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モノづくりの世界を可視化する

プロフィールノートに設定していますが、自己紹介というよりはnoteを書く目的がメインの内容です。

わたしはobjcts.ioというレザーバッグブランドのデザイナーをしていまして、元々は革製品の職人としてモノづくりの現場にいました。

日々モノづくりに関わっている私にとって、noteは頭の中にある記憶を可視化する場所であり、自分が本当に作りたいと思っているモノが何なのかを追求する場所です。
モノづくりをあらゆる側面から可視化することで、新たな視点や気付きを得ることを目的としています。

可視化すると言っても言語化、数値化された情報だけを信用し、直感や感性などの抽象的なものを頼りにしたくないと思っているわけではありません。

むしろ人の感性を震わせるプロダクトを生み出すには、製作者自身の感性が震える"なにか"をプロダクトに落とし込まなければ生み出すことはできないと思っています。

しかし、感性から生まれたその"なにか"は、とても脆く、輪郭がぼんやりとしています。

掴み取ろうとすると手の中で溶けてなくなってしまう繊細な"それ"を、言葉やグラフィックで輪郭を引き、認識できる形まで仕上げていくことで人の感性に響くプロダクトやストーリーが生まれると信じています。

言葉で表しにくいことが多い職人の現場から、目的や文脈を可視化する企画デザインまで携わってきている私だからこそ、言葉にできることがあると思っています。

言語化していった思考の断片が、誰かの新たな視点や気付きの発見に繋がったらとても嬉しいです。



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