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#15 タケさん→つるん(2019/06/05)

敏くん、こんばんは。

僕は今、連休をいただいて自分の生まれた場所、山形県の酒田市に18年ぶりに来ています。

前回の手紙で“過去に戻れるならば〜”という話をしましたが僕自身も過去に戻ってやり直すという事にはあまり興味がありせん。(仕事のミスをやり直したいと心から思うことはありますが。。)
ですが昔の自分と擦り合わせたい気持ち、自分の過去を辿るという行為はたまにしたくなります。
それはその時の記憶を蘇らせる、言わば僕なりのタイムトリップです。
記憶が曖昧だからズレはよくある事ですが。

それはそうと敏くんが言ってくれた“STEINS;GATE”なのですがその作品自体は知りませんでしたが気になって調べてみました。
未来を変えても結果は同じようになってしまう世界線というのがとても興味深いですね。

不二子・F・不二雄先生の作品
“T.Pボン”
はご存知でしょうか?
ひょんな事から主人公がタイムパトロール(T・P)になるお話なのですが歴史を変えない程度に過去の不幸な方を救うという難解な事をする話なのですが幼いながらにとっても感慨深いなぁと思っていました。

ただ、どちらにも言えること事かもしれませんが過去を変えてパラレルワールドが出来たとしても結局は何かの運命みたいなものによって人は生かされているのかもしれないなって思うのです。
きっとそれは人生をやり直したいくらいに今の自分自身を受け入れる事が出来ないという心理に自分はなっていないからなのかもしれません。
ある意味幸せな事なのかもしれませんが人生という片道列車を乗り続けて少しでも思い描きたい場所に舵を取ろうとしているからなのかなって僕は思います。
もちろん生きていれば自分の都合のよく行く事なんてそうはありません。
けどその伏線を作っているのは紛れもなく自分自身なのかもしれないなって思う時もあるのです。

今の自分を受け入れて生きていく。

そうやって人生は進んでいくのかなと感じます。

今回の旅の途中、あまりに綺麗な夕日を見て感動をしてふとそんな事を思いました。

敏くんはここではない何処かへ思いを馳せたり、行ってみたいという場所はありますか?

僕は旅をする事が趣味というかその場の異邦人になり旅をするというのがとても好きです。
自分の事を知らない地、もしくは縁があってそこにまた行くという旅というのは日頃の日常からの解放になり、普段の自分とは違った一面が出てくる瞬間でもあるのです。

文書を書く敏くんはそういった感性みたいなものはどうやって養えたのですか?

そしてこうやって手紙のやり取りをするというのは僕には慣れているものではないので一応最終確認はしているものの、何かおかしな所がありましたらご容赦下さい。

ではまたのんびりと返事をお持ちしております。

タケより。

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#14 つるん→タケさん(2019/06/02)

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つるん(詩人)

文筆家、詩人、編集者、ネット番組専門の構成作家などをしています。物書きです。「ペーパー・プレーン・レターズ」という、向かい合って紙飛行機を投げ合うように手紙をやり取りする企画をやっています。ぜひご覧くださいませ。

ペーパー・プレーン・レターズ

「ペーパー・プレーン・レターズ」とは、文筆家のつるんが様々な人と手紙をやり取りする企画です。 ①5通ずつ手紙をやり取りする ②やりとりの仕方は自由 (手紙、メール、チャットなど) ③期間は、ひと夏 手紙は、送った順、届いた順に掲載していきます。
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