タンポポを後ろから見ると
タンポポの花が終わると、しばらくして実ができ、実の先端から、花柱を伴って、綿毛が伸びる。
タンポポの花は小さな花がたくさん集まっているので、実(み)は小さな花の数だけできることになる。当然、小さな花の数だけ、白い綿毛が広がる。これが風に乗って散っていく。翌年に花を咲かせる元となる可能性がある。
綿毛を集めるのは困難だが、家で箱に囲っておけば、綿毛が丸く広がる。綿毛は200個近くあるといわれているが、そこまで広げるのは面倒なので、6個だけ並べてみた。綿毛の先を数える勇気はないが、多い。