梅雨支度

みなさま、こんばんは。

金曜日の21時といえば金曜ロードショー、6/28金曜20時といえば?!

そうZIBATSUチャンネル!!!

先ほど公開された動画に津和野ヤモリーズ卒業生の石田さん、田口さんが出演されています。

7/5には橋本さんの動画も公開されるようです。要チェック!!!

どうも、4期生のハラです。

先日僕が投稿した記事について、つわの林業係のfacebook上にコメントをして下さった方がいらっしゃいます。岩割りについてのアドバイスありがとうございます。大変勉強になりました。

この記事の翌日ブレーカーを取り付け使おうとしたところ、、、まさかの故障!!!
このポイントは外に張り出し2.5mの幅員を確保します。(岩をかわす)

といいつも、実際にこのポイントに手を付けるのは梅雨明けになりそうです。
今年の梅雨はいつくるかなぁ~、また空梅雨かなぁ~とぼんやり毎日を過ごしていたら、ガッツリ梅雨入り!(笑)
急いで梅雨支度をしました。具体的に言うと、排水処理です。
作業道開設をはじめたばかりの現場なので、止水エースを入れ路面処理をするといったものではなく、路面の傾きを利用した仮排水処理です。

これは既存道で、僕が開設しているエントリー10m手前。谷に下りで侵入し下りで出ていく(既存道スタート地点は画像上側)という我々の道づくりとは異なる手段で道が作られています。青い矢印の方向に水が流れるのをイメージして路面の高さを調整しました。

そして排水し切れなかった水を作業道エントリー部分に流れるようにしました。上手くいくかはわかりません。「我々の道づくりとは異なる手段」と書きましたが、どう違うのか。こちらをご覧ください。

谷の入り口①・出口②は谷の中央?真ん中?より高くなるように道を作ります。谷へは下りで侵入し、上りで出ていく。壊れない作業道づくりのセオリーです。なぜこうするのか。お次はこちらをご覧ください。

バックホウが止まっているすぐ先の谷にヘアピンカーブがあり、雨天時にはヘアピンカーブより先から流れてくる水と谷から湧き出る水が、谷手前の直線部分にすべて流れてしまっています。その結果、道の片側がかなり掘れているわけです。以前は4tトラックが走ったそうですが、軽トラックで走るのが精一杯です。画像ではわかりにくいですが、すさまじい凹凸でした。インディージョーンズの世界かよ!と思うほどの揺れです(笑)こうならないようにするために、セオリー通り道をつくります。水は低いところから高いところへ流れませんので。過去の現場では予想を上回る大雨によって谷部の道が大きく浸食されたケースはあります。但し!!!そこだけ。修復ポイントは一箇所のみ。修復が楽ちん!

他にもいろいろとセオリーはあります。(長くなるので割愛させていただきます。)他人が作った道の修正ばかりしていて気付いたのです。セオリー無視の道をセオリー通りに修正・修繕するのには凄まじいコストがかかる。作業道づくりにおいて一番コストのかかる作業はおそらく土の運搬。(個人的見解)この作業が頻発する。その時限りの修正・修復なら簡単ですが、、、

結局何が言いたいかと言うと、次にその山へ入る人のことも考えて施業しようってことです。僕自身もこれを意識して今年1年作業を進めていきたいと思います。

それでは~。

ご支援いただいたお金は、重機の修繕や消耗品の購入等、ヤモリーズの活動のために使わせていただきます!