【恋愛】彼を沼らせる方法を読んだら自分が沼るだけだよ
【478号】
最初はスキだよといってくれた彼が、既読スルー音信不通状態になってから、さらに沼道へ進むことになったちょうぢょが何をしていたか?
このときすぐに手放せばよかったんだけど、手放すためのマインドなんてなかったし、その恋愛にすがっていたから
「彼に追わせる方法」とか
「男を沼らせる女の特徴」とか
「彼から返信をもらう方法」とか
「音信不通の彼の心理」とか
恋愛の勉強?に走っていったよ(うまくいかなかったけどね笑)
どうしてうまくいかなかったのか?
そのために必要なことが、自分のことをメタ認知=客観視するための言葉をもつということで。
言葉になってないから「どうしていいかわからない(認知できない)」。手放せないのは認知の問題だったりする。
なので、あらためて当時の自分を客観視するとどういう状態だったか?と、彼からみた自分自身はどういう人だったのか?を言語化しておくね。(それで今のあなたを客観的にみてみる参考になれば幸いだよ)
返信がない。パニックだよね。
え、嫌われた?どの行動?言葉?わからない。どうしよう。
追いLINEするも返ってこない・・・。
この不安をかきけすため「返信もらわなきゃ安心できない!」と思い、返信を引き出す方法を検索しまくる(笑)
それでたまたまうまくいって返信をもらったとて、結局元の状態にもどるから「彼からもっと追ってもらわなきゃ」なんて考えてしまう。
そして「彼に追わせる方法」や「沼らせる女の特徴」なんてものを学びはじめてしまう。なんなら本とか買う。
このとき、あなたは彼を沼らそうと思っているのだけど、実際には真逆のことが起こってる。
一つ自問自答してみてほしい。
「沼らせることを考えてる間、あなたは何を考えてるだろう?」
そう、おそらく「彼」のことだ。
あなたはずーーーーーーーーっと彼のことを考えている。そしてアタマが彼でいっぱいになっている。彼に沼ってほしいのに、自分が彼であたまいっぱい沼になる。
あなたが彼のことを考えてる一方で、その時間、彼はあなたのこと考えてるだろうか?
残念ながら、何も考えていないから、返信がない。
要は、”相手のことを考えれば考えている方ほど、考えている方が相手に沼る”。
彼のことを考えてる時間=あなたがかけた時間=かけた命、みたいなもんだから、どんどん大事なものを投資してる状態だよね。
そしてその投資を回収しないと、損ばかりがつのってる気がして損切りもできない。
結果、いろんな方法論をためす。しかしその後、沼った感があったのは、あなたと彼、どっちだっただろうか?
それが「彼に追われる方法を勉強した結果」だ。
一方で、彼からあなたのそんな状態をみたときにどう映るか?それを考えてみたことはあるだろうか。
日夜、自分自身のことを沼らせるとか、追わせる方法を研究していて、その実験台にされつつ、自分の気持ちをコントロールしようとしている人がいる。
返信せずに距離とってるのに、その距離をいかにして縮めるかに心血を注いている。返信したくないという俺の気持ちを無視して、返信させようとしてくる(気配を感じる)。
どうだろう。ちょっとだけ想像してみただけだけど、彼目線で見るとまた違った視点に気づく。
さらに別の立場にしてみるとよりわかりやすい。
あなたがまったく好きでない男の人がいたとして、その人が、恋愛テクニックをつかって、あなたのことを口説こうとしたり、返信をもらうための画策してることに気づいたら、どんな気持ちになるだろうか。
「ほっといてほしい」ってならないかな?
彼との関係以外で構造が同じことを想像してみると、メタ認知できて冷静になれる。しかし自分のことになるとこういうことって客観視できなくなるんだよね。
これが、本日のタイトル「彼を沼らせる方法を読んだら自分が沼るだけだよ」の構造だ。
だから沼らせる方法とか、追わせる方法なんて勉強してる場合じゃない。
(ちなみに沼らせることを発信したり教えたりする人が悪いとかそういうことを言いたいのではまったくなくて。沼らせることを発信している人も、それを切り口にしてるだけで、ほんとに伝えたいことって「あなたに自信をもってほしい」ってことだったりする。そこと読み取って受け取ろうね)
どうだろう。
この構造を知ってしまったあなたはまだ彼を追わせる方法に手を出したいだろうか?
追わせることを考えてる時間ずっと彼のことを考えてしまうシステムに自ら身をささげてよいだろうか?
彼のことを手放したいなら、恋愛テクニックを手放そう。
今日もあなたを幸せにする選択を。
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