渋谷すばるの「第2章」の幕開けを、全力で祝福しよう。
2018年4月、渋谷すばるが関ジャニ∞からの脱退を発表。
その翌月、関ジャニ∞がベストアルバム『GR8EST』をリリースしたタイミングで、僕は、次の記事を投稿した。
渋谷の「自分の音楽の道を追求していきたい」という選択を、6人のメンバーは尊重して、受け入れることを決めた。だからこそ、その揺るぎない絆に敬意を込めて、僕は【「7人」の物語は続く】というタイトルをつけた。
2018年9月、6人体制となった関ジャニ∞が、再び走り出した。
7人の物語はこれからも続いていく。だからこそ、関ジャニ∞の「第2章」の幕開けを宣言する楽曲として、ポジティビティに満ち溢れたこのメロコアナンバーが選ばれたのは必然だったのだろう。
そして、いよいよ、渋谷すばるの「第2章」がスタートする。
2019年4月、渋谷は、自身のレーベル「World art」設立、ワーナーミュージック・ジャパンからのデビューが決まったことをアナウンスした。
本日発表されたのは、2019年10月に、ついに1stアルバム『二歳』をリリースするという吉報だ。
特設サイトのムービーを観て、圧倒された。
けたたましく響き渡るドラムサウンド。重厚にした乾いたビート。ダーティーなエレキギターのロングトーンと、憂いを秘めたハープの音色。豪快に躍動するバンドアンサンブル。そして、渋谷の魂の「うた」。
その全てが、既存の「アイドル」の規格を大きく逸脱するものだ。
それも当然かもしれない。全曲の作詞・作曲・編曲を自身で手がけた今作には、渋谷が追求したくてたまらなかった音が、言葉が、リズムが、声が、100パーセント、妥協も忖度も迎合もしない形で凝縮されているのだ。
たとえ、サウンドプロダクションとして、荒削りで、剥き出しで、不恰好なものであったとしても、それこそが、今まさに、ロック・アーティスト・渋谷が全身全霊で表現したい「本当の自分」なのだ。
渋谷すばるの「第2章」の幕開けに、期待が高まって仕方がない。
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