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白銀ハウスと青森ねぶた

実家の再生、
白銀ハウスがとうとう稼働を始めています。

私の今回の青森行きは、

友人を8人連れて白銀ハウスに泊まり、
翌日は青森ねぶたに繰り出すことにしました。


青森ねぶたに大勢で、
それも跳人(はねと)の装束でねぶた行列の中に
参加するのは久しぶりです。

それも、今年は唯一の女性ねぶた師、北村麻子さんの
ねぶたに入れてもらうことになって
すごい!ことになりました。

背中に大きく北村と染めぬいた北村麻子さん、
美人でいなせでかっこよかったです!!


ねぶたの準備(手配)は春から始まりましたが、
コロナ感染予防が緩和されてすぐに動いたのに、

まずまったく宿がとれない!!事態に大あわて。

青森県庁前のねぶた特別観覧席と、
ねぶた終了後の宴席はとれたのに、

宿がとれない!

それぞれ個人でとってもらおうとしても、

皆必死に探してもまったくないということで
ギブアップでした。


仕方がない、
白銀ハウスには10人ぐらいは泊まれる!と踏んで、

あとは県庁の知り合いに頼みました。

県庁のミスターねぶたとも言われる彼は、
あれこれのルートに声かけして、

一室ずつ押さえてくれ、
とれたのは全部で6室11人分。

そこで、早くから手あげしてくれた人たちに
1ヶ月前にまず新幹線チケットを押さえてもらい、

順次ホテルの部屋を
割り振りふりしていきました。


そしていよいよ東北のお祭りが始まる
8月上旬になりました。

大雨や、酷暑や、
信じられないぐらいの大混雑を乗り越えて、

私たちのほとんどは4日の夕方に八戸入りし、
白銀ハウスに集合しました。

2週間前にはなかったお庭のガーデンチェア、
オレンジに咲き誇るノウゼンカズラ、

まるで外国の別荘のように
雰囲気の良くなった白銀ハウスには、
すでに4人の住人がいて、

朝ごはんは素敵なガーデンブレックファストです。


泊まった友人も、宿泊費と朝食代を喜んで払ってくれ、
住んでる女性たちの生活費に貢献してくれました。

といっても、この時期のホテル代の何分の一かです。


女性たちは、家を出てきた人、家にいられない人、
家を失った人など。

市役所や知り合いのつてで白銀ハウスに来て、
ここに住みたい、と希望されて落ち着きました。


今回始まった民泊の手伝いなど、
できることをして行こうと頑張っています。

民泊には、さっそく
海外からのお客様たちも入り始めています。


北村麻子さんのねぶたも、市民連合のねぶたであり、
さまざまな人たちの力の融合です。

私たちのような外来者も受け入れてくれているわけです。


ほかにも、大企業の整然とした
ねぶた行列とはかなり雰囲気が違う、

LGBT的なねぶた行列もあり、
時代を反映しているようでした。

跳人も、夏の夜の、キラキラした花笠で
顔をかくし腰をくねらせて跳ねる姿は、

男女を超えた怪しさ、艶めかしさがあります。


質実剛健とは真逆の、
祭りの軽みや遊びはイキでステキです。


私のツアーやイベントも、
女性たちが集まって賑やかにやっているところに、

男性たちがついて来るようになりました。


日本女性財団も、
多様な人たちのワクワクする未来像に、

皆が惹かれて集まってくるような
魅力的な活動にしたいものです。


8月20日は、年に一度の活動報告会をしますが、

年末あたりには
一大パーティでも仕掛けたいと思います。

どうぞお楽しみに!!


* * * * *

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