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教育や育児において、かほこママが大切にしていることは何ですか?

このnoteは、大人気、仮想銀座高級クラブ「かほこ」のママが、みなさまの人生相談に時に鋭く切り込み、心のおしぼりを配る #voicy人気番組の 好評回を書き起こしたものです。
詳細→https://note.mu/tsunesalo/n/n87d8a57309bb

◆本日のご相談内容

「子どもの教育に自信を持てない」

子供に寄り添って、常にベストを尽くしているのですが、教育や育児の正解が見出せずにいます。かほこママはどんなことを大切にされていますか?
かほこママは、ご両親からどんな教育を受け、どんな環境で育ったのでしょうか。親に感謝しているとことなど、お聞かせいただけますでしょうか。

◆今⽇のおしぼりポイント

■父からの教え

私は四人家族で、姉妹の末っ子として、比較的、厳しい家庭に育ちました。簡単にいうと、年功序列的で一番歳下の私は口答えもできず、姉妹喧嘩をすれば私が謝るという感じでした。
お小遣いも普通より少なかったように思います。習い事も好きなだけできたわけではありません。でも、読みたい本は買ってもらえたので、読書が好きになり、貴重な情報源でした。

父は「教育は投資だ」といって、いろんな塾へ行かせてくれました。中学受験は「一番の学校ならば、行ってもいい」と言われ、一生懸命勉強しました。
大学時代も外泊禁止で、門限は夜10時。普通の家なのに、まるで箱入り娘のように育ちました。

一番強烈に覚えている父からの教えは、「経済的に自立した人間だけが、自由に発言していい」ということ。

だからでしょうか。社会人になってからは何も言われなくなりました。転職も起業も、結婚も離婚も、上場も、何でも一度も反対されたことも、止められたことも、嫌味すらいわれたこともなく、すべて自由にさせてくれました。

小さい時は理不尽に感じた父の教育方針でしたが、経済的に自立していれば、少々のことがあっても精神的に自由に生きていけるというのを社会に出て実感しました。

男女の性差別も年齢差別も、上司や社風への不満があったとしても、そもそも根深くあるもの、自分がすぐに変えられないものを嘆いてばかりでは仕方がない。

だったら、目の前のことに結果を出し、自分がイニシアチブを取れる場所を増やせばいい、後に続く道を先輩として舗装道路にしてあげればいい、そう常に思えるようになったのは、父の教えのおかげだと思っています。

■母からの教え

大学生の時、時給3000円の家庭教師アルバイトを週に10軒以上掛け持ちして、月15~20万円くらい稼いでいました。電車に乗ったりバスに乗ったり、移動が大変だったのですが、母が車で送迎してくれました。

母のことは、とても尊敬しています。専業主婦でしたが、違う時代に生まれていれば事業か何かで大成功していたのではないかと思うほど、本当に素晴らしい人です。
専業主婦のお母さんならば、「いい旦那さまを見つければ、専業主婦も幸せだよ」と教えるのかもしれませんが、それは私に向いている教育ではなかったと彼女は思っていたのかもしれません。もしくは、時代のことを考えていたのかもしれません。

母から教えられて一番良かったのは、「これからは、女性も働く時代になる」「自立することが大事だよ」ということ。受験勉強や働くためのサポートをしてくれたことは、とても感謝しているます。

■娘に伝えたいこと

母に「これからは、女性も働く時代になるよ」と教えられたように、娘には「これからは国際人が活躍する時代になるよ」と伝えていてます。

娘が大きくなった頃には、日本は高齢化社会で、彼女の同世代人口は少なくなり、社会構造は想像もつきません。ただ、テクノロジーによって確実に「移動時間」が短くなっていると思うので、日本だけではなく世界で、一番好きなものや一番やりたい仕事など、自分が一番役に立てることを見つけてほしいです。

もちろん、国際人という意味には、ダイバーシティーの概念や、常識や過去や風習にとらわれない、フラットに創造的な発想をしてほしい、世界を広くしり、そして世界で唯一の自分を作り上げ、磨き上げ、社会に貢献してほしいという気持ちも込めています。

■こんな母親でありたい

娘や息子のことは、それぞれ一人の人格として、大人として見ています。本人たちがどうしたいかを聞き、否定せず「選択肢を増やす親」でありたいと思っています。
人生を自分で決めて生きていくこと、社会のために役立つ人間であることが素晴らしいと背中で見せて、何をしたいのか考える癖をつけさせるようにしています。

私は母親として正直イマイチだと自覚してきました。
でも、子どもたちが思春期になった時、大人になって就職で悩んだ時、「うちの母ちゃん、めっちゃ使えるやん!」と思ってもらえるような存在になりたいとずっと思ってきました。

生きることに迷わず、絶望を感じず、希望を持って、周りに希望を与えられるような人間になって欲しい。そして、だからこそ、そんな背中を見せられたらいいなと思います。

◆かほこママの今⽇の教訓

・頑張って結果を出し、経済的に自立していれば、少々のことがあっても生きていける(かほこママ、父の教え)

・女性も働く時代には、自立することが大事(かほこママ、母の教え)

・子どもを一人の人格として尊重し、選択肢を増やすことが親の役割。自分で自分の人生を決める、背中を見せましょう!

本日の内容を音源できいてみたい方は、以下の第104夜になります。↓

仮想銀座高級クラブ「かほこ」 
第104夜 両親に教わったこと、娘に伝えたいことhttps://voicy.jp/channel/630/23511

書き起こし/堀井由香
テキスト・編集/染石佐恵

仮想銀座高級クラブ「かほこ」は本日もオープン中
https://voicy.jp/channel/630

かほこママへの人生相談はこちらから(匿名で相談できます)
https://peing.net/ja/kahokotsunezawa

公式ツイッター:https://twitter.com/tsunesalo
お問い合わせ:joseikigyousalon@gmail.com


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