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あの子が可愛いことはあなたには関係が無い

女の子はどうして比較論からなかなか抜け出せないのだろうか。

かく言う私も、身の回りにとびきり魅力的な女の子がたくさんいるので、「夫は私なんかよりずっと可愛くて魅力的なこの子やあの子と結婚したかったんじゃないか」みたいな妄想に取り憑かれて突然情緒不安定になりシクシク泣いたりしたことがあった。(夫からすると意味がわからなすぎるようで、とても困らせてしまっていた)

最近は何か憑き物が落ちたように、自分のことが好きになってきたので、今までいかにつまらないことに時間を割いていたかよく分かるようになった。

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そもそも。「自分以外の誰かが可愛い」ということと「私が可愛いか可愛くないか」は何の因果関係も無いのだ。

それなのになぜか、目に入る身近な「自分より優れてるように見える人」がチラチラ意識に入りこんで、嫉妬、妬み、憎しみ、卑屈さなどが生まれてしまうことがある。幼少期から何かと見た目で比較されがちな女特有のこびりついた感覚もあるだろう。

しかしそんなのは他人があなたにかけた非常に程度の低い呪いのようなもので、そのドロドロとした感情に囚われている間、私たちは何も生み出すことができない。わかっているのに、やめられない。それはもう、明らかに精神的サボりだと思う。

もしこれを読んでいるあなたが、自分以外の誰かが魅力的なことで、自分が苦しいと感じたときは、よかったら思い出して欲しい。「あの子が可愛いことは、私には関係がない」そして「あの子を羨んでも自分が可愛くなるわけではない」ということを。

そして、自分が自分を愛せる努力のために、その時間を使ってほしい。それだけで、あのドロドロとして先の見えない牢獄みたいな時間は、キラキラとした生きるエネルギーに変わり、それは今その瞬間のあなたの顔つきすら変えてしまうのだから。

典型的な美人じゃなくても、太っていても、胸が小さくても、鼻が低くても、ぱっちり二重じゃなくても、「私はこの私を愛してる」という自信のある人は、美しい。努力次第で、女の子はみんな美しくなれるのだから、誰かを羨んでる時間に自分をたくさん褒めてあげたらいい。

しのごの言い訳しないで、やる。それができたら、人は今この瞬間から変われるんだ。

私は今の私が好き。そう思えるようになってから、世界の見え方がまるで変わったんだよ。

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