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ワードプレスをやめる選択

フロー情報とストック情報の違いによって、どこで情報を発信するかが変わってくるという話です。

ウェブマガジンをどこに作るか?

昨日、フリーペーパーを発行しているNPO法人のミーティングにて、ワードプレスのアクセス状況が悪いということが議題に。

フリーペーパーという紙媒体を流通させるのはそもそも厳しい時代。それはなんとか乗り越えてもらうとして(部署が別なので、紙部門にお任せ)、ウェブマガジンの方は公開している媒体(プラットフォーム)が良くないのではないか?ということにようやく気付きました。

マガジンということは、ストック情報ではなくフロー情報。
ニュースと一緒で古くなる情報。鮮度が一番。
そういう新しい情報を皆さんはどこで取得しますか?

もちろん、ワードプレスなどブログでフロー情報を取得するケースも多々あると思いますが、それは大手メディアサイトに限ったことで、それ以外の弱小団体や個人のワードプレスやブログというのは定期購読されるよりも、検索経由でたどり着くケースの方が圧倒的に多いわけです。

でも、フロー情報は新着記事です!という第一報を届けなくてはいけない。

ワードプレスに記事を書いたところで気付いてもらうのはいつしか検索でヒットされた時のみ。もちろん、記事を書いた直後にSNSで誘導することも可能ですが、誘導する以前にそもそもそこで伝えたほうが良いだろうということに気付く。

ここPOINT!!

でも取材記事というのは140字では伝わらない。。。

となると

noteかfacebookではないか!

そもそもワードプレスで情報サイトを運営する必要性の有無までたどり着いてしまい、

じゃ、ウェブマガジンってなんだよ?

っていう。
もしかしたらタダの概念だったんじゃないだろうか?と思うようになりました。もはや存在意義自体が危ない。

逆にストック情報はハウツーに代表されるように古くなりにくい情報のことですが、SNSでは流れて行ってしまうためそれこそワードプレスやウェブサイト向きであることが分かります。
動画配信サイトでいえば、Youtubeも検索経由で観られるほうが圧倒的に多いわけだから(最大大手の検索サイト運営会社が運営してるのだもの)取材動画やニュース動画を配信するのはFresh!TV(無料チャンネルサービスは終了)か、facebookやTwitterに直接動画を貼り付けるか、音声番組にしてPodcastが有効ということになる。

自分が発信するコンテンツがストック情報なのかフロー情報なのかをまずは認識してから、どこで発信するか?というのはとても重要な選択だと思います。僕が関わるNPO法人がその段階でミスっていたように、プラットフォームの選択を誤ると大きな機会損失になりますね。

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