fi経由で会社のクラウド環境に接続し、業務(仕事)を開始します。

通常は9:00から業務を開始するところ、この日は1時間早い8:00に仕事を始めました。その理由は、いつもより終業時間を1時間早める(通常17:30のところを、16:30に前倒しする)ことで、バンテリンドームに試合開始までに移動できるようにするためです。


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