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ごくうが行く:柴犬が抱っこされて横断歩道を キャタピラーの平置きは

今日は各地で大雪。ごくうが歩く道にも雪が降る。まだ凍っていなかった。ごくうも心なしか足早だ。

ごくうがいつものコースで折り返す。自動車も擦れ違うとき、道幅が狭いのもあり、気遣ってくれる。窓からごくうの位置を確認しながら覗き込んでくれる。

交差点に出たとき、前で信号の切り替わりを待つ柴犬。若そうで、ごくうにも関心があるのか、ウロウロ。一緒に待っていた男性も気にしだした。はしゃぐ犬は基本的に争わない。しかし、男性は柴犬を引き揚げ、身体をひっくり返して抱っこ。スッポリ収まれば、犬は抗わない。

ごくうは横断歩道を渡らず、そのまま反対側の歩道を歩く。降ろされた柴犬は横目に同じ方向に歩く。かなり気にしている。ごくうは黙々と歩いて行く。次の信号で、ごくうは信号待ち。柴犬はコーナーを曲がり、とっととっとと歩き去る。

新潟県柏崎市を走る国道8号線で降雪による渋滞が発生したとニュースが思い起こされた。「スタック」という言葉も覚えた。
*スタック:「雪やぬかるみにタイヤがはまり、前にも後ろにも進まなくなる現象のこと」とある。

300台で、どのくらいの距離だろうか。車列の前後にアクセス可能だろうか。近くの住民が駆けつけるケースも見られる。

泥濘んではなかなか抜けるのは難しい。以前、車で連れて行ったキング(犬)の散歩でスタックして仕舞った。観光地だったので、散歩の男性が助けてくれた。

人的で、力仕事の助け方もあるが、何かいい方法はないだろうかと考え込みながら散歩する。「クローラ」や「キャタピラー」と呼ばれるベルト状の装置を備えた特殊車両もあるようだが。このような非常時に利用できるようなものではない。

持ち運び可能で、除雪車に準じて、脱出用の持ち運び可能な「キャタピラー道路帯」(仕様は考える必要がある;キャタピラーの平置き・長さは車両分の半分くらいだろうか)はないものだろうか。降雪による渋滞は場所が限られていると思われるが。

車両の大きさに合わせて、分割製造しておき、災害が起きたら、前の車から漸次設置していく。車間にも設置し、次の車両も移動させる。順次、設置していく。道路の下が舗装されている場合を想定している。

あれこれと考えながら、帰りの交差点に来た。ごくうは散歩の延長がチラリと過ったのか、行く先を見ていたが、踵を返して帰りの道を歩き始めた。