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初参戦!角野隼斗ツアー2024@上田

2024.2.12(月・祝) 16:00- サントミューゼ上田(長野)

【まえがき】

完全にネタバレ。自分なりの実況中継、覚え書きとなっております。しかも初見の感想のため、音楽的な考察は皆無です。ただ、このKEYS公演、初見の驚き&感想が1番いいレポートが書けそうな気がして、記憶を記録に残す作業をしました。初回参戦終えてから読む事を強くおすすめします


サントミューゼのエントランス


大ホールへ向かう階段からの眺め


オフィシャルサイトより(下記)

このあとサントリーホール追加公演(3/6)と武道館公演(7/14)が発表になり、2024年にちなんで計24公演となりました

https://hayatosum.com/archives/3169


1月下旬にスタートした角野さんの2024年全国ソロツアー。各地を巡り毎日の様に熱い感想が流れてきて現地に居なくとも感動させてもらっていた。ファンクラブ限定のスタッフブログもしかり。連日の公演でお疲れもあると思うが、暖かいチームにサポートされてリラックスされている姿を見られるのはホッとする。ご本人にも各地旅して楽しんで頂きたい。(ちょっとスケジュールが密だが、人気者は仕方ないよね。若いうちはガンガンやっちゃってください笑)

さて、2月の3連休も柏崎→所沢→上田と大忙しのかてぃんさん。千葉外房住みの自分、千秋楽の千葉公演、サントリーホール1公演はFC先行でチケットを確保したが、やはりもう1回くらいは聴きたい。3週間くらいづつ間を空けて…で、選んだ長野公演。自分、2月上旬はユン亀とユンチャンソロを入れてしまっていた。3連休のうち1日くらいはいいだろう(家族も許してくれるだろう)。試験期間の2月下旬は避けて…(後に下の息子の期末テストは2月中旬と判明…ごめんチケット取っちゃった許せ息子)
自分的にはプラスアルファな公演なので、地元の方々がFC先行でチケット取れた後、取ろうと。チケットは一般発売の当日に席を選んで取りました。ちょっと後ろめだけど、自分的ツアー初日。全体を俯瞰して見るにはいいかなって感じ。

当日、千葉は冬晴れで暖かい。前夜に関東南部でも雪が降って上田は朝積もっていると情報見たけど、私が会場に出向く時間帯には雪かき&溶けて歩行に問題ありませんでした。山の空気はシンとして遠くに山々が連なりテンション上がるー!今回は観光や現地での食事を予定せずあくまでコンサートだけに集中の弾丸にしたけど、やっぱり旅ってそこに向かう移動の時間も含めて、いいなって思った。

サントミューゼは新幹線も止まる上田駅から徒歩10分強。開けた土地にゆとりを持って建てられており、外に広場もあり、円形の構造に小さなスタジオや小ホールなども配置され、ちょっとした机のスペースもあって市民の憩いの場になっている模様。通路にクラシックアーティストの公演のパネルなども飾られていて、音楽が根付いているのだな。羨ましい…。
大ホールも円形を基調にした開放的なロビーで物販も並んでも15分くらいで買えて角野さんの特大パネルとのお写真も割とスムーズに撮れて良かった。フォロワーさんたちとばったりでご挨拶したり、初めてお会いする方と話せたり、楽しい時間でした。(ちょっとしたお菓子を持って行っていたが出すのを忘れてた。というかそういうのは無しも心地いいとも思った。ファンも成熟したっていうのかな。皆さん角野さんに集中したいものね!)


円形広場と美しい円形構造の建物
雪の残る冬晴れ
物販に並んでいる途中ロビーより外を望む
遠くの山々の稜線が美しい
開放的なロビー
角野さんのサインがお出迎え

着席。いよいよ前半スタート


バッハ:イタリア協奏曲  ヘ長調 BWV971

やはり角野隼斗のバッハは良い!音がクリアで心地よい!昨年のパルティーダは前半ラストの曲だったのでため息をつくような凄みのあるかっこよさだったが、今回はライトにブライトにリサイタルの幕開けを飾りました。前にも思ったけど角野さんのバッハは右手左手内声いろんな人がお喋りしてるみたいで楽しい。今年はそのキャラクターがさらに個性増してやってきました。2楽章は音の響きに酔いしれた。自分的には寝る音楽だったバッハさま。角野さんが180度見かたを変えてくださった。


