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若い女性が貫禄をつけるためのステップ4つ

このnoteは、大人気、仮想銀座高級クラブ「かほこ」のママが、みなさまの人生相談に時に鋭く切り込み、心のおしぼりを配る #voicy人気番組の 好評回を書き起こしたものです。
詳細→https://note.mu/tsunesalo/n/n87d8a57309bb

◆本日のご相談内容

「20代の女性社長。貫禄がなくて悩んでいます」

私は20代の女性社長です。決して偉そうに振る舞いたいわけではないのですが、社長としての貫禄が皆無で悩んでいます。かほこママは経沢香保子さんとお知り合いとのことだったので、2点伺いたいことがあります。
一つ目は、女性社長としての身だしなみ(服装や髪型)で大事なこと。二つ目は、社員との距離感の取り方です。

◆今⽇のおしぼりポイント

■ STEP1:「若いから・女性だから」という言い訳をやめてみる

26歳で起業したので、このご相談者さまの気持ち、よくわかります。
おそらく、当時の私も「舐められている?」と感じてたと思います。

「女性だから、若いから、聞いてくれないの?」と悩んだこともありました。さらには「若くて起業なんて、バックに誰かいるんじゃない?」という言葉を投げられたこともあり、悔しくて涙を流し、相手を恨んだことがありました。

女で生まれたことはデメリットなのか?、とにかく、早く年齢を重ねたい、とすら思っていました。

でも、その考えは間違っていました。

いや、少なくとも「経営者」として独り立ちしたいのであれば、正しい理論ではありませんでした。

私の甘えであり、私の逃げ口上、他責にし、それを言い訳にしている間は、本当の社長になんてなれなかったと思います。

そこで、180度考えを変えました。

私が舐められてるのは、単純に「実績が少ない」「圧倒的数字を出してないから」と頭を切り替えました。

やっている事業はもちろん大事です。でも、経営成績も大事です。売り上げや利益が十分ではないと会社に永続性もないのです。会社に永続性がない経営者が尊敬されるわけありません。

利益がたくさん出ている会社の方が、行動できるし、革新力があり、社会に貢献できる確率が高くなります。だからこそ、力を持つことができ、存在価値を認められるのです。

性別や年齢という理由を無意識にでも傘にして、ふわふわな経営をしているのであれば、舐められるのは当然だと思うようにしました。

ビジネスはなんだかんだ言って、弱肉強食の世界。舐められたくなかったら、態度ではなく、実績で示す。一旦、そこを割り切って考えてみることにしました。

力とは数字。尊敬とはできる事の大きさに比例して集まるものです。

■ STEP2:とにかく実績を作る

だからこそ、とにかく実績作りを心がけました。経営の実績を作るのです。まず、一つ一つの仕事のクオリティを上げることに徹しました。そして、KPIを設定し、徹底的に追うのです。数字をしっかり組み立てるのです。利益を出す仕組みを作りこむのです。

言った通りの数字を出して、計画通り地道にやる、そうやって、経営実績を作っていく。結果で証明しようと。

なので、かほこママの親友のかほこさんは、「上場」を目標にしたそうです。上場すれば、流石に「女性起業家」というよりも「経営者」としてみてもらえると考えたそうです。

実際に、上場を達成すると、周囲からのみられ方が全く変わったと言います。自分は何も変わってなくても、周囲はその経営者の実績に応じて対応を変えるものなのです。

外部から「客観的にも」評価される会社であれば、周囲も、社員も「20代」とか「女性社長」という部分は全く関係なくなると思います。

まずは、あり方ではなく、目標を変えましょう。周囲を見るのではなく、自分の視座を高めましょう。

■ STEP3:身なりを整える

とはいえ、質問者様の「身なり」についての話です。

上記を踏まえた上で、質問者様の問いである

社長としての貫禄がない悩みの、一つ目は、女性社長としての身だしなみ(服装や髪型)で大事なこと。二つ目は、社員との距離感の取り方を教えて欲しい。

正直な話、外見も確かに印象を形成する一部で大事ではあります。表面的ではありますが、活用するのは大切かもしれません。

かほこママが考えたのは、女性部下は女性上司を「上司」というより「同性」としてまずジャッジメントしてしまう傾向もあります。つまり、上司が「将来なりたい女性かどうか」と判断し、そうでなないと、尊敬の念を抱けない側面が多少あると仮設しました。

なので、もちろん、経営数字が出たらでいいのですが、女性としての身だしなみをきちんと整えることは損にはなりません。かほこママ的には、「髪のツヤ」「肌のうるおい」「だらしなくない体型」の3点が揃っていればOKだと思います。テクニック的な美容というより健康的に見えることに気をつけましょう。お客様も、同じような事業やレベルの会社であれば、きちんと身なりが整えられた人と取引したいと感じるものです。

■ STEP4:弱さを見せない。個人的な悩みは社員に一切相談しない

ご相談の最後にあった「社員との距離感の取り方」についてですが、私は一定の距離をとるようにしています。部下からの話や相談はしっかり聞きますが、私の個人的(プライベート)な悩みは、社員に一切言いません。

これは「強い社長でありたい」望みの表れでもありますが、基本的に恋愛相談やプライベートの相談は、男女関わらずしないようにしています。一般的に女性同士はプライベートの悩みを共有しあって結束が固まるイメージがありますが、

ここは社長とメンバーです。何か弱さを見せるメリットはありません。特にプライベートの悩みは回り回ったり、ネタにされやすいのでやめた方が賢明です。

あくまでも私の経験上ですが、相手の悩みには答えてあげて、自分は何も悩みがないような振る舞いを見せる方が、特に女性の場合はマネジメント上はいいと感じます。ただ、誰にでも悩みはあると思うので、それは社員ではなく、パートナーや他の人、専門家に相談していきましょう。

◆かほこママの今⽇の教訓

・まず「女性だから・若いから舐められる」という思考回路は捨てて、「社長として尊敬される人とはどのような人なのか?」を考えましょう。

・外部からきちんと評価される実績を作りましょう。また自分の身なりを整えることは、同性部下のマネジメントに好影響を与えます。

・社員にプライベートの相談をするのはNG。部下の悩みには耳を傾けつつ、自身の悩みは他のところで発散するようにしましょう。

本日の内容を音源できいてみたい方は、以下の第11夜になります。↓

仮想銀座高級クラブ「かほこ」 
第11夜 ロールモデルは?/女社長貫禄つけたい/転職決断が…
https://voicy.jp/channel/630/15686

テキスト/木村真由美

仮想銀座高級クラブ「かほこ」は本日もオープン中
https://voicy.jp/channel/630

かほこママへの人生相談はこちらから(匿名で相談できます)
https://peing.net/ja/kahokotsunezawa

公式ツイッター:https://twitter.com/tsunesalo
お問い合わせ:joseikigyousalon@gmail.com



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