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子供に厳しい自分を変えたい。かほこママが考える「見守る子育て」とは?

このnoteは、大人気、仮想銀座高級クラブ「かほこ」のママが、みなさまの人生相談に時に鋭く切り込み、心のおしぼりを配る #voicy人気番組の 好評回を書き起こしたものです。
詳細→https://note.mu/tsunesalo/n/n87d8a57309bb

◆本日のご相談内容

「子供や周囲の人にキツくあたってしまう自分を変えたい」

子供に何かを教えるとき、伝え方がキツくなってしまいます。
きっちり教えたい、完璧にできるようにしたいという想いから、子供が泣いてしまうまで厳しくしてしまいます。

思えば子供だけに限らず、後輩や周囲の方にも同じように接していたなと感じます。「またやってしまった」と気付いても、同じことをしてしまっている自分の学習能力の無さに、嫌気がさします。

かほこママは誰かに何かを教える時に、注意していることはありますか?

◆今⽇のおしぼりポイント

■ 厳しくあたるのは短期的にはメリットでも、中長期的にはデメリット

例えば、急成長しすぎたベンチャーに、後から歪みが出てくるのと同じように、成長させるために厳しく社員を指導しても、上司の言うことを聞くだけの思考停止状態になると、中長期的な社員の成長には繋がりません。

子育ても同様で、今すぐ思い通りにならないとイライラしてしまうと、もっと人生で大事なことや、大きな何かを見失うことがあるのではないでしょうか。
ならば、厳しく指導しすぎず自主性を尊重する方が、子供も社員も試行錯誤しながら自分で成長していけます。中長期的に見守る方が、お互いにとって良いと思います。

■ 「子供のため」という言葉の裏に、親の見栄が隠されていませんか?

世の親御さんが厳しく子育てをする理由は、色々あると思います。

でも、「自分が他人に、ちゃんと子育てしていないと思われるのは嫌だ」「この子の親の顔が見てみたい、なんて言われるのは嫌だ」など、そこに親としての見栄があるのだとしたら、厳しい指導はやめたほうがいいのではないでしょうか。

「オムツが取れるのが遅い」「いつまでも指をしゃぶっていて治らない」「おねしょが減らない」などと心配する親御さんもいらっしゃいますが、大人になってオムツをしている人はいないでしょうし、おねしょもいつかは自然となくなるものです。

1日も早く何かをやめさせることに全てのエネルギーを注ぐことは、そう賢い選択ではないように思います。
会社の社員にしても、信頼して「ちゃんと見守っているよ」と示してくれる上司がいる方がスクスク成長するものですし、上司である自分もイライラしなくなりますよね。

■ 「親は保護者であって教育者ではない」。子供の自己肯定感を育む努力を

大人になってから自分で自信をつけていくことも必要ですが、自己肯定感が幼少期に育てられず、挑戦できない子になるのは嫌だとかほこママは思います。
なので、子供のできないことよりもできることを見ていきたいし、優しく接して「あなたはすごいね」と具体的に褒めてあげることが大切だと感じます。

子供は子供なりに、保育園や小学校などいろんな世界で規律を学んでくるのだから、とにかく親は見守ってあげる人であればいいのだと思います。
子供本人の意思を尊重し、選択肢を広げてあげるのが親の役割。そして、親も一生懸命生きていれば、その様子を見て子供は成長していくのではないでしょうか。

■子供を優しく見守るためには、親自身が精神的余裕を持つことが大事

私の親友 香保子さんのお話です。

2社起業し、今はキッズラインを経営していますが、「1社目の時の方が余裕がなくて、自分自身も信じられなかった。だから、スタッフに必要以上に厳しくあたってしまった」と言っていました。
焦っていると余裕がないから、「早く思い通りにしてほしい」「早く自分の言うようにしてほしい」と感じ、「私もこんなに頑張ってるのに」という思考にも陥りがちその結果他人に辛くあたってしまう、と。

でも、3度の出産でたびたび会社を休むことになり、「私がいなくても大丈夫かな?」と思っていても、しばらく休んで会社に戻ると「なんだか組織が一回り成長している」と感じられたのだそうです。

これは子育ても同様で、子供が林間学校に数日行っただけで、帰ってくると「なんか成長してるな」と感じることもありますよね。
視野を狭くして子供を見つめすぎるのではなく、余裕を持って中長期的な視野を持つことが、「見守る子育て」には大切だとかほこママは思います。

◆かほこママの今⽇の教訓

・厳しい指導は短期的な成果が出ても、中長期的には子供自身の成長に繋がらないことも。自主性を尊重した方がお互いにとってメリットになります。

・親の見栄のために子供に厳しくあたるのはNG。信頼して優しく見守った方が、きっと子供はすくすく成長します。

・規律は社会生活の中である程度育まれるもの。親は子供を信頼して認め、自己肯定感を育んであげましょう。

・親自身が精神的余裕を持つと、広い視野を持って子供の成長を見守れるようになります。

ちなみに、かほこママの親友、香保子さん主宰「女性起業家サロン」で、かほこママに会えますし、サロンメンバーは事業相談に全部乗ってもらえます。
かほこママに会いたい人は、相談したい人は、こちらへ⇒https://lounge.dmm.com/detail/558/

本日の内容を音源できいてみたい方は、以下の第134夜になります。↓

仮想銀座高級クラブ「かほこ」 
第134夜 相手や子どもにキツい自分をかえたいhttps://voicy.jp/channel/630/25510

テキスト/木村真由美
編集/染石佐恵

仮想銀座高級クラブ「かほこ」は本日もオープン中
https://voicy.jp/channel/630

かほこママへの人生相談はこちらから(匿名で相談できます)
https://peing.net/ja/kahokotsunezawa

公式ツイッター:https://twitter.com/tsunesalo
お問い合わせ:joseikigyousalon@gmail.com

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