モーツァルト:ピアノソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」

始まった瞬間に「なんて優しい音色なの?!」と驚愕。さっきと全然違うじゃんかてぃんさん…。こういう事できる様になったのか(感動)。第1楽章は主題をどんどん変奏。もう細かいところは忘れてしまったが右手でオクターブを取った時の左手の伴奏が素敵だった。ラプソでもある様な手を交差して左手が歌うあたりも心地良かった。装飾もいいんだよねー!インテンポで入れてくる。変奏の変わり目の間の取り方もなんというかエモくなったよね。音色の多彩さは多分にペダルの使い方にあるんじゃないかと日々思っていて遠目ながらも(オペラグラスを忘れた)右足のペダリングを凝視してしまいました。何がどう違うのか未だに分かりませんが…
2楽章は集中力が切れて少し眠くなってしまう心地よさでした。すみません自分の問題です。次は楽譜を予習して臨みたい。
3楽章、来ましたトルコ行進曲。この曲を角野さんの演奏でガチで聴けるとは!嬉しい!!!というのも、私が角野さんのTwitterに初めてリプライしたのはトイピアノで弾いたスーパーカリジリステッィクエクスピリアドーシャスのツイート(2000.1月)で、そこから1ヶ月経たずにトイピアノで弾くトルコ行進曲のYouTube動画が上がったのよね。もう驚いたのなんの。トイピであれだけ弾ける人がいるんだから…と自分も楽譜を引っ張り出して練習するに至る。子供の頃は3楽章全曲弾いてはおらず(多分…オクターブもキツいしね)。数十年ぶりにピアノの鍵盤を触り日々ちょっとづつ弾ける様になるあの嬉しさったらなかったよね。コロナ禍に楽しかったな。そういう行動を起こさせてくれたのも紛れもなくかてぃんさんです。苦労したトルコ行進曲、彼はサラーっと弾いてしまってあたりまえだけどあっぱれでした。


ここで初めてのMC。楽しんで頂けてますか?
上田のこのホールは昨年に次いで2度目。また帰って来れて嬉しい(こうしてホームタウンが増えてゆくのね!)
ツアータイトルKEYSへの思い、ピアノ300年の歴史や調性のお話
2024年にちなんで24調でトルコ行進曲を編曲したんで聴いてください。と言っても何調だかわからないと思うんで電球の色を変えてお知らせします。

(ツアー始まる直前のラボで「色変えて教えてくださーい」ってチャットしたよな自分。やってくれるんだ!)

会場の照明でなくピアノの後ろにちょこんと置かれたまぁるい電球!そうよね。会場毎に照明変えてたら恐ろしく手間がね…笑

AIがね、調を把握して変えてくれるんです。(…え?そ、そうなの?!)  
照明さん、ありがとうございます。(だまされたーwww)

自分が好きなのはどの場面か、照明の色も含めて感じたりして楽しんでください。って感じのお言葉。なるほどね!



角野隼斗:24の調によるトルコ行進曲変奏曲

急に照明落ちて、もったいぶらずにスッと始まる変奏曲。最初からクスッと笑わせてくれるような出だしで、あなた本当にエンターテイナーですね。原曲短調のところ長調で弾いたり逆もあってどんどん変わっちゃうので、照明あってもついていけない笑。そのくらい転調がスムーズで、でもってその調の持つ個性を引き出す編曲にもう驚くしかない。マスクの下で口開きっぱなしでしたワタクシ。中盤のディズニー調の変奏で(寒色系の色)うっとりさせられたと思ったら急にNYに連れていかれてジャジーな音色とリズムにアガり(赤)…と思ったらパーンして宇宙空間へ壮大な調べ。不安と緊張が渦巻く中、STAR WARSばりの闘いのシーン(濃いピンク)そしてラスト大団円。なんじゃこりゃー?!?!?!笑笑笑

