年賀状を貰うっていつになっても嬉しい

元日の朝、わくわくしながらサンダルをつっかけて家を出てポストの中の郵便物を見に行った。

あったあった、束になった年賀状。

両親宛と自分宛を分別して枚数を数えて誰から来たかチェックして……


印刷された「あけましておめでとうございます」と干支の横に書いてくれたコメントを見るのが好きだ。

今年は、体調のことや次の目標を応援してくれるメッセージが結構多かったように思う。
本当にいい友人に恵まれたものだ。
こんなに素直に喜べた年賀状は初めてだ。
他人と比較するのをやめるだけでこんなに喜べるとはなんて!


今までは中身よりも枚数を数えていた。
双子の姉は〇枚もらってるのに、私は△枚しかない、と周りと枚数を勝手に張り合っていた。
枚数が少ないのは当たり前だ。
私の方が交友関係が狭いから。
人数が多くてもペラペラな人間関係では意味が無いけれども、たくさんの年賀状をもらってる人がうらやましかった。

「数」のこだわりをなくせたのは昨年だ。
うつ状態をあえてカミングアウトした。
やはり精神疾患の偏見から私との関わりを避ける人がいた。
私という人間の根本は何も変わってないのに。
友達と言ってても表面だけを見るような人と人間関係は築けないと体感した。

悲しいことに、結婚を考えるほど好きだった彼氏には振られたし、友達といいながらなぜか私のことを下に見てくる輩もいる。
でも長年付き合ってきた学生時代の友人のほとんどは今までと変わらず接してくれている。
もうそれだけで十分だ。

2020年は明るい年にしたい。
昨年大切にされた分、私もお返しをしたい。
自分の未来は楽観視出来ないけれど、悲観的ではありたくない。
たくさん楽しいことをしたい。