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たくさんスケッチしました(予想外編、1485字)

夜も遅くなってしまいましたね。^^
こんばんは、つる です。

今日は午前中は雨、
昼下がりから止みましたので、
また当てもなくスケッチに
出かけました。🌼

お花が描きたい。

家並みの道を歩いていますと、
一軒のお家に通りがかりました。

駐車場のスペースの周りに、
たくさんの種類の花が
植えられていました。

とてもきれい。

枝切りをしている初老の男性が居ます。

目が合いましたので、会釈をして
ついでに「こんにちは。」と
挨拶しました。

男性「あなた、絵を描く人ですよね。」

私は驚いて、
「どうしてご存じなのですか?」と
問い返しますと、

「この前、家先でバラを描いてたでしょ。
あと、何度か描いてる姿を見かけてるんです。」
と仰って、
確かに最近、近所ら辺で
毎日のようにスケッチをしていたのですが、
少し町の人に知られているようでした。

私「お庭、お花きれいですね。」
男性「描かれますか?」

「え?いいのですか?」

実は、絵を描く公共のポイントは、
ほとんど描いてしまって、
あとは人さまの家先に咲いている
お花を、頼み込んで描かせていただくしか
無いと思っていたのでした。

男性「どうぞお入り下さい。」

私は、遠慮しつつも、
図々しいとは思いつつ、
お花を描きたくて仕方が無かったので、
遠慮なく、庭に入らせていただきました。

色んな花があって、一つ一つ、
丁寧に名前と説明をして下さいました。

男性「良かったら、持って帰る?」
私「え。」
「たくさん有り余っているから、
何でも好きな物切り取りますよ。」と、
枝切挟みを持って、
「どうぞ、何でも。」と、
促されたのでした。

この庭の中で描かせていただくのは、
初対面にして、ちょっと図々し過ぎる
私だなぁ。
家に持って帰れたら、
落ち着いて描けるかな。

すっかりその気になってしまい、
好きなだけ頂いてしまいました。^^;

季節の過ぎていたり、
雨の影響で萎れていたりも
していましたけれども、
ありがたく思いました。

男性「私は絵は描かないけど、
観るのは大好きなんです。」と
仰って、
「絵、出来たらぜひ見せて下さい。」と
言われて、あいさつをして、
花束となった袋を持たせて下さり、
別れました。

家に帰って、花瓶を探すと、
4つありました。
そこに適当に、頂いたお花を
活けて、夜はずっと
描いていた訳なのでした。

以下、その絵です。
すべてボールペンで線描、
色鉛筆で色塗りをしました。
4枚の絵です。

一枚目は、
バイカウツギとフジ。
漢字で描きますと、
梅花空木、と、藤です。
一つの花瓶に合わせて
活けてみました。

バイカウツギとフジの静物スケッチ

藤は有名ですが、
梅花空木は初めてみました。
梅の花のようでとてもきれいで、
梅よりも大きな花です。
空木(ウツギ)の意味は、
茎の中が空洞になっているため、
そう呼ばれるそうです。

藤は、すでに時季を終えていました。

2枚目の絵は、
シランです。
漢字で書きますと「紫蘭」。
蘭の仲間のようです。
これも見事に咲いていました。

シランの静物スケッチ

改めて、蘭って
すばらしい花だなぁと思いました。
葉も大きく立派。
見とれてしまいました。

3枚目は、デージーです。
割と家先で見かける人気の花です。

デージーの静物スケッチ

葉に特徴がありますね。
花びらが細いのも印象的な
親しみ易さを感じます。
黄色の花びら、結構いい感じでした。

最後4枚目は、ワスレナグサです。
勿忘草。

名前には聞いていましたけれども、
とても小さい花でした。
とても可憐な印象を受けました。

ワスレナグサの静物スケッチ

今晩で、4枚を一気に
描き上げてしまいました。^^;

疲労よりも嬉しさの勝る、
幸せに浸りながらのスケッチでした。

以上、
今日のお花のスケッチでした。m(_ _)m
ご覧下さります方へ、
ありがとうございます。🌷

つる かく🌼

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