「Jeegareto bokhhoran:あなたの肝臓を食べたい」
どこかで聞いたことがある。韓国映画?違った、日本映画だった。それに、「肝臓」ではなく、「膵臓」だった。
ペルシャ語のことわざに「Jeegareto bokhhoran」(ジェガレト・ボホラン※必ずしもその通りであるかどうかは分からない)がある。
ペルシャ語を話す人にとっては、「愛情の表現」とある。家族や親しい友人など、愛し合っている人同士で使われるという。「食べたいくらい愛している」くらいの意か。
*アラビア語表現では、「جيغاريتو بوخوران」(右から左へ)。
このことわざは『誰も知らない世界のことわざ』(下記)の中にある。
「肝」に通ずるのだろうか。好きな人がいて、下手に「君の肝臓を食べたい」なんていうと、「キモっ」って返されないように!
本
・エラ・フランシス・サンダース/前田まゆみ訳(2016年)『誰も知らない世界のことわざ』創元社、96-97頁。
*参考