お口あんぐりからの泣き笑い
今回もやってくれたよかてぃん…
極上のモーツァルティン聴かせてからのこれ
角野隼斗、まるだしでした


ロビーに置かれた特大パネル

休憩時間、いつもは前半の感想をツイートしたりトイレに行ったりして慌ただしく過ごすのですが、今日はなんかそんな気にもならず浸っていたいというか。でも気晴らしはしたくてロビーに出て、出くわしたフォロワーさんと何となく喋ってそんな穏やかな時間を過ごしました。

ホールに戻るともう鍵盤ランドがセッティングされてた!しまった舞台転換見ておけばよかった…最前列まで行ってお写真だけ撮るも時間なく、チェレスタ側からちょびっと撮る感じに…

慌てて撮ったちょっと残念なお写真


角野隼斗:大猫のワルツ

後半。角野隼斗作曲、大猫のワルツでスタート。いきなりチェレスタから入った!これがチェレスタの音色ですよと皆に示すが如く。まぁ、可愛らしいこと。チェレスタで有名なハリポタだったりチャイコの金平糖だったりは短調でちょっと不穏な感じになるんだけど、かてぃんさんの奏でるチェレスタの大猫は長調。愛に溢れてて「あー好きー!!」ってなった笑。前奏終わってグランドピアノに戻りお茶目な元気なプリンちゃん。ショパン寄りというよりこの後の演目暗示してちょっと前のめりな感じだったかな?(忘れちゃったよ。あくまで個人の感想です)途中もチェレスタ入って、トイピの装飾も入ったかなー?記憶が曖昧です。

MC ありがとうございました。大猫のワルツ演奏しました。物販で楽譜が売っていますので、よろしければ買って弾いてください。
(あ!そういう事ね。買ったよー!弾くかは…w)
あとチラシが入っていると思うのですが、何と武道館でソロリサイタルを開催する事になりました!そして偶然にも私の誕生日という…(偶然?www)よろしければぜひ聴きにきてください。

前半は古楽器時代のピアノ曲、後半はオーケストラ作品をこれらの鍵盤楽器を使ってアレンジした曲を演奏します。2020年頃からいろんな鍵盤楽器を使って楽曲制作してました。 

記憶曖昧ですがこのような事をお話しされました。お話しされながら奥から鍵盤ハーモニカを取り出されピアノに置きました。何やらホースの支柱がありますね笑


ガーシュウィン(角野隼斗編曲):パリのアメリカ人

今、原曲を聴きながら書いているのですが、当日の演奏を全く思い出せない。グランドピアノを中心にキャッチーなメロディを聴かせつつ右手でのクラクション音が印象的だった記憶。同音連打がたくさん出てくるけど、トリルと並んで同音連打も天下一品だよね?かてぃんさん。原曲でもチェレスタ出てくる?中間部のエモい部分はチェレスタで奏でてたよな。有名なフレーズは鍵盤ハーモニカで。グランドピアノ、アップライトピアノ、チェレスタ、トイピアノ、鍵盤ハーモニカと5台弾きだけど、鍵ハー以外は減衰する音だから、オーケストラを表現するのにはそもそも無理があるんだよね。でも目が釘付け。聴かせてしまう。場面展開がうまいんだよ。クラシックの奏法とPOPS、Jazzのグルーヴ、リズム感を両方持ち合わせてる人ってやっぱり稀有で、この鍵盤編曲版のパリのアメリカ人は角野さんじゃないと無理だと思う。後半のシンフォニックジャズ的なところのグランドピアノでの演奏はもう絶品でブラボーでした。「パリのアメリカ人」じゃなくて「NYのかてぃん」だよこりゃ。クライマックスの熱量凄かったー!

わぁ、とも、うぉ、とも言えない変な声を発してしまいました終わった瞬間。そして無意識に立つ。これがほんとのスタンディングオベーションなんだな。会場沸騰。終演時のような盛り上がりで皆が立ち上がって拍手を送る。前方では横断幕があがる。かてぃんピアノって書いてある!全会場の盛り上がりに本人もびっくりした様子で、まだリサイタルの途中なのに何度かカーテンコールに呼び出される笑。幸せな時間でした。

