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羽越しな布❊地域おこし協力隊募集中!

新潟県村上市の伝統的工芸品、羽越しな布。シナノキの樹皮から糸を作り、布を織ります。

素朴で強く繊細な「羽越しな布」は日本三大古代布のひとつ。※三大古代布…山形県鶴岡市と新潟県村上市のしな布、沖縄県の芭蕉布、静岡県の葛布。

しな布作家の大滝ジュンコ様のインスタグラムを拝見し、羽越しな布を継承するための地域おこし隊募集を知りました💡

協力隊のミッションとは?

山北地域「山熊田集落」には昔ながらの文化が多く残っており、地方の山間部の中でも特殊な地域です。自然の恵みをいただくだけではなく、手入れして育て、マタギや山焼き(焼畑農法)など年間を通して山と共存する、日本の原風景のような暮らしを続けています。

特に貴重なのが、シナノキの樹皮から糸を作り、布を織る、「羽越しな布」です。山が布になったような素朴で強く繊細な「羽越しな布」は、地域住民の手により現代に受け継がれ、日本三大古代布に数えられており、伝統的工芸品として国の指定を受けました。

しかし、社会情勢の変化により、担い手の高齢化、後継者不足などの問題を抱え、しな布づくりの継続は危機的状況になっています。

そこで、「羽越しな布」の継承者として、地域おこし協力隊を募集します。その生産技術の習得はもちろんのこと、現在も開催している糸づくり教室など担い手の育成事業、しな布の新たな価値を生み出す挑戦などを通し、山に生きる人々から知恵や生きる術を直接学ぶことができるチャンスです。

私たちの仲間になってくれる人を募集します。​
村上市市民課 市民協働のまちづくりより

私が羽越しな布を知ったきっかけは、伝え手の仲間からの「見せたいモノがある」

羽越しな布の名刺入れを見せて下さったのは、伝え手講座でご一緒させて頂いた企業の顧問を務めるOさん

「このしな布の良さの一つは、一本一本の糸が太いため、それがそのまま木の肌を出し、何とも言えないエコで、癒される肌触りを出している点だと思います。」

「これを90歳を越える機織さんが、朝から夕方まで黙々と織って作っているかと思うと、とてもいとおしく、大事に使いたい気持ちになりますね!」

Oさんは、私にも是非この体験を自分で感じて欲しいからと羽越しな布のブックカバーをプレゼントして下さいました📙

そして私はそのバトンを旧知の友人と別の伝え手仲間へ繋いだ。

Oさんご愛用の羽越(うえつ)しなふ
ブックカバーとお猪口入れ

「どんなに疲れていても、このブックカバーがあると本が読みたくなるんだよ。」

Oさん1番のおすすめは、羽越しな布の産地、山北地域を訪れること!!

◎今回地域おこし協力隊を募集してます山北地域は、村上市の中心部から北へ40km。新潟県の最北端。

ちょっとでもご興味ありましたら、是非お気軽にお問合せされてみて下さい☺︎☺︎

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