松本 侃士
音楽ライター/映画ライター/1991・10・1 生/慶應義塾大学卒/2014年、音楽メ…
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【月刊ポップ・カルチャーの未来から/24年2月号】 改めて、僕がポップ・カルチャーについて言葉を綴り続ける理由について。
昨年4月に、「自分のこと」について綴る月次連載「月刊ポップ・カルチャーの未来から」を始めて、もうすぐ1年が経ちます。連載を始めた当初は、その月の活動について振り返る月報、雑誌でいうところの編集後記のようなものを想定していましたが、実際のところ、その月ごとに書く内容がコロコロと変わっていて、いまだに連載のスタイルを確立できずにいます。ただ、僕の中で一貫しているのは、これからライターを目指す(もしくは、ライターという仕事に興味を持っている)次の世代の方たちにとって、何かしらの思考
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「窓」を開き、世界と繋がれ。決して独りだと思う勿れ。RHYMESTER、渾身のメッセージを響かせた日本武道館公演を振り返る。
【2/16(金) RHYMESTER @ 日本武道館】 まず前提として、昨年6月にリリースされたRHYMESTERの約6年ぶりの最新アルバム『Open The Window』は、彼らにとっての新たな、そして決定的な代表作となった、ということを押さえ直しておきたい。ジャンルや世代を軽やかに越境しながら、日本の音楽シーンに新しい価値観を提示する作品を作り続ける3人のアグレッシブなスタンスは今作においても不変、むしろ、近年さらに前面に押し出されていて、その結果として、同作において
【月刊ポップ・カルチャーの未来から/23年12月号】 今年、Xに投稿した計133本のライブ評や映画評を一つにまとめました。
2023年の最後の1日に、この1年間の振り返りをしたいと思います。 今年も、たくさんのライブや映画、また、舞台などを観ました。特にライブについては、例年以上に多くの現場に足を運ぶことができました。本当にライター冥利に尽きます。今年も一年間がむしゃらに走り切ることができたのは、日頃からお世話になっている皆さん、また、僕が書いた記事を読んでくださっている皆さんのおかげです。いつも本当にありがとうございます。 全てではないのですが、観たライブや映画については、僕のX(Twitt