スタッフさんが2人現れて鍵盤ハーモニカを奥に戻し、アップライトに細工を施した。いよいよボレロだ。


ラヴェル(角野隼斗編曲):ボレロ 

照明が落ちる。真っ暗。暗順応が起こる前に足音だけ聞こえる。見えてるのかしら?
本当に何も見えない中スネアドラムのリズムが奏でられ始めた。これアップライトピアノから発せられてるの?原曲の小太鼓の音のようだよ。左手の3拍子の拍を担うベース音やメロディは普通のアップライトの音だから、ある鍵盤にだけ細工されているのだろうか?リズムをきっちり刻んでくる。右手と左手を駆使してスネアドラム。よくやるなぁかっこいいなぁと思っていた瞬間目を疑う出来事が!右手がグランドピアノに移動してリズム隊はアップライトに残る?え?えぇー???意味わからん。これかぁSNSで騒がれていた手、何本問題。まだうっすらお姿が浮かび上がるくらいの照度で1階後方左ブロックから鑑賞の私には左手のベースを奏でる腕の動き(拍に合わせて手毬をつくような動き)しか見えなかったので、いや、やはり、あのスネアドラムはルーパー仕様か??などと野暮な事を考えたが、左手もグラピに来て両手でグランドピアノ演奏始めた時には紛れもなくスネアドラムも演奏しており、その移行がスムーズ過ぎてルーパーもムズイでしょ。やっぱり魔法使いだったかー、という事で無理矢理に落ち着く(笑)。もうその後はやりたい放題というか…観客側を向いて右手メロディをチェレスタ、左手をリズム、の体勢は、「は?貴方の肩関節どうなってます?」でした笑。この時の目線は意外にも左手で、やはりこの曲のキモはずっと鳴ってるこのリズムなんだと妙に納得した。繰り返される主題。倍音利用したアラビアンな不思議な音の部分はアップライトピアノで演奏されました。椅子を上手く利用し鍵盤ランドをぐるぐる回っている様は、リストの手が何本もあるあの風刺画を思い出してしまいにやけてしまった。パリのアメリカ人とはまた違う意味でのミニマルミュージックでのオーケストレーションも圧巻。どうやって同じメロディで盛り上げていくかを綿密に練り上げているんだと思う。転調した後のラストは気迫が、音圧が凄まじく、左手拳打ち2回?圧倒されました。ブラボー!ブラボー!!!

大歓声、大拍手。スタオベ。パリのアメリカ人で沸騰しちゃったのでもうこの会場の聴衆に怖いものはありません。相当疲れてると思うんだけど何度もカーテンコールに応えてくださり(ちゃんと袖で水は飲めたのか?)マイクを手に取り大きなため息w。

はー何か終演みたくなっちゃいました。ありがとうございました。ちょっと座りますね。あ、かてぃんピアノを貸し出す企画をしていたのですが、青木村の皆さんも応援に駆けつけてくださいました。(あーそうか!長野繋がり。かてぃんピアノの前、2020年秋、コロナ禍で有観客コンサート企画されたのよね、青木村。京成バラ園や昭和公園の生Liveもあったけど、グランドピアノとトイピアノでの有観客コンサートはピアニストとして嬉しかったはず。青木村の方も今日はトイピも入って感無量だったと思います。)
終わりみたいに盛り上がっちゃいましたけど、もう1曲だけ弾かせてください。僕が作った曲ですが、まだ音源はどこにも上がってないです。夜明けをイメージしています。アップライトピアノで弾きます。聴いてください。



角野隼斗:夜明けのノクターン(仮題)

夜明け前の張りつめた空気、うっすら空色が変わる時間帯にかすかに聴こえる調べ。そんなイメージを持ちました。左手は追憶もびっくりな程、まるでハープで演奏しているかのようなさざなみ。でもここ上田で聴いているためか山の稜線を想像する。静かだけどしっかり意思のある、後ろではなく未来を見据えているようなメロディで本当に沁み入りました。ラストは坂本龍一さんを彷彿させる終わり方。なんか聴いたことある曲だった気がするのよ…。
かてぃんさん、2023年のツアー直前には題名のない音楽会での坂本龍一の回での収録があったはず(放送はツアー中)。昨年のツアー中はご存命だった坂本さん、かてぃんさんがNYに飛び立つ前に旅立たれてしまった。坂本龍一さんへ向けた決意というかメッセージのようにも思えました。

(何となくの曲調は覚えているのですがメロディを忘れちゃった。このコンサートの悪しき点は超感動しても直後の曲で上塗りされて記憶が飛んじゃう点。はーまた聴きたい。はやく聴きたい…)

曲終わり、かてぃんさんが一息ついて動くまで微動だにしない聴衆。その後の暖かい拍手。この時はだれ1人としてスタンドしない。会場が一体。今日のお客さん本当に音楽が好きというか分かってらっしゃる感があって、私はここに居れてホントに良かったと思えた。

少し間を置いてかてぃんさん再登場。
「迷ってる事があるんです」と話し始める。
皆さん今日は何の日だかわかりますか?(頭で20240212の数字の羅列しか出ないワタクシ。はて?)
2024年2月12日。
ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー初演からちょうど100年なんです、今日。

会場どよめく。全然知らなかった。想像もしなかった。

で、このKEYSツアーでは24の調性で毎回違う調できらきら星を演奏するってのもやっていて…

どっちにしようかと…

あちこちで一斉に(もちろん私も)「両方ーーー!!!」

…やっちゃいます?両方?!

一斉にうなづくwww

ハイ分かりました演りましょう!しかも今日は何と両方撮影OKにします

ええぇーいいんですかーーー?(歓喜)

30秒だけSNSにアップしてOKにします。皆さんスマホで忙しいと思いますが終わったら拍手をお願いします(お決まりの笑)では


きらきら星F♯m〜ラプソディ・イン・ブルー

相変わらずはえーのよ始まるのがwww。慌てて構えて録画スタート。あら!きらきら星から始まった!!!今日はマイナー調のきらきら星。イ長調の3音下の短調の音階はF♯m。(嬰ヘ短調というらしい後で勉強した。)いつものハ長で始まったきらきら星。レベル2でマイナーに切替わった!入り方コナン?って思った。スムーズだった。でベースで旋律のかっこいいやつキタタタタタター!聴衆に頭の中で歌わせる委ねる系の軍隊調?(上田だけに真田丸?)なレベル2からマイナーかっこよルパンのJazzyレベル3。ため息多めのどこ行くレベル4から即興混じりのレベル5…(後から何度も聴いて書いております)。今日、もしかして、ノリノリかてぃんですかー???(嬉!喜!)私はきらきら星にラプソがちょっと顔を出すんだと思ってたんだけど、この後レベル6、7と通常の怒涛の演奏をして駆け上がった後最後の1音でそのままラプソに突入した…チーン。抜粋とはいえ、ほぼほぼ網羅したピアノ版ラプソが聴けてしまい震えました。私が生演奏でピアノ版が聴けたのって、2021年のBlue Note以来かもしれない。あ、2022年全国ツアー大阪公演で聴いていた(東京公演はオケとのinF)。何という幸運!NYに居を移した角野隼斗のガーシュウィンを2曲聴けるとはー!両手交差のJazz風からのインプロにパリのアメリカ人混ざるし、オーラスの弾き方はもうかっこよくて。終演直後には雄叫びをあげてしまったよ。先日のイム・ユンチャンの韓国ファンばりに笑。あー本当に素晴らしかったです。

何度もカーテンコールに応える角野さん。上手の端から下手の端まで3階まで見上げて丁寧なお辞儀。変わらないですね。最後は両手を胸の前に抱えて「胸いっぱいです」ポーズをして袖に消えて行かれました。照明が上がって終演。

もう本当にありがとう  しかないよね(泣)
何も言えねー(北島康介風に)

ご本人からもPost。同じ部分の切抜き!

2024年のソロリサイタル全国ツアー
8公演目の感想でした
3分の1終了…もう?まだ?
ご本人はどう感じているのでしょう


上田サントミューゼ大ホール
木のぬくもりを感じるあたたかみのあるホール
自席からの眺め
曲線と直線が織りなす素敵なステージ
また来ますね!


回を重ねる毎に進化していそうな今年のツアー
角野さん
どうぞ心も身体も健やかに駆け抜けてくださいね


ツアーパンフレットと楽譜、KEY
KEY受け取りました
大切にします

長文、お付き合いくださりありがとうございました