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弱冠20歳で1000万超えの借金、鬱、自殺未遂、親との確執。からの逆転人生を実現させたリアル話。

闇の金融世界をリアルに描いた漫画『闇金ウシジマくん』。

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「あんな世界あんのかよ??」って思いながら読んでる人もいるかと思いますが、似たような世界の中にいた僕にとってあれはリアル。そして、リアルな人間模様です。抜け出せない負のスパイラル。そしてキシキシと堕ちていく音がする日々。あの世界は体験した人にしかわからない感覚なのかも。

もちろん僕よりももっともっと深い闇に堕ちた人(堕ちている人)はいるかもしれませんが、僕はなんとか形成を逆転しました。その逆転にはとにかくさまざまなストーリーがあり、現実があり、「ファンタジーであってほしい」ようなこともありだったんです。資産ウン億円!会社が上場で莫大な資金!!的なものをこの資本主義では”成功”と呼ぶのかもしれないけれど、あの時の僕からしたら今の僕は”大成功”を遂げている。だってマイナスの人生だったんだから。

その過程で体験してきたことは、今は知恵となり経験値になり武器になっているのは間違いありません。そしてこの過程で出会ってきた数々の人たちも今を生きる礎になっているのは間違いない。

その体験をリアルに、そしてそこから何を学び今に至るのか?を書いていけたらと思います。もしかしたらこれを読んで実践できれば、あなたも長い長いトンネルから抜け出せるかもしれません。お金、性、人間模様。そのリアルをお届けします。

借金はこうして出来上がる!知らないと怖い借金の中身。

借金してますか?消費者金融、銀行系カードローン、奨学金も借金、車や家のローンだって借金です。僕が最初に手を出したのは”学生ローン”という学生向けの消費者金融。アルバイトしていなくても当時は借りることが出来て、学生証をもっていけばサクッと借りられるやつ。

この”サクッと借りられる”ってのが一番危険

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必要なものは身分証のみ。印鑑も必要ありませんでした。所得証明なんかも必要なし。申込書に記入して身分証のコピーを取られておしまい。問題なければその場で10万。次回からはカードでキャッシュディスペンサーでのやりとりになる。

サクッと借りられるとどうなるか?

サクッと借りられるからサクッと使う

10万円の融資を受けると、1ヶ月必死に働いて稼いだそれとは価値も存在もまるっきり違う。もらえた感覚に近いのかな。「こんな簡単に借りることができるんだ。。」そう思ったのが最初の印象。のちにも話しますけど僕は必死に1ヶ月働いたお金もサクッとギャンブルに1日で使ったクソヤローなんですけど、それ以上に借りたお金はすぐになくなります。特に使うことが

自分自身に使う私利私欲のための『消費』『浪費』であればあるほど。

なんで消費や浪費をするかっていうと「欲求が満たされるから」で、なんで欲求が生まれるかっていうと「比較や競争、そこから生まれるストレスや不満足感、愛情不足により不充足感など」。ほら、そうやって細かく解析していくと人間臭さの中に落とし穴が潜みまくっているんです。人間の欲求をみたすためのコンテンツが街中に転がっていて、ふんだんに熟慮された心理テクニックを使って僕たちの欲求を駆り立てていくのです。

学生生活応援してます!来店不要!最短10分でお振込!

そんな言葉を操る学生ローンは金利も年利14%超え。といっても借りる本人は利息の計算方法なんかわからず借りるわけです。みなさんは利息って気にしたことありますか?これを知っている人って圧倒的に少ないです。平気でリボ払いにしたり、分割を細かくしまくったりしちゃいますが理想はそのばで一括払いがよいわけで(しかも値切れたら最高だね)でも、支払いを後回しに後回しにすればするほど利息が乗っかって返すお金が膨れ上がっていく。利息の計算式は

借り入れ金額×実質年率÷365×借り入れ日数=利息額

です。仮に金利14%で100万円を借りた場合、30日で返済した場合

100万×14%÷365×30=11506円

180日で返した場合

100万×14%÷365×180=69041円

これだけの差が生まれてくるわけです。といってもこんな計算式当時は知らなかったし知ろうともしなかったし、なぜか人間って自分に都合よく考える人間で「すぐ返せるものだ」って解釈するんです。お金を作ることができないからお金を借りるわけで、そんなヤツがなにを根拠に「早く返せる」って思うのかが不思議で仕方ないですけど...。

そんなこんなで10万円からの借金スタート。僕はここから地獄の階段を急降下していくことになるのです。そして借金の罠、心理的要素、いろんなものにハマり目にし、体験することになります。

続きは次回のブログで


いつも読んでくださりありがとうございます。いろんなフィードバックがあって初めて自分と向き合える。自分を確認できる。 サポートしていただくことでさらに向き合えることができることに感謝です。