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SOL’S COFFEE ROASTERY 【東京・蔵前のスペシャルティコーヒー専門焙煎所】

雑誌Casa “BRUTUS” 掲載シリーズ。
蔵前に3店舗ある中の、ロースタリー(焙煎所)となっているお店に突撃することにしました。

こんにちは!多拠点コ・シェアリングサービスADDressを利用して旅をしているつよぽんです。
コーヒー沼にハマり、旅先にハンドドリップコーヒー器具とコーヒー豆を持参して毎日ハンドドリップに励んでいます。
ADDress珈琲部の部活動として、スペシャルティコーヒー専門店の紹介をしています。

友人と2人でやってきた

実は、このカフェに来る前に、別のカフェに行こうとしていました。
ところが席がいっぱいで入れなかったので、とりあえず席の予約を入れつつ、その待ち時間の間に立ち寄ったのでした。

結果的には、この店に立ち寄って凄く良かったので、急遽予約したお店の方はキャンセルしてお開きとなりました。

ADDress珈琲部の市原佑樹さん。

市原佑樹さんのnoteはこちら。

店内の様子

入り口ではパンが売られていました。
珈琲豆や珈琲器具達。

焙煎機

お店の奥の方に焙煎機がデン!と設置されていました。
ここで3店舗分プラスαを焙煎されているんでしょうね!

焙煎機見ると萌えます
フジローヤルの焙煎機ですね!何キロ釜が尋ねるのを失念しました💦

本日のコーヒー

今日のスペシャルティ・コーヒーは、バリスタの方のおススメされるままに、ちょっと珍しい珈琲製造プロセスの豆にしてみました!

ニカラグア サンタマリア デ ローデス
「冷水低温長時間発酵」と教えてもらいました(間違ってたらすみません💦)
山の湧水を使って、長時間発酵させるのだとか。アナエロビコ製法の一つ、だそうです。
(Anaerobicとは、嫌気性発酵のこと。一般にアナエロビコ製法のお豆は華やかなフルーティさを持った豆になりますが、原価が高いですね)

ネルドリップのように、低温で点滴ドリップで抽出

バリスタの方とお話しつつ手元を見てみると、とても面白い動きをしています。
ケトルの先からお湯がちょっとずつ、まるで打ち出の小槌のようにケトルを動かして点滴ドリップをされていました。
初めて見る光景で、話もそこそこに動画撮影にスイッチ。

点滴ドリップって、言葉だけ知ってたけど実際に見たのはこれが初めてでした。

・ネルドリップのように点滴ドリップをしていく。
・珈琲豆は一杯あたり20gも使用
・水温は83度
※90度前後で抽出するのが一般的。
この抽出方法は独特です。
既に50件以上珈琲やさんを巡ってきていますが、他では見たことありません。

これが、冷水低温長時間発酵の豆で、かつ、点滴ドリップ抽出のコーヒーかああああ。
どこまでこだわれば気が済むんだという感じ。。

これはヤバい。
香りがブワー!!っと感じられ、飲むと華やかすぎる味です。
ブドウのような、でもとてもスッキリした味。
ヤバいなこれは・・・。
さらに温度が下がってくると、酸味の出方が顕著になりますね!
いやー凄い珈琲に出会ったもんだ。。

待って待って。
もう一度抽出方法をおさらいしますよ。

・ネルドリップのように点滴ドリップをしていく。
・珈琲豆は一杯あたり20g使用
・水温は83度

点滴ドリップ抽出法の部分は、ひとまず置いておきます。

低温で淹れるということは、抽出効率は格段に下がります。
しかし抽出効率が下がった分を、豆の分量を増やすことでカバーしています。
通常の淹れ方より5gから7gは多いですね。

これはアロマや酸味を抑え、甘みを沢山抽出するための抽出方法と言えます。
しかし、実際には他の珈琲ではなかなか味わえないくらいに、香りはガッツリ感じられ、ブドウを飲んでいるかのようなテイストなんですよね、これ。
じゃぁ90度前後で抽出したら、香りはどんだけキョーレツになるんでしょうか?フルーティ感は??

しまった。豆持ち帰れば良かった。
しかし、豆持ち帰っても、この味にする自信が皆無です(汗)
そもそも、なんで点滴ドリップじゃないとこの味が出せないのか、全く理解できていません。
次回東京に来る時に、リベンジしてみたいと思います!

豆をピッキングしている様子。カウンター席ってこういうのを逐一見ながらコーヒーを楽しめるのでいいですよね(笑)

SOL’S COFFEE ROASTERY


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