【春弦サビ小説】三人組音楽ユニット『トライ・アングル』
男性ギター二人、女性ボーカル一人の
ユニット『トライ・アングル』は、
どこへでも歌いに行くし、
いつも演奏している。
仲の良い三人兄妹だ。
息がぴったりな三人は、
どこでも拍手喝采。
特に緩やかで滑らかなメロディが魅力の
『 さくらのこころ 』という歌が人気で、
定番曲だ。
ボーカルの慶子が言った。
「わたしたち、
トライ・アングルを結成して5年になるね。」
兄の雷太は返事をした。
「いろいろあったけど、
喧嘩もよくしたな。」
弟の音矢
「その度に音楽もよくなっていったね。」
雷太「音矢も上手くなったな。
慶子も。」
慶子「三人とも歌えて奇跡だよー。」
音矢『ハーモニーだって自慢だね。」
三人は、まるで三つ子のような
息ぴったりの関係になったのは、
音楽をいっしょにしてきたから。
音楽が彼らを仲良く結びつけた。
雷太はアルペジオを弾き始める。
それに音矢がコードを合わせて
軽くストローク。
慶子が即興でメロディを乗せて、
その時の気分を歌詞にして
歌ってしまう。
音楽をしている時の三人は、
どこまでも天国だ。
また、街のどこかで
とても息の合った演奏が
聞こえたなら、それはきっと
『トライ・アングル』の演奏だろう。
(おわりです。597字)
☆彡
こんにちは。
つる です。お世話になります。
【春弦サビ小説】に応募する note です。
今回、採り上げます元ネタは、
いつき さんの
【春とギター的】noteの記事、賑やかし帯(タイ)。-第171弾-
です。
いつきさん note
賑やかし帯を二次創作してみました。
この note の一番上の賑やかし帯の画像を
元にちょっとした話を書いてみました次第です。
いつき さん、
【春弦(春とギター)】を
賑わして下さりまして、
まことにありがとうございます。
感謝の気持ちを込めまして。
以上、つる の【春弦サビ小説】でした。
みなさまのご無事とご自愛のほど、
お祈り申し上げます。
つる 拝
*ヘッダー画像は春永睦月さんの
画像をお借りしています。
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