寄付先を自分で探す効能

まずはじめに西日本での大雨による被害を受けられました皆さまに心よりお見舞い申し上げます

序章が長いですが、それだけ真剣に思いの丈を綴りました。今まさに読んでほしいです。ずっと書きたかった #寄付について考える を初めてのnote投稿で、しかもワールドカップのロシアからウクライナへ移動中に…

6年前ロンドンで講演した時に聞いた話は東日本大震災でロンドンのコミュニティが一つになった。沢山の募金が集まり。当時送金先が「日赤」一択だったので、少しでも早く被災地に届くように寄付した。
でも日赤が何をどう使ったのか?(ロンドン在住の)私達が英国人にうまく説明できないうちにそのモチベーションは下がっていった。

この話は今でも覚えている。日赤など大きな団体は平等を担保しなければいけないので、すぐに誰かの元へ行くとか。誰々さんちの泥出し費用に使いましたなど個別の使徒を教えてくれることはない。これは仕方のないことだと思う。

また別の話(世界的支援団体)オックスフォームやユニセフへの寄付の多くがその団体の人件費に使われることに納得がいかないと言う人も日本には多い。支援はタダではない。そして有能な人材が必要。その人達にも生活がある。継続した支援には人件費はかかる。物を売る商売ではない。マンパワーが必要な世界だからこそ、総予算に対する人件費の割合は多くなります

こんな話もあった。7年の東北で活動するボランティア。仕事をやめてテント生活して石巻で支援活動をしている。もちろん給料はでない。なのでお金のない民間ボランティアがよく使う手法で、ステッカーやTシャツを支援者に販売しその益を支援活動に当てる。そうすると「あいつは被災地で金儲けしてる」と批判する人がでる。

ボランティアがお金を扱うとバッシングされる、利益が欲しいわけではない。日々の食費やガソリン代など経費を工面したいだけでも叩かれる。
「どうしたらいいんだろう?どしたら継続できるんだろう?」そんな悩みがあった時、2014年水害で大変だったボスニアに視察に行く話が来た。そこで活動する世界的NGO「モザイク」の2人の主宰者に現地で会うことができた。一人はハレーダビッドソンで登場し。もう一人は来週にはスペインの別荘でバケーションだと聞き。びっくりした。多言語化された「モザイク」のホームページを見ると最初に「ドネート(寄付してください)」を大きなボタンから始まり、自分たちがいかに頑張っているか。実績の写真がどんどん出てくる。僕の知っている慎ましい日本ボランティアがそんなホームページを作ったら「売名行為だ」「自慢かよ」と批判がきそうだったwまたびっくりした。

帰国してNPOに詳しい友人にその話をすると「そんな事も知らないですか?」と笑われた「非営利団体ではありますが、団体として利益は出せませんが、そこに従事する人が、極端な話、給料60万円もらっても合法ですよ。無報酬では継続できないから、NPO法人という法人格が考えられたのですよ」

ここまでで序章は終了。やっと本題、寄付の話に入ります。おまたせしてすいません。僕自身も持っていた誤解や偏見、紆余曲折を経て7年かかってたどりつた提案です。

「寄付先を自分で探す」

日赤やドラえもん募金を否定してるわけではありません。もうそろそろ日赤任せではなく、自分で検索して、自分の勘を信じて、自分の責任で寄付してみませんか?世界が変わりますよ。当事者、極端な言い方をすれば加担者になります。

この話を僕の講演でしてもう二年以上経ちます。2年前の熊本地震の時、横須賀のみなさんが街頭募金をしました。この話を覚えていてくれた社長さんから寄付先を紹介してほしいと連絡が来ました。その時僕は熊本で支援活動をしていたので(見出し画像)、いくつかの小さいな団体を紹介しました。あまりに小さな団体なので支援に協力したみなさんから大丈夫?と不安の声が上がったそうです。
するとその社長さんが実際に現地に足を運び、それぞれの活動を観て、地元にこう説明したそうです「どの団体も現場で汗してました。もしこのお金が彼らの食費や交通費に使われたっていいじゃあれませんか?熊本にお金は落ちるし、支援している人の背中を押す支援、素敵じゃないですか?」お金はそれぞれの団体に均等に配布された。

日本の税制上、どんなに素敵なボランティア団体でも。公益社団法人とか認定NPOとか、めちゃくちゃ厳しい基準をクリアしないと寄付に対する税制上の優遇はありません。(簡単だったらマネーロンダリングに使われてしまいますからねw)つまり法人格を持たない小さなボランティア団体や個人は企業の寄付対象になりにくいという事です。

考えてもみて下さい。そのボランティアにたとえ1万円でも寄付が来たら、それモチベーションあがりますよ。「自分たちを信じてくれる人がいる。知ってくれてる人がいる」がんばっちゃいますよ
頑張っている人の背中を押すお金の使い方してみませんか?
そのためには調べなければいけない。信じなければいけない。寄付して終わりではなく、その後も関心を持てたらなおいい。少し敷居は高いかもしれませんが、もうそろそろ、コンビニのレジ横にチャリン!ではなく、「考える寄付」をしてみませんか?あなたの世界がきっと変わりますよ

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