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11/11 4年ぶり!落語in風の谷 

少し前のことになりますが、11/11(土)に風の谷幼稚園という川崎市麻生区にある幼稚園で「落語in風の谷」という落語会を開催しました。この会、2001年より年1回のペースで開催しておりましたが、新型コロナウイルスの影響で2019年を最後に中断しておりました。

これまでの出演者や演目は、鶴川落語会のホームページに掲載しています。

今年は古今亭志ん五師匠と、紙切りの林家楽一さんにご出演いただきました!

入口に貼られたポスター 飾り付けまで!


過去の出演者のサイン色紙も展示してくださいました。

サイン色紙 その1
サイン色紙 その2


会場内は、幼稚園のお母さん方による飾り付けで華やかになっていました。

実は滑り台。
下駄箱の上まで飾り付けされていました

土曜なので、本来は休日です。そんな中、たくさんの園児と保護者の皆さんが来場され、会はおおいに盛り上がり、親子の笑い声に包まれたのでした。


古今亭志ん五師匠


林家楽一さん

背景の緑、最高じゃないですか?時折、鳥が鳴いたり、風が吹いたり。屋根はあるので、多少の雨はしのげます。

幼稚園なので、もちろん未就学児がメインです。それでも、ちゃーんと聞いてます。そしてちゃーんと楽しそうに笑います。そういう空気にするには、秘訣があります。

①親子を分断しない。
親(先生)と子どもたちを分けて座らせないことが大事です。大人が笑うことで、子どもは「これは楽しいものなのだ」と判断します。幼稚園児〜小学校低学年は、心と頭を解放するきっかけとして「大人の楽しむ姿」が大事です。

②子ども目線に降りすぎない。
子どももある程度の噺は理解します。完全に理解できなくてもいいんです。「知らない世界」を見せることで、集中力が高まって、好奇心をくすぐります。すでに知っているもの、すぐに理解できるものをやっても、すぐに飽きてしまいます。

③・・・とは言え、落語だけだと流石に厳しい。
集中して話を理解しようとすると、結構疲れます。なので、変化を持たせるために、色物さんにも必ず出演いただいています。ただし、手品は幼稚園児には難しいようです。

過去20年ほど、幼稚園児対象の落語会をやってきてのノウハウです。もし小さい子ども対象の会を開催される方がいらしたら、参考にされてください。

しかし、そんなノウハウより、演者さんたちの力が一番なのです。本当に楽しい会にしていただきました。志ん五師匠、楽一さん、ありがとうございました!

鶴川落語会では、幼稚園だけではなく、学校での落語会のお仕事も承ります。料金もご相談ください。近隣でなくとも出張いたしますので、お気軽にどうぞ!

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