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話聞いてる?

教訓になるエピソードがあったので、物語調に記録を残すことにしました。
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ある日の朝、私は「昨夜は飲み過ぎたなあ」と思いながらも、いつもと変わらない朝食を食べ、出勤した。この日もいつもと変わらず、兵隊アリのごとく働かされていたが、他部署との打ち合わせが入っていた。上司Aに命じられ資料を印刷して、打ち合わせに参加。相手先の進捗確認のような打ち合わせで、私の部署からは、上司Aの他、別のラインの上司Bも参加し、基本的に聞いてるだけ。議事録も必要なし。「今日はどんな話になるのかあ。」と他人事のように打ち合わせに参加した。

紙資料がたくさんあり、自分がわかる程度に色んな資料にメモを入れていく。ノートにメモすれば、あとで見たときに会話の流れも分かるが、今日はそんなメモも取らず(昨日飲みすぎたせいかな)。打ち合わせが終わり、相手の状況はなんとなく理解した。

私が退社する前、上司Aから「明日、私は休暇だけど、役員に確認をお願いしたいことがあるから、メールで送っておくね」と言われ、「分かりました。」と軽い気持ちで退社。

次の日、メールを開いて「フムフム、これなら出来そうだ」と納得。上司Bも関わる項目があったし、単独で役員に説明するのは不安もあったので、上司Bにも一緒に入ってもらった。

上司Aからもらったメールの通り、端的に確認を進めて「今日は順調に終われそうかな」と淡い期待を抱いていたところ、「そういえば、昨日打合せしたみたいだけど、どうだったの?」と私からすれば、フルカウントからのアウトローで見逃せない球が飛んできた。

「えー・・・」、なんとなく理解していた内容をシドロモドロに喋るが、役員の反応はモヤモヤしている様子。それを見てもっと説明しようと喋るが、ドツボにハマって、自分でも論理的に喋れているのか分からなくなってくる。それを見かねて、同席していた上司Bが助け舟を出してくれて、スラスラと説明していた。それを聞いていた役員も納得していた様子で、上司Bと何度か会話を重ねて、私は脇で相槌を打つだけ。残りの項目については、予想外の展開はなく、無事に打合せ終了。。。

執務室に戻ったら、上司Bに「ありがとうございました。」とお礼を述べた。上司Bは、私のシドロモドロにあまり気にしていなかった様子。
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以上が、事の顛末です。得られた教訓はシンプル。

話を聞くときはメモし、アウトプットをイメージすること

特に、私は音でインプット・アウトプットすることが苦手である気がする。それを補うためにメモを取るのだが、今回はそれを怠ってしまった。

人の話を聞いて、自分のことのように話すのが得意な人もいるが、どんな思考回路しているのだろうか。。。


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