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嵐の5人に、20年分の「ありがとう」を伝えたい

【嵐/『5×20 All the BEST!! 1999-2019』】

ついに届けられた、嵐の20年間のオールタイムベストアルバム。

たった4枚のディスクに、数え切れないほどの「愛」と「希望」の唄が詰まっている。

J-POPの歴史を美しく彩りながら、昨日よりも今日を、今日よりも明日を、もっと輝かしい1日にするために、僕たちを力強く導き続けてきた「光」のポップ・ソングたち。

歌詞カードをめくるたびに、その意義の重みが指先から伝わってきて、僕は、思わず涙ぐんでしまった。


《今日もテレビで言っちゃってる/悲惨な時代だって言っちゃってる/ボクらはいつも探してる/でっかい愛とか希望探してる》(”A・RA・SHI”)
《Smile Again ありがとう/Smile Again 泣きながら/生まれてきた僕たちは/たぶんピンチに強い》(”感謝カンゲキ雨嵐”)
《思い出ずっと ずっと忘れない空 ふたりが離れていっても/こんな好きな人に 出逢う季節二度とない/光ってもっと最高のLady きっとそっと想い届く/信じることがすべて Love so sweet》(”Love so sweet”)
《一度きりの人生 転がるように/笑って泣いて生きてゆこうぜ Baby/誰かの決めた 自由はいらない/そして ここではないどこかへ Someday》(”ワイルド アット ハート”)
《素晴らしい未来へ 愛を叫べ》(”愛を叫べ”)


こんなにもでっかい「愛」と「希望」の唄を、嵐の5人は20年間にわたって届け続けてくれた。

そんなアーティストが、過去にいただろうか。広い世界を見渡しても、他にいるだろうか。

道なき道を歩み続けた5人の決意、覚悟、努力は、もはや想像を絶する。

そして、彼らがたくさんの唄を届け続けてくれたからこそ、僕たちは、この混迷の時代を、懸命に生きることができているのだと思う。



今作に収録されている20周年アニバーサリーソング"5×20"で、嵐の5人はこう歌う。

《本気で泣いて 本気で笑って/本気で悩んで 本気で生きたから/ぼくらはここに立つ。》
《情けない事 悔しい事 あったけど でも/僕らは ずっと 5人で  一緒に/あしたを見続けてきた。》
《次は何しようか 気にしないでいいか/嘘じゃない今までが 教えてくれるから/だから今は もう一度 僕らから皆に/ありがとう。》

歌詞カードを見て、この曲の作詞のクレジットが「嵐」となっていることに気づいた時、胸の高まりを抑えきれなくなった。

活動休止の発表以降、とてつもない悲しみや不安に苛まれた人は、きっと少なくないと思う。それでも、この言葉たちが、他でもない嵐の5人によって編まれたのだから、これから先、何があっても、きっと大丈夫だ。僕は、輝かしい確信を持ってそう言える。

2020年末まで、あと1年半。

僕は、こうして少しずつ、嵐の5人に20年分の「ありがとう」を伝え続けていきたい